Whole Earth Foundationは、「We Democratize Infrastructure Management（インフラマネジメントを民主化する）」というビジョンのもと、市民参加型のインフラ情報プラットフォームの構築・提供・運営を行っている団体です。 「TEKKON」は私たちのプロダクトのひとつで、マンホールや電柱などの公共インフラを撮影してインセンティブ（ポイントやトークン、賞品など）を獲得する「Play to Earn」型のゲームです。 このゲームで集めた写真から、老朽化したインフラの現状を早期に把握することができ、自治体によるインフラのメンテナンスが容易になります。

日本をはじめ世界中のインフラ関連サービスは、設備の老朽が着実に進行しているにも関わらず、安定的な維持や更新が考慮されていません。 私たちはインフラ情報収集アプリを使って、市民の力で、まずはインフラに関する情報を集めます。 そのインフラのデータベースは、各地域のインフラ企業や自治体に提供、共有され、インフラの保全に全面的に役立てられていきます。そのアプリが、市民、インフラ企業、自治体をつなぎ、連携していきます。

インフラデータの情報収集に、ゲーミフィケーションを取り入れ、市民の力で市内全域に広がるインフラ管理ができるエコシステムを構築しています。社会課題を可視化することで市民ひとりひとりに課題を認識してもらい、そのソリューションに繋がる行動にインセンティブを与える設計を行っています。

■仕事内容■ 日本の水道・下水道事業体をクライアントとしてデータ分析を行い、インフラの安全で効率的な運用を支援する職種です。 プロジェクトリーダーと連携し、クライアントと議論して必要なデータを受け取ります。集計・可視化してデータを確認し、分析可能な形に加工します。 その後、機械学習モデルを用いた劣化予測を行います。これをWebツールで利用可能な形にするとともに、レポートを作成してクライアントへ報告します。 データ分析の過程でクライアントとともに課題を発見し、その解決へ向けて、分析・予測結果を用いた計画の作成に携わり、インフラの安全で効率的な運用を支援します。 さらにデータサイエンティストと協力して、機械学習モデルやデータ処理方法の改良を行い、ソフトウェアエンジニアと協力してユーザーインターフェイスの改良を行います。 ■仕事の醍醐味■ 最先端のテクノロジーを使って、社会にインパクトを与えることができる仕事です。 水道・下水道事業体は、管路等のデータを取得していますが、蓄積したデータを維持管理に活用できていませんでした。 私たちのテクノロジーにより、水道管路網の劣化状況を的確に捉えて維持管理を行うことが可能になり、世界中の都市や町での人口や需要の長期的な変動の中でも、水道を効率的に維持していくことができます。 ■キャリアパス■ 性別や年齢によらず、成果や実力に応じてフェアに評価します。 経験を積んでいけば、データサイエンティスト、プロジェクトリーダーやソフトウェアエンジニアへのステップアップが可能です。 ■求める人物像■ ・変化に対応できる、柔軟性がある方 ・マルチタスクができる方 ・課題解決に粘り強く取り組める方 ■求める経験・スキル■ ・Pythonを用いた、業務、測定、実験、観察、または調査データの処理または分析 ・可視化や集計による探索的データ分析 ・機械学習や統計モデルの基本的な理解 ・分析や開発の過程や結果について資料を作成したり、口頭で伝えた経験 ・社会基盤とその維持管理について学習し、考える意欲 ・生産性ツール (Microsoft Office) ・日本語(ビジネスレベル） ■歓迎する経験・スキル■ ・コンサルタント業務 ・機械学習モデルや統計モデルを用いた技術開発や分析 ・GISツール（PostGIS等）の使用 ・英語 是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください！