医師不足や救急医療、高齢者、医療費・介護費の高騰等、数多くの課題を抱える現在の医療現場において、医療情報のIT化を通じて課題を解決しようと2002年に産声をあげたのが株式会社ミトラです。会社名の「MITLA」(ミトラ)は、「Medical IT Laboratory」(メディカルITラボラトリ)の頭文字からつけられました。
・周産期電子カルテ
私たちの初めての製品で主力となっているのが産婦人科向けの周産期管理システムである「ハローベイビープログラム」です。
妊婦や胎児の診療情報を管理するシステムで、妊婦の血圧、胎児の身長、体重等の診察や検査のデータを一元管理して瞬時にグラフ表示することにより妊婦と胎児の状態を見ながら出産計画を立てることができます。
・治験システム
治験と言われる新しい医薬品を開発するための臨床試験(人を対象とした治療を兼ねた試験)のシステムを開発しています。
安全性はもちろんのこと、医薬品の高騰、承認までの時間を短くする等のためにITを活用しています。
海外のシステムが多い中、国内で治験システムを開発している数少ない企業です。
・ヘルスケアIoT
医療ITにおいても一般的なIT化と同様に、効率化や情報の共有から多種多様なデータからの疾病予防や健康づくりへと、IoT・AI・スマートデバイスといった最新のテクノロジー活用が広がっています。
自治体との連携協定を結び、ウェアラブルIoTの開発を進めています。