【IoTとは】
IoTという分野は、運用技術(OT)と情報技術(IT)という二つの技術を融合する領域であるため、二つの技術に専門的である必要があります。
我々はその二つの分野に高い専門性を持って取り組んでいます。
代表の鈴木は、早稲田大学在学時にに機械工学やヒューマノイドロボットの研究を行い、オラクル在籍時にはRDBやJavaのエバンジェリストとしてソフトウェアを扱ってきました。
他のエンジニアメンバーの多くも機械工学とソフトウェアの両方の背景を持っています。
【なぜIoTなのか】
ビッグデータやそれを活用したAI、Deep Learning(深層学習)が脚光を浴びています。現況、多くの産業分野で、データを分析しDX化を推進することによる社会の変革の転換期となっています。
しかし、我々は、現在主に扱われている"人間が作り出すIT情報"の活用だけでは価値創造の限界があると考えました。
自然界に存在するデータ、モノのデータなど様々なデータを融合させてこそ社会、産業、生活を豊かにする価値創造ができると考えました。
そこで2014年に開発したのが、ユニバーサルIoTプラットフォーム「SensorCorpus」です。
【SensorCorpus活用事例】
https://www.sensorcorpus.com/casestudy
「SensorCorpus」を導入してくださっている会社は多岐に渡ります。
たとえば、MIRAI株式会社様という最先端の植物工場を手がけていらっしゃるお客様の例をご紹介します。
【植物工場での導入】
https://iotnews.jp/archives/164116
MIRAI株式会社様は、レタスなどの植物を、農薬を一切使わずに工場で栽培しています。
植物工場は気候により左右されやすい食料を安定的に供給することを可能にしています。
近年では自然環境ではレタスを栽培できないノルウェーに輸出するなどグローバルに展開していらっしゃいます。
SensorCorpusでは植物工場において重要な光(照明)、空気(温度、湿度、風)、培養液(環境数値)をコントロールするプラットフォームを提供しています。
他にも、日本有数のお菓子メーカーさんの工場から、比較的小規模の製造業の工場のお客様まで、幅広い分野で使用されています。
工場では主に、品質管理、稼働監視、予兆保全の目的で使用されています。
具体的に実装しているシステムの例
複数の設備稼働データと複数のセンサーデータを全てSensorCorpusに取り込み、全てのデータをリアルタイムに表示
メーターからのアナログの測定結果をデジタルデータとして保存
食品の粘度や含水率測定情報の収集
GPSセンサーを用いた車両管理なども行っています。
また、AIのパートナー企業とともに、収集したデータのAI分析も行っています。
現在のプロジェクトの一つに画像・動画解析技術を用いたAIによる人物の動作を特定するというサービスを開発しています。
私たちは幅広いお客様と一緒に、どのようにすれば課題を解決することができるかを話し合い、サービスの根幹を支えるシステムを提供しています。
最近の取組としては、新型コロナウイルス感染症対策のために CO2濃度測定による施設内の換気対策のためのサービスを提供しています。
こちらは現在阪神甲子園球場にも設置されています。
会社として、今後は社会インフラや生活へ活用していき、ますます多様化する社会課題の解決を目指しています。