ファッションの批評誌『vanitas 006』投稿

ファッション批評誌『vanitas』No. 006に公募論文「おしゃれの美学——パフォーマンスとスタイル」が掲載されました。分析美学、社会学、ファッション研究を手がかりに、「おしゃれとは何か」を問うための理論を作りました。服を着て、化粧をして、香水をつける——「おしゃれの美学」に関心のある方に。

ファッションデザインでもなく、ファッションデザイナーでもなく、流行としてのファッションそのものでもなく、わたしたちが日々服を着て、化粧をして、香水をつけ、理想を思い描きながら、じぶんの現れを作り上げる営みとしての「おしゃれ」を議論するための基盤を作り上げることを目指しました。

内容として、おしゃれの理論的定義を行い、芸術的パフォーマンスの側面からおしゃれがどのような表現であるのか、そして、「自己表現」の概念を検討することで、おしゃれはどのような意味で自己表現と言えるのかを分析しています。分析美学からの「おしゃれの美学」をおたのしみください。