私たちアボワール インターナショナル株式会社は、乳がん下着を専門に開発・販売をしている会社です。社名の「avoir」はフランス語、英語でいうところの過去完了の「have」を意味しており、「乳がんを経験した皆様にこの経験を乗り越え、それまで以上に輝く人生になりますように」との願いを込めています。
■積極的な事業展開■
設立4年のまだまだ若い会社ですが、おかげさまで乳がん下着領域においては徐々に知名度も浸透してきました。また、昨年は京都市の「これからの1000年を紡ぐ企業認定」に選んでいただき、R3年の経産省のフェムテック事業にも選定・採択されました。
現在は、医師との新たな共同開発プロジェクトも進行していたりと、業界に先駆けた取り組みも積極的に展開。
また、海外展開に向けさらなる飛躍を目指して計画を進行中です。
■目指すのはティピカルな「乳がん下着ブランド」■
現在は新型コロナウイルスの影響でECを中心に事業を展開しています。
今後は事態の収束にともない、全国に拠点を増やしたり、販売チャネルもリアル・オンライン共に増やしたりする予定です。
乳がん患者・乳がん経験者であっても、いままでと同じように下着を楽しめることを広め、「乳がん下着といったらアボワール」と思ってもらえるプロダクト作りに努めます。
■こだわりのプロダクト■
乳房再建手術の先駆者 外科医の武石明精医師をはじめとし、女性医療者と約40名のモニターで共同開発。
・エメリタ
先述のルルフィットと同じく乳房再建手術後に使用するブラジャーですが、こちらはワイヤー入りの仕様となっており、手術により生じる乳房の左右差のバランスを整えることができます。こちらも乳房再建手術の第一人者でもある形成外科医 武石明精医師との共同開発で、3年におよぶ開発期間を経て特許を取得した商品です。
長さや曲線の違うワイヤーを入れ替えることで、アンダーラインの位置や胸の高さが調整可能。また、左右別々に自分に合ったバストの位置をキープすることができます。
・ルルフィット
乳房再建手術後、すぐに着用できるブラジャーです。手術直後のデリケートな肌でも使用できるよう肌当たりのやわらかい締め付け感ゼロのブラジャーを開発しました。
術後の乳房の変化は個々さまざまですので、幅広く対応できるようにアジャスターを従来のものより数を増やし8列12㎝の長さで調整できるようにしました。アジャスターは中央でカットできる仕様ですので、腫れなどが落ち着いたら普通のブラジャーとしてもご使用いただけます。