<育休を取ることが難しくてもリモートワークで柔軟な働き方を>
ー子供が生まれてからの「働き方の変化」について
子どもが生まれた最初の1ヶ月は、月曜と金曜を終日リモートワークにし、火・水・木曜に出社するという形を取っていました。
妻が自宅から1時間くらいのところにある実家で里帰り出産をしていたので、月曜と金曜は僕も妻の実家に行って仕事をし、休憩時間に育児に参加できるよう、新しい働き方に挑戦したんです。
2ヶ月目からは妻も自宅に戻ったので、午前中はリモートワークにして朝早くに育児を手伝える体制をつくり、午後に出社するという形に変えています。
初めは育休を取ろうかとも考えたのですが、忙しい時期でもあったので、なかなか踏み切れませんでした。
でも子どもが小さい時に妻にすべてを任せて育児に参加しなくなると、夫婦の間で育児スキルの格差が生まれてしまう。
それは避けたいですし、一部を手伝う協力というスタイルではなく、子どもの育児は夫婦で一緒にやっていくべきだと話し合っていたので、リモートワークを活用して育児と仕事を両立し、妻の負担を減らせる働き方をしようと決めました。
ー午前中をリモートワークにした理由
夜中の断続的な授乳でまとまった睡眠を取れない妻の睡眠時間を確保するためです。実際に育児をやってみて、これはミルクやおむつの交換をするよりも大切なんだと気づきました。
なぜなら、産後は慣れない育児のストレスが重なり、さらにずっと眠い状態でいると、どんどん精神的に辛くなっていき、気持ちが後ろ向きになってしまうからです。
これを解消するために、僕が朝早い時間帯の育児を担当し、その間の2時間だけでも妻にまとまった睡眠時間を取ってもらうようにしています。