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auコマース&ライフは、KDDIグループにおいてEC領域の中核を担う企業です。運営するサービスは、総合ショッピングモール「au PAY マーケット」や、旅行やエステをはじめお得に贅沢体験を提供するプレミアム・タイムセールサイト「LUXA」など。auコマース&ライフはこれらのサービスを軸にグループ各社と連携し、KDDIグループの顧客ロイヤリティを高めてきました。
当社では、サービス運営の要となる即戦力のインフラエンジニアを募集しています。私たちは、国内のEC事業者の中で、長い歴史を基盤とする豊富なノウハウ持ちつつも、ベンチャー気質を持っています。加えて、KDDIグループの経営資源やノウハウを活用できるため将来性は抜群です。
今回は当社で活躍するエンジニアに、auコマース&ライフの仕事について話を聞きました。
auコマース&ライフは、KDDIグループにおいてEC領域の中核を担う企業です。運営するサービスは、総合ショッピングモール「au PAY マーケット」や、旅行やエステをはじめお得に贅沢体験を提供するプレミアム・タイムセールサイト「LUXA」など。auコマース&ライフはこれらのサービスを軸にグループ各社と連携し、KDDIグループの顧客ロイヤリティを高めてきました。
当社では、サービス運営の要となる即戦力のインフラエンジニアを募集しています。私たちは、国内のEC事業者の中で、長い歴史を基盤とする豊富なノウハウ持ちつつも、ベンチャー気質を持っています。加えて、KDDIグループの経営資源やノウハウを活用できるため将来性は抜群です。
今回は当社で活躍するエンジニアに、auコマース&ライフの仕事について話を聞きました。
マーケティングプラットフォーム本部 システム構造変革室長 電機メーカー系のSlerとして15年間勤務し、主にECプロダクトのパッケージ開発に従事する。2017年8月にauコマース&ライフへ入社。現在は自社のシステム基盤を刷新するとともに、KDDIグループの経済圏をアップデートするシステム構築を行なう。
システム本部 モールシステム開発部 アーキテクトグループ シニアエンジニア 株式会社サイバーエージェントにて新規のWebコミュ二ティサービスの開発やテックリード、ECプラットフォームの開発・運用に従事。ECに魅力を感じ、2018年1月にauコマース&ライフへ入社。会員管理システム刷新の責任者を務める。
前々職ではシンクタンク系のSlerとして事業会社のシステム開発に従事。事業会社に魅力を感じ、大手通信会社に転職後はシステムの内製化やIT戦略に携わった。2020年9月にauコマース&ライフへ入社し、データベースのクラウド化やモールシステム全体のアーキテクチャ構築を行なう。
ECの力で、au経済圏の循環を目指す
── まずは事業背景をお聞きします。KDDIは近年通信技術を軸にグループ各社のサービスを結びつけ、顧客ロイヤリティの向上を行なっていますよね。
児玉 そうです。2020年5月以降、auから発行するポイント「au WALLET ポイント」は共通ポイント「Pontaポイント」と統合されました。そして、ECやPontaポイントを軸にKDDIグループ各社の連携を強め、より大きなシナジーを生み出すことを目指しています。グループには通信をはじめ、金融・EC・教育・エネルギーなど様々なサービスがあります。新規auユーザーを増やし、既存顧客の流出を防ぐだけでなく、au以外のキャリアをご利用中のお客さまも発行可能な「au ID」を基盤に、他キャリアをご利用の方にもKDDIグループのサービスをお使いいただくことができます。
児玉 この戦略を実現するため、KDDIグループではシステムやサービスの連携を進め、ユーザー体験の向上を目指しているんです。私たちauコマース&ライフはEC領域の中核を担い、グループ全体の経営資源を活かしてシナジーを生み出そうとしています。
通信データと購買データを組み合わせ、データレイク化も構想中
── なるほど、KDDIのグループ全社で大きな経済圏を作ろうとしているのですね。具体的にはどのような施策を打っているのでしょうか?
武川 様々な施策がありますが、例えば、先ほど児玉さんからもあった『Pontaポイント』もそのひとつです。『au PAY マーケット』でもPontaポイントを利用してショッピングができるので、ユーザーのポイントの出口として規模の拡大を目指しています。
── ユーザーにグループ各社のサービスを利用してもらい、Pontaポイントを獲得してもらって、『au PAY マーケット』で利用してもらう。そんな流れができているのですね。今後、au経済圏が実現すれば、通信網のデータと購買データを連携できます。今はモールビジネスですが、将来的にはビッグデータを活用して多角化する動きもありえますよね。
児玉 そうですね。親会社が持つ通信データと、モールが持つ購買データは両方が揃う状況は貴重です。組み合わせればユーザーの特性や購買傾向がつぶさに見えてくるので、グループ全社でデータを蓄積・活用していく施策を進めています。
八坂 前職の通信会社でもデータレイクを主眼に置いていました。規模は違いますが、当社も同じような領域を目指していきたいと思っています。
幅広い業務のなかで、安定稼働を重視する
── ここまではKDDIグループ全体の戦略や、auコマース&ライフの立ち位置を聞きました。ここからはシステム部門の具体的な業務を教えてください。
児玉
業務領域は幅広く、モール全体のアーキテクチャ構築や調査、クラウド化の検討、会員情報の管理やUIの改善など様々な仕事があります。さらにグループ全社に関わる開発も担当します。それらの納期を遵守して、安定稼働させることが私たちの役割です。
特にグループ全体の戦略案件は「この時期までに出さなければいけない」という絶対条件が出てきます。全社戦略の中心に「グループ各社のサービス連携」が置かれているので、スピード感を持って上流を見据え、あるべきシステム構成を実現しなければいけません。ここは必達で、一般的に「半年かかるのでは?」と言われる開発でも、3か月でやりきる場合もあります。
もちろん安定稼働も欠かせません。ユーザー体験やモール出品店舗さまの体験を向上させるために、完成度の高いシステムを作ることが求められます。モールに出店してくださる店舗様の売り上げにも影響が出ますし、KDDIもブランド力の向上を目指しているので、安定稼働は絶対条件です。
── EC領域において、システムの安定性は事業成長に欠かせない要素ですね。
児玉
その通りです。安心して運用できるシステムを構築することが事業への貢献になります。大量の誘導施策を打っても、サイトが落ちてしまえば売り上げは作れません。どれだけ突発的・大規模なトラフィックが来ても平常運転させること。そこが腕の見せどころです。
エンジニアのなかには、知恵と工夫を活かして課題をクリアしていくことにやりがいを見出す人がいます。時には納期が短い場合もありますが、高いハードルを目の前にすると様々なアイデアが出ますし、チームワークが活かされる。私はそこに面白みを感じています。
開発のゴールは「事業成長」。ビジネスと技術が二人三脚で進む
── プロジェクトのなかにはグループ全社と連携するものもあるので、扱うデータの量はとても大きくなりますよね?システムの管理や開発を効率化するために、マイクロサービス化も進めていくのでしょうか?
