北海道のほぼ中心にある新得町は、十勝地方北西部の中山間に位置し、面積は全国の町村で７番目の広さを誇っています。農業が盛んであり、なかでも特産品である「新得そば」は、過去に全国そば生産優良表彰において最高賞である農林水産大臣賞を４度にわたり受賞するなど国内トップの品質と評価されています。また、町の総面積約1,064㎢のうち、約90％が森林で大雪山国立公園にも指定されている緑深い自然豊かな町でもあります。 　現在、新得町では各種支援や振興策を実施していますが、さらなる振興のため新たな発想やノウハウ、地域振興への熱意を持った人材を求めています。都市地域等から人材を積極的に誘致し、地域における活動によって地域の活性化や移住定住の促進を図り、定住・定着につなげる地域おこし協力隊「国民宿舎東大雪荘振興推進員」を募集します。

　トムラウシ温泉東大雪荘は、北海道を代表する2000m級の高山に囲まれた温泉地です。 　その一軒宿であるトムラウシ温泉東大雪荘のまわりは、深い森と渓谷だけの深山幽谷の地。周辺の森「トムラウシ自然休養林」は、平成29年、林野庁より「日本美しの森 お薦め国有林」に選定され(全国93ヶ所)、貴重な観光資源としての潜在的魅力が改めて認識されました。この優れた自然環境は、今後も所轄の森林管理署により維持管理され、さらにレクリエーションの森として重点的な環境整備が行われます。 　美瑛町と新得町をまたいでそびえる大雪山系のトムラウシ山は標高2,141mで、北海道では9つしかない、日本百名山のひとつにも数えられています。トムラウシとは、アイヌ語で「花の多いところ」を意味すると言われおり、その名のとおり、白く可憐なチングルマや紅紫色に咲くエゾノツガザクラなど、多くの高山植物を見ることができます。山腹には、十勝岳連峰を見渡すことができるスポットや、花と雪渓がつくりだす山水画のような「日本庭園」など見所も多く、登山者にとって憧れの地となっています。　 　そのトムラウシ山の玄関口に佇む秘境の宿として、湯温の異なる内湯と秘湯情緒あふれる露天風呂が人気です。

【業務・活動内容】 　①インターネットを活用した「国民宿舎東大雪荘」からの情報発信 　　・スタッフブログの更新（日常の風景、動物たち、感じること等） 　　・トムラウシ山登山情報（天気や下山された方からの情報を更新等） 　　・最新情報（What's new）や企画イベント情報（当荘の様々なプランの紹介等） 　②ホワイトボードや掲示物を使用した登山者向けの情報サービス 　③オリジナル商品のインターネット販売システムの構築（Tシャツ、アクセサリー等） 　④地域観光資源収集、紹介宣伝活動、トムラウシ地域との連携強化 　⑤その他東大雪荘を振興するにあたり必要な業務 　※新得町と研修受入協定を締結した団体・企業での活動となります。

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