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Ryohei Obuchi
株式会社WACULのCEOです。 「テクノロジーで、ビジネスの相棒を一人ひとりに」というビジョンの元、AIやシステムの力を中小企業や個人にも開放していこうという会社をやっています。 元々は、The Boston Consulting Groupというコンサルティング会社でテクノロジーセクターの新規事業開発や組織統合のお手伝いをしていました。そこで実際に体感したジレンマを解決すべく、起業しました。 日本のIT産業は、人材不足な上に、一人あたり労働生産性も著しく低いという2重のジレンマに陥っています。この構造を本気で変えるべく、今は「AIアナリスト」というデジタルマーケティングの分析をAIに任せるサービスを展開しています。 元々はCFO兼COOとして組織構築やファイナンスを担当しており、今はCEOとして主に事業開発・アライアンスを担当しています。
竹本 祐也
1985年兵庫県出身。京都大学を卒業後、ゴールドマン・サックス証券、A.T. カーニーそれぞれで5年以上の勤務を経て、WACULの取締役CFOに就任。財務だけでなく経営戦略まで、ビジネス全般に広く取り組む。 2008年にゴールドマン・サックス証券投資調査部に入社。商社・メディア・ネット業界の担当として100社以上の経営・財務分析を実施。その後、鉄鋼チームヘッドに。鉄鋼業界に属する時価総額合計5兆円以上の企業群をカバレッジとするシニアアナリストとして、世界中の機関投資家に対して投資レコメンデーションを実施。日本証券アナリスト協会検定会員。 2013年、外資系戦略コンサルティングファームのA.T. カーニーへ。マネージャーへとファストトラックで昇進。数多のプロジェクトの運営責任を担う。通信・メディア&テクノロジー業界担当としてxTech領域のプロジェクトを主に手掛ける。特に新規事業戦略および中長期経営戦略の策定を中心に、営業・マーケの戦略策定・オペレーション改善、即時収益改善施策の策定を得意とする。 学生時代には1回生でのサークル設立やメディア企業の設立を行い、就職後も副業としてWantedlyなどのスタートアップの支援や、レコード会社の設立、アーティスト向けファンアプリ、オーディションSNSをリリースするなど、新しいものを生み出すのが生きがい。
垣内 勇威
1984年兵庫県生まれ。父の転勤で、幼少期をオーストラリアで過ごしました。動物が好きで、小学生の頃の趣味は、熱帯魚飼育。大人でも面倒で飼わない「ディスカス」という魚を10匹くらい飼育し、毎週の水換えを欠かさない凝り性の少年でした。 帰国後は、横浜市に住み、私立栄光学園に入学。「毎日2時間の勉強を欠かさないように」という先生のアドバイスを守るような生真面目な少年でした。部活は、中学は野球部、高校は生物部。当時は、男子校ということもあり、灰色の青春生活を補うため、女の子のイラストを描く趣味に没頭。将来はゲームの原画家になろうと本気で考えていました。 ゲームの原画家になるにしても、潰しが効くように大学に行ったほうが良いという先生のアドバイス通り、東大に入学。大学に入ってからは、男子校特有のコンプレックスから、テニスサークルに入り、普通に女の子とも話せるようになったため、絵を描くことは封印してしまいました…。テニスサークルでは、山手線ゲームに没頭。特に少人数(ときには2人)で本気で勝負する山手線ゲームは何よりも楽しい遊びでした。 大学在学中、後に入社するビービットでアルバイトに没頭。当時まだ珍しかった「アクセス解析」の仕事でした。Webサーバに自然に溜まったアクセスログを、適切な形に整形し、当時一種類しかなかった「URCHIN」という解析ソフトで集計。それを分析して、レポートにまとめて、クライアント企業に提供していました。 その後もビービットにはご縁があり、そのまま正社員として内定。内定者のうちも、正社員のフリをしてコンサルティングをやっていました。この当時、日本で初めて導入された「アイトラッキングシステム」を活用したユーザ行動観察調査のプロジェクトを担当していました。ユーザの視線の動きが分かるため、心理の動きが詳細につかめるというものです。このプロジェクトの後も、アイトラッキングの活用方法を追求するため、懐かしのオーストラリアまで行き、ユーザビリティの第一人者「ヤコブ・ニールセン博士」の講演を聞いたりもしました。 ビービットに正式に入社した後も、同じように大手クライアントのWeb改善コンサルティングに携わりました。ユーザ行動を解析し、成果の出るWebサイトにしていくという活動に没頭。加えて、WebAntennaという広告効果測定ツールの、マーケティングや営業も担当し、SaaSビジネスの基礎に触れることができました。 2013年にビービットの同僚が立ち上げた、株式会社WACULに入社。父が大企業の重役なこともあり、自分は違う道で一旗揚げたいという気持ちが強く、ベンチャー企業の経営にチャンレジしました。のちに取締役COOに就任。これまで培ったWebで成果を上げるノウハウをできるだけ安価にかつ多くの人に届けたいと思い、人工知能を使ったWebサイト分析サービス「AIアナリスト」を立ち上げ、運営責任者となりました。 「AIアナリスト」は、Googleアナリティクスのデータを自動で分析し、改善の示唆まで提示する人工知能です。現状2万サイト以上に導入されており、AIアナリストの提案通りにサイトを改善した場合の成果創出率は73%となっています。私が人力でWebコンサルティングをしていた時代の成果創出率は、1回の施策で30%ほどだったため、今となっては、私よりもAIアナリストの方が優秀ということになります。 AIに負けて少し悔しい気持ちもありますが、自らの仕事をAIに置き換えていくことで、より多くのクライアントに、安価にサービス提供できるようになっていくことは、純粋に喜びであり、仕事のやりがいだと感じています。今は、AIアナリストがさらに大きな成果を創出できるように、これまで蓄積したデータを元にして、新サービスの開発に従事しています。 今の趣味は、ダイビングしながら魚の撮影、野鳥の撮影、山手線ゲーム、ベルギービール、アニメ鑑賞、ロボットアニメカラオケなどです。
会社情報
2010/09に設立
80人のメンバー
千代田区神田小川町3-26-8 ユニゾ神田小川町三丁目ビル2F