八坂 適材適所の考えで、SaaSなどを使う場合もあります。事業として差別化できるところは内製に注力しますが、運用まで考えると手をつけなくて良い場合もあるので。
児玉
マイクロサービス化は手段であって目的ではないんです。事業会社のエンジニアの目的は「事業成長」なので、期限やリソースから逆算して開発しなければいけません。
目的を忘れてマイクロサービス化を進めると、技術負債になってしまうこともありますから。
八坂 制約はありますが、どこまで手をつけるのか、塩梅をある程度調整できるのが事業会社の良いところです。ビジネスサイドと話し合い、事業成長を実現するために技術を事業にどう活かすか。その腕と経験が問われます。当社には古いシステムもありますが、そのシステムを使う必然が存在することもある。古いシステムが全て技術負債ではないんです。
児玉 当社のシステムはまだ発展途上のフェーズです。そのため、安定稼働を意識しながら、将来的なステップも意識しないといけません。とはいえステップを飛び越えようとしても周りはついてこれないし、理解も得られない。どこまで開発を追求するか、事業に貢献できるバランスを考え、冷静に見極める必要があります。
入社して欲しいのは「経験豊富で事業成長にコミットできるエンジニア」
── 話を次に進めましょう。auコマース&ライフではどのようなエンジニアを募集しているのでしょうか?
児玉 ECに興味がある人で、事業を自分の力で育てていきたい人です。そのなかでも「特定の分野で貢献できる技術」がしっかりある人が嬉しいですね。安定稼働が重視されるので、「成長したい」だけがモチベーションの人は難しい。今までに成功体験があり、事業全体を俯瞰して、自信をもって施策を提案してくれる人に来てもらえたらと考えています。
武川 色々と大手のモールがある中で私たちはまだまだ発展途上ですし、技術負債もあります。ゼロからプラスにするフェーズなので、入社していただける方には「私はこれならできる!」と課題解決できる気概が欲しい。事業を牽引していく力や、「自分の力で変えてやる」というマインドが求められます。
八坂 私からは、ソフトウェアベンダーに勤めていて腕に自信がある人に来て欲しいです。事業会社で目標を実現するためには、柔軟な開発姿勢が必要です。しかし、それさえあればSlerとして仕事をするより面白いと思う。事業会社特有の面白さに気づいて欲しいと思っています。
── 事業会社の面白みとは何なのでしょうか?
武川 Slerが自社に貢献しようと思うと、売り上げが評価軸になりがちです。良いものを作っても評価されないこともある。一方で、事業会社は良いプロダクトを作れば社内やユーザーから喜ばれ、成果が生まれます。
児玉 開発サイドがビジネスサイドと密に連携できるので面白いですよ。前職でSlerを勤めていた頃もやりがいはありましたが、売り上げを組み立てる施策にはタッチできなかった。ECはビジネスとシステムを一体化して考えているので、事業戦略の大きな枠のなかでシステムを開発できます。
武川 決まったものをつくって納品する必要があるSlerだとそうはいきません。仕様の要望を聞いた時に「そのまま進めると後が地獄になるな……」と感じることもありますよね。事業会社ではそれを事前に回避することもできる。先々を考えて提案できるのは自社サービスだからできることだと思います。
培ってきたスキルには必ず意味がある。その経験を当社で活かしてください
── 最後に、仕事で転職してよかった瞬間を教えてください。
児玉 予想した数字を作れた時ですね。どんなトラフィックが来てもシステムが安定稼働して、キャンペーンなどで成果を出せた時にやりがいを感じます。
八坂 事業会社の面白みは自分の力を発揮できること。私はauコマース&ライフに入社して、「自分がこれまで培ってきたスキルに意味があったんだ」と実感できました。
武川 それ、すごく共感します。これまでの経験がしっかりと活かせているし、事業そのものに貢献できている。良いプロダクトを作ってそれが喜ばれるので、入社してよかったと感じています。
児玉 ECはまだ伸びしろがある領域なので、自身の力がそのまま事業成長につながります。足りないリソースや技術力は外部から補うことも可能ですので、広く浅くでも十分やっていける。腕に覚えのある方は、ぜひお話を聞きに来てください!
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