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園田 正樹
CI Inc. Founder / CEO の園田 正樹です。 病児保育プラットフォーム事業「あずかるこちゃん」を運営しています。 わたしは 「こどもと家族の笑顔をつくる」というミッションを掲げて 事業を行なっています。 そもそも産婦人科医であったわたしが なぜ社会起業家としての道を歩み始めたかというと 日本の「こども=負担」という世界観を変えたいと思ったからです。 日本では 「こどもがいると、キャリア形成が難しくなる」 「プライベートの時間が少なくなる」 「育児が大変」などのネガティブなイメージがあります。 また、実際に産婦人科診療をやっていると 「孤育て」「産後うつ」「虐待」という様々な課題に直面します。 こういった現状を、一社会人として、また一産婦人科医として日常経験してきました。 「こんな日本はおかしい!! 絶対にこどもや子育てがポジティブな社会へと 変えていかなくてはならない!!」 と強く思うようになりました。 弊社が今後やっていくテーマは ・社会全体での子育て ・就学前教育の充実 ・女性の活躍 ・保育園をフィールドにしたヘルスケアの改善 ・少子化対策 です。 こどもの笑顔をつくるには、その家族を笑顔にしなくてはならない。 そう信じて 「こどものために」 ハッピーで、カッコよく、それでいて負担も少ない 育児を楽しめる世界を目指して 最高に素敵な事業をつくっていきたいと思っています。 スタートは「病児保育」の事業からスタートします。 「女性の仕事と育児の両立」のためには 「病児保育施設」の存在は欠かせません。 残念ながら、病児保育事業はその使いづらい仕組みによって 利用者、施設、市区町村のみんなが課題を抱えています。 でも、ICT化&ネットワーク化によって 3者みんながハッピーになれる仕組みを考えました。 これまでの電話予約の状況から スマホで、リアルタイムに空室状況が見える化され 簡単に予約申込が終了。 これまで紙媒体であった問診票はオンライン問診に変わり 入力内容から、自動で部屋割りまで行うことができます。 「明日、病児保育使えるかな?」という不安な夜を失くし 「全然、電話が繋がらない」というストレスから解放し 「どうせ、今日も使えない」という諦めのないサービスへと アップデートしていきます。 ここで小休止。 病児保育への想いは、最初と変わった点を伝えさせてください。 わたしは前述のとおり 「女性の就労支援」という観点から病児保育の重要性を認識していました。 でも、病児保育施設の現場を見て思ったことは 病児保育の主役は「こども」であるということです。 「こどもが病気の時くらい、親が看るべきだ」 という声があるのも承知しています。 実際に、その選択肢は尊重されるべきです。 ですが、実際に病気のこどもをケアするために 仕事を休んだ親御さんは 医療のプロではありません。 不安な中、調子を崩したこどものケアをするのは 果たしてベストな選択なのでしょうか? 医療のプロである保育士、看護師、医師が 保育を継続する病児保育施設は、素晴らしい選択の一つだと思っています。 実際に、病児保育施設利用の初日は親と離れるのに ギャン泣きします。 でも、20分もすると、笑顔で遊んでいます。 病児保育施設は 「親の就労施設」ではなく 「育児支援」であり 何より「こども支援」の事業です。 「やろう!!!!」 と決めたあの時よりも、何倍もやりがいを感じて 本事業に集中しています。 幸い、ビジネスモデル特許も取得でき 優秀なエンジニア、小児科医が揃い、実現できるチーム作りができました。 一年後には みんなが「あずかるこちゃん」を知り こどもの急な病気の時に、こどもを想う不安な気持ちと 仕事の調整をどうしようという 不安が少し軽くなると信じています。 こどもと家族の不安な表情を笑顔へ変える! そんなサービスを一緒に作りましょう!!!
東大インターン生が振り返る『CI Inc. 2019』
Mina Sonoda
大学卒業後、助産師として5年の勤務を経て、オーストラリアに1年留学。 帰国後、医師になることを目指し、医学部に編入。 2018年10月、大学を休学し、CI Inc. に参画。
森 浩輝
小児科をbackgroundとして CI Incの主に医療的知識に関連する業務を担当。 小児科専門医、小児循環器専門医。2018年よりCI Incに参画。
小児科医の私がなぜ“病児保育“に取り組んでいるのか
河合 航平
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