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AONT B.B.Q.

正直言っていつ始まったのか覚えていないこのBBQ。

高校生の頃にBMXを通して出会った仲間達と肉を焼いて、酒を飲んで、レコードを回して踊って、ただそれだけ。

問題意識など全く持ってない。むしろ周りの人達に迷惑かけっぱなし......問題はあなた達です.....

面倒なことに反骨精神だけは人の3〜7倍ほどは各々備えていて、口を開けばHIPHOPとPUNKROCKの青臭い匂いが漂う始末。

お父さん、お母さん、本当にごめんなさい。僕たち紆余曲折が大好きなんです!

そんなクソガキ一同の意識がぐるっと変わったのは、311以降の数年間

阪神淡路大震災の記憶がない僕たちは、日本中を悲しみのドン底に叩き落としたこの未曾有の大災害にひどく傷ついてしまった。

僕らに何ができるんだろうと必死にみんなで意見を出し合って寄付を募ったり、支援物資を送ったりした。

災害そのものの爪痕を軽視していたわけではないと思う。

だけど僕たちの気をもっとも引いていたのは、当時原発の問題に右往左往していた日本の政治だった。

なんだこれ?滅茶苦茶じゃんか!と各々が自分の部屋の押し入れから今まで出したこともなかった新品のLOVE&PEACEを引っ張り出してきてブンブン表で振り回す。

もちろん周りはフルシカト。意味不明なことも随分したけどそれは割愛。

三宅洋平、山本太郎、HUMMAN ERROR、坂口恭平などなど、全く政治などに関心がなかった少年達には少々刺激の強すぎるコンテンツを貪るように掻き集めては、あーでもないこーでもないと必死に両親や友達、彼女に話をしていました。

メンバーの何人かはヒッピーみたいになっちゃう始末。

愛だとか平和だとかを語るのはいいが、自分の足元が少し緩すぎはしないか。

そう真冬のラスタファリズムで三宅洋平に問われる。

その通り!よく言ってくれました!

各々私事じゃシリアスな問題も抱えてるけどそれもひっくるめてぜーんぶOUTPUT!!

それを教えてくれたのがカウンターカルチャーじゃんか!

と若気の至りを正当化。








声をあげて、行動すれば、仲間がいれば、意外とできる。

賛同してくれる町の人たち、地元の友達、AONTを通じて知り合えた人達。

ただのBBQはいつの間にか大きなコミュニティーになっていました。

政治のこと、カルチャーのこと、住んでる町のこと、好きな異性のこと。

日々を流れ行く中で僕たちのことを知ってもらえたならばちょっと手の鳴る方へ。

立ち止まって、頭を傾け、みんなで炎を囲んで料理やお酒を口にしながら考えてみよう。

考えすぎたら踊って、疲れたら寝ればいい。

朝になってまた流れの中へ帰っても僕たちのことをふと、思い出してください。


AONT ”Awakening Of Nature Thinking”

ワクワクして

楽しんで

気持ちよく

ありのままで

感謝して

思いやって

失敗から学んで

謙虚に

自分とは逆の意見も聞き入れ

リスペクトして

誤魔化さず

調子に乗らないように

自分を殺し

全力で


思考し、行動し、表現することを僕たちは続けます。

さあ、ご一緒に!!

今年もやるぜ。Coming soon!!!