350万人が利用する会社訪問アプリ
渡辺 夏男
【略歴】 ・早稲田大学法学部を卒業後、IT企業で2年間SAP社のR3システムのアドオン・カスタマイズに携わる ・26歳、「もっとたくさん働きたい、もっと厳しい環境で仕事をしたいという」思いから、新築建売をメインに販売する不動産業仲介業に転職 ・33歳東日本大震災の年、「それまでに培った知見や経験を100%お客様のために活かしたい・業界を変えたい」という思いから、中古住宅を専門に扱いリフォーム・リノベーションも請け負うワンストップ系のベンチャー不動産会社に転職 ・40歳、自分が影響を与えることができることの小ささに無力感と焦りを感じ、働きながら学べる「ビジネス・ブレークスルー大学に入学」 ・41歳、ITとデザインと不動産を融合して「住を自由に」を掲げるHousmartに参画、現在に至る。 【不動産業界のあるべき姿】 居住用としての不動産購入にまつわる、「知っておくべきこと」「決断しなければいけないこと」「負うべきリスク」は非常に多岐にわたります。そのような中で不動産売買エージェントが果たすべき役割は本来、非常に重要なものであり、また大変に誇り高いものであるべきだと考えています。 【実態】 しかし、16年間この業界で仕事を通して私が見てきたものはそれとは全く異なる姿です。もちろんそうでない方もいますが、大多数は「自分の利益優先」「会社の利益優先」「お客様は二の次」です。これは大手中小問わずであり、一般の方からするとにわかには信じがたい話かもしれません。「囲い込み」などはその最たるもので、自分の意思で行ったか否かはともかく、囲い込みに関わったことのない人間は恐らくこの業界には居ないと思います。囲い込みをしたことがない人は一人もいない、と言うことは心から胸を張って「私の仕事は不動産屋さんです」と言える人はいないということになると思います。なぜなら、日常的に顧客に嘘をつきながら仕事をしているからです。 【なぜHousmartだったのか】 ひたすらに自分はお客様のために仕事をしてきてふと周りを見渡すと、業界の状況は全く変わっていないことに気づきます。問題は不動産業界全体の構造的な部分にあるわけですから、自分だけ頑張ってみたところで変わらないのは当然といえば当然のことです。この不自由で不誠実な業界を変えるには、力と熱意を持っている仲間ができるだけ沢山必要、そう考えるようになりました。 2017年に入学したビジネスブレークスルー大学の講義で出された課題の調べ物をしているときに「Housmart」を知りました。不動産テック、これなら私が現役で仕事をしている間に業界を大きく変えることができかもしれないという可能性を感じ、すぐに応募しました。 面接でHousmart代表の針山の話を聞いて「まさにこれだ」という思いでした。自社でアプリを開発して物件提案を自動化、顧客は使いやすいユーザインターフェースでストレスなく最新で自分の条件に合った物件を検討できること、その背景として膨大な量のマンションデータベースも自社で構築していること、将来的にはこうした仕組みを業界全体に広めていきプラットフォーマーとなること、その全てが真の意味でカスタマーファーストを目的としているものであること。何より、それをもって業界全体に変革をもたらそうとしていること。 【仲間はもっと欲しい】 不動産業は「衣食住」という人には不可欠なものの一つであるにも関わらず、上述の通り最も未熟で不完全な業界です。それだけに改善するべきことも多く、つまりそれはビジネスチャンスです。年々成長を続けているHousmartですが、まだまだ多くの仲間の力を必要としています。私たちと一緒に挑戦しましょう。
細川 瑛司
早稲田大学を卒業後、リクルートに入社。 ブライダル事業部で営業→営業企画→商品企画&事業企画を経験し、企画統括室の人事部で人事企画、人材開発、採用を担う。 クラウドワークスへ転職し、約80名の事業部事業企画として参画。事業全体の戦略立案と推進。 その後、株式会社ユニセル設立を設立し、働き方改革コンサル・RPA・BPOを中心とした事業を展開。 19年よりハウスマート社人事責任者として参画。
針山 昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客に最適な情報を届け、顧客にとって最適な家探しが出来る仕組みを創りたいと志す。楽天株式会社に入社。大手企業に対し、最新のマーケティング・ビックデータ・インターネットビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。株式会社Housmartを設立し、代表取締役社長に就任。不動産追客クラウド「プロポクラウド」、中古マンション提案アプリ「カウル」など、不動産テックサービスの運営を行っている。 著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位を獲得。経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。
なぜ楽天という大企業を辞めて1ルームからベンチャーを始めたのか
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