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マネージメントの基礎の基礎

Photo by Jonny Gios on Unsplash

 マネージメントを担当するようになったみなさん、部下にタメ口を使っていませんか?これはあくまでも個人的な志向ですが、どんな相手にも敬語で話す意識をすると人望が得られ易いと思います。もちろん人望を得るにはこれだけではありませんが、これは基礎中の基礎だと思っています。

そもそも論

 なぜ部下にタメ口を使うのでしょうか?上長が年下だったら?CEOや執行役員に対しては?中途採用で新人の方が職務経験が長かったら?「タメ口を使う基準」って何なのでしょうか?けっきょく、部下を下に見ていませんか?これは一度、深く考えてみるとよいかと思います。

上下関係を抱くべからず

 人はそれぞれ個性があり、強み、弱みがあるはずです。マネージメントに携わる人はメンバーを尊重し、支援すべき存在です。フラットな目線で上下の関係を構築すべきではありません。

 日本古来のマネージメントでは、上からの業務命令によって指揮系統を構築してきました。近年これが時代に合わない、上手く回っていない事例を多々見てきました。具体的に言うと、多様化する人材、仕事、変化に従来のマネージメントがついて行けず破綻し、組織が回らなくなるという事象です。

 あなたはそんな状況に陥ってはいないでしょうか?

サーバント型リーダーシップ

 もしかすると聞いたことがあるかもしれません。支援型のリーダーの事です。もっとも重要なのが「聞く力」。メンバーの思い、意見を聞いて共感し支援することが変化が激しい時代には重要です。ここでもフラットな目線が必要です。フラットな立ち位置に降りてみる、そう「敬語で喋ってみる」ことです。自然と意識が変わります。意識が変わると行動が変わります。

 いかがでしょうか、敬語で喋るロジックが少しでも伝わり広まればと思います。威圧的、高圧的で部下のパフォーマンスが発揮できない、という話もよく耳にする現代ではとても有効な手段なのかも知れません。


   さあ、明日から仕事に関わる人には敬語で話しかけてみましょう!