酪農業界は今、人手不足や後継者問題など多くの問題を抱えています。ノウハウが口頭で伝授され、アナログで事業を営んできたため、IT化も極端に遅れているのが現状です。
私たちは、そんな業界にITの力で変革を起こしてきました。今後も多くの変化を起こすには、あなたの力が必要です。
【なぜ私たちが酪農業界のDXを進めてこられたのか】
日本の飼養頭数は380万頭と言われています。その中で当社サービス有償契約数は約2300戸、契約頭数約38万頭。ここまでシェアを獲得できたのは、私たち自身が現場に立ち多くのことを実践してきたからです。
※DX(デジタルトランスフォーメーション/Digital Transformation)とは、IT技術によって生活やビジネスを変革することです。
◆ツールを作るIT会社ではなく、リアルな現場を深く知る会社
私たちは単にITツールを開発する会社ではありません。北海道標津郡中標津町に自社牧場を立ち上げ、生産者として牧場を運営しています。IT・ソフトウェアの知識・知見に加え、現場のオペレーションへの深い理解を持ったチームです。
作業効率の高い牛舎の設計から、ロボットの導入による自動化、疫病予防、繁殖改善までさまざまな技術を組み合わせて牧場を運営しています。牛舎内に多くのカメラを設置し、ウェアラブルセンサーを牛に取り付けてデータを集積・可視化して解析。多くの仮説と検証を通して、酪農に本来あるべきソリューションを考えてきました。
◆高い現場理解が、お客さまの共感を得て大きな流れを作っている
自社牧場を運営して開始からわずか1年で収益化に成功しました。始める前は、「短期間で利益を出せるわけがない」と言われていました。ですが、「ITを駆使して牧場を運営すれば利益を出せること」「リアルな現場の苦労」を私たちが知ったことで、酪農家のお客さまへのアプローチの仕方が変わり、お客さまが増えていったのです。
お客さまが増えることでコミュニティができ、その中から「牛の健康状態がわかるセンサーをつくって欲しい」といった声が上がり、ウェアラブルセンサーの開発につながりました。その後、「状態をスマホでわかるようにしてほしい」という声を反映したことで顧客が一気に増加。酪農や畜産に関する人が集まり、さまざまなノウハウが蓄積され、新しい技術・サービスが生まれる場所になっています。酪農にとって必要不可欠なサービスを生み出すのがファームノートホールディングスなのです。
ファームノートホールディングスは、ファームノート(農業IoTソリューション事業)/ ファームノートデーリィプラットフォーム(牧場事業))を有する純粋持株会社として、各社に経営・管理機能を提供しています。
<ファームノート>
「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに掲げ、テクノロジーを駆使して強い農生産を実現します。「牧場を、手のひらに。」をコンセプトに、スマートフォンでかんたんに牛群管理ができるアプリ「Farmnote Cloud」、牛の発情・疫病を検知するウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を提供し、牛の一生が1分1秒でも健やかであることに貢献することが使命です。世界の生産現場で起こる生産課題を解決し、世界を代表するITソリューションカンパニーを目指します。
https://farmnote.jp/
<ファームノートデーリィプラットフォーム>
自社牧場を立ち上げ、酪農畜産領域におけるインターネット技術の発展への貢献に加え、インターネット技術だけでは解決できない課題へのアプローチを行い、新しい酪農畜産の形を作ります。酪農家戸数は毎年4~5%ずつ減少し、業界全体が縮小傾向にあります。生産者に外からアプローチするだけでなく、自らが生産者となって最先端の牧場経営を実現することで内外から酪農畜産業界の活性化を加速させます。
ー主要株主(順不同)ー
小林 晋也(代表取締役)
株式会社INCJ
全国農業協同組合連合会
ホクレン農業協同組合連合会
農林中央金庫
住友商事株式会社
兼松株式会社
兼松アグリテック株式会社
フューチャーインベストメント株式会社
グリー株式会社 他