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田仲 紘典
株式会社空 取締役兼エンジニアの田仲です。 立命館大学大学院卒業後、Yahoo! JAPANに入社してサーバ運用や社内システム開発、CICDを担当。 2016年6月より株式会社空のメンバーとして参画しました。 学生・Yahoo! JAPAN所属時にエンジニア領域だけでなく、リーダーシップ、人材教育など幅広く学んだことにより、みんなのサポートできるようにしています。 ===== 株式会社空's Blog より抜粋と追加 ===== ■ 大学、大学院時代 大学・大学院の研究室ではネットワーク・セキュリティを専攻して、IDSの開発を行っていました。 IDSとは侵入検知システムのことで、研究室が保有しているネットワーク外からアクセスがあって、悪意のある攻撃を受けているかどうかを検知するシステムです。検知した悪意の攻撃をファイアウォールで自動遮断するようにしていました。 ■ ヤフー時代の業務 メインの業務は毎年変わっていました。新卒1年目で検索結果広告や画像広告などを取り扱う広告部署の運用に配属されました。そこでデータベースのセッション数などを算出するKPIツールをイチから作成していました。 2年目には、新設のチームに配属され、広告部署でエンジニアが扱うツールの保守や、OJTの一貫として後輩エンジニアの教育担当もしていました。 3年目には、運用チームに戻り、このときの業務はツールを作成するのではなく、システムのアラート(異常)が起こったとき、一時的な処置対応を行うものでした。ただ、ここでは数百数千台というサーバを運用していて、かなりの対応数がありました。CICDと言ってエンジニアがシステムのアップデートを行う時にテスト・リリースと行う業務があるのですが、ここで品質改善や納期の短縮ができるように改善をしていました。 CICDを自主的に行なっていたことがきっかけで、新卒4年目にCICDを中心に担当するチームに異動し、ヤフーを退職するまで所属していました。 ■株式会社APProgの業務委託 ヤフー入社1年後から、ヤフー技術に囚われない開発をしたく、業務委託として始めました。この時に始めてAWSに触れ、今もその経験値が活きています。 改めて「経験学習」は大事だと気づいた期間でもありました。 現在は業務委託として活動していませんが、最終的に行なっていたことは、ブラウザを Selenium で実際に操作し、画像キャプチャを毎日保存したあと、ヒストグラムで画像中の画素値の全体的な分布を出力し、前日の画像データ(前日エラーが発生していたものは正しいとは判定せず、さらに前日を遡って正しい日と比較しています)の画素値の全体的な分布と比較して、ズレが大きいものがあるコンテンツをビジネスサイドにメール連絡する手段をとりました。 バッチのプラットフォームはJenkinsで利用していたため、ログインができれば、誰でもテストを実行できるようにしていまた。 ■ 私にとってのヤフーアカデミア 2015年4月から2016年3月まで、ヤフーアカデミアという次世代リーダーを育成するプログラムを受けていましたが、ここでの学びは今も活きています。ヤフーアカデミアは「リーダーシップとは何か」を学べる場所です。 僕はリーダーシップって先天的に生まれ持つものだと思っていたんですが、学んだ結果気付いたのは、たしかに先天的なリーダーもいるけど、実際はほとんどの人が後天的になるということ。リーダーシップのある人には基盤のようなものがあって、リーダーとしての必要な項目を押さえているんですよね。 学ぶ中で改めて自分の人生観や考え方を整理することできて、自分にとって何が大切なのかが見えてきたんです。
ゼロからイチへの面白さ
もりわき かずや
ご覧いただきありがとうございます! 2009年4月にヤフーに入社し、2018年12月まで決済領域のアプリケーションエンジニアを担当していました。 現在は株式会社空でホテル向けのサービス開発を行っています。 ヤフーでは大まかに以下の内容を実施していました。 ・税金料金のオンライン決済サービス「公金支払い」の開発・保守・運用 ・ふるさと納税決済サービス「Yahoo!ふるさと納税」の新規開発 ・Yahoo!ウォレットの社外向けプラットフォームの保守開発・運用 ・PayPay立ち上げ、加盟店様向けシステムのフロントエンド開発 FE/BEの垣根もなく一通りの経験があります。 また、オンラインでの決済ということもあり、キャンペーン終了時などはアクセスが集中するためDBやNWの負荷対策などインフラ系の運用も行っていました。 社会人の半分ほどはチームリーダーとして開発チームのマネジメントをしており、 若手からベテラン社員に対する1on1や育成、新規サービス立ち上げのための仕様策定・調整などを行っています。