クックパッドでは現在、買物領域の新規事業を開発しています。
「クックパッド」は、現在では月間約5,400万人(2019年9月末時点)のユーザーに利用いただけるレシピサービスになりました。日々の献立やレシピ選びに使っていただけることで、毎日の料理を楽しみにするきっかけを作っています。
私達が目指しているのは「毎日の料理を楽しみにする」こと。その目標に向かって、まだやれていることは少ししかありません。
日々の献立づくりから買い出し、調理、片付け。大変なことは沢山あります。
「レシピ」という解決手段を通じて、私達は毎日の料理を楽しくするきっかけを生み出してきましたが、まだまだ不十分です。
そこで、私達は、日々の「買い物」の問題を解決することにしました。
買い物がもっと簡単になれば、料理をするきっかけが生まれる
買い物がもっと楽しくなれば、料理はもっと楽しみになる。
世の中は美味しいもので溢れています。外食や惣菜、お弁当など料理をしなくていいきっかけは沢山あります。ただ、忙しくても疲れていても、もっと簡単にもっと美味しいものが作れる世界になれば、毎日はもっと楽しくなるはず。
買い物をもっと楽しくすることで、毎日の料理を楽しみにしていきます。
なぜやるのか
昨年5月に新設した買物事業部では、日々の買物を解決するサービス「クックパッドマート」を開発しています。
在庫を持たない、CtoCプラットフォーム型のECで、地域の魚屋、精肉店、農家などが直接エンドユーザーに商品を販売できるプラットフォームです。
・出荷当日配達で新鮮な食材をお届け
・送料無料、パン1個からでも注文OK
・レシピに応じた購入ができる仕組み
という、3つの特徴があります。
東京都の一部地域からiOS, Andrdidアプリでサービス展開しています。
https://cookpad-mart.com/
どうやっているのか
現在は、30数名ほどのメンバーでサービス開発を行っております。
- 「クックパッドマート」のビジョンに共感してくれる店舗や受け取り場所を広めていく開拓チーム
- 生産者や販売者の販売機会を最大化するための仕組みを作る店舗チーム
- ユーザー向けアプリケーションや店舗側のアプリケーション開発、商品の受け取り体験向上などを目指す開発・ユーザー体験チーム
- 美味しい状態でお届けするための流通を支える流通オペレーションチーム
もともとクックパッドのサービス開発部長をやっていたエンジニアや、CtoCアプリの開発に関わっていたデザイナーなど、少数精鋭で開発運営を行っています。
今後、今まで以上に様々な場所で利用していただくユーザーを増やしていくためには日々のオペレーションをきれいに最高の体験を作り上げていくことが重要です。
なぜやるのか
料理という営みには、計り知れない可能性が秘められています。食事は世界中の誰もが毎日必ず行う習慣であり、確実にその人の体と心、そして周りの人との関係性まで変えていくものだからです。クックパッドは完成したサービスだと思われがちですが、実はまだやりたいことがたくさんあります。国内利用者が月間5,400万人を超え、海外でも月間 4,200万人が利用してくれるようになったとはいえ、将来の世界人口の100億人の1%にも満たないのです。
多くの人々が料理を通じて生活に幸せを感じられるような世界を作ることが、わたしたちの目指すゴールです。(2019年9月末時点)