アイリス株式会社のメンバー もっと見る
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1985年生まれ。東京大学医学部卒業、救急科専門医。日本赤十字社医療センター(救命救急)での勤務を経て、ドクターヘリ添乗医、災害派遣医療チームDMAT隊員として救急医療に従事。2015年 医療ベンチャー株式会社メドレー、執行役員として勤務。メドレーではAI技術を用いた「症状チェッカー」を開発。2017年 アイリス株式会社を創業、AI医療機器の開発を行う。
産総研AI技術コンソーシアム委員、同AI研究センター研究員、日経ビジネススクール講師(人工知能 担当)。 -
アイリス株式会社 取締役CSO
デジタルハリウッド大学大学院 デジタルヘルスラボ 客員教授
医師、浜松医科大学医学部卒業。
大学病院からクリニックまで眼科専門医として10年勤務し約1500件以上の手術を執刀。自ら手術器具「二刀流チョッパー(加藤式チョッパー)」や眼科遠隔医療サービス「メミルちゃん」を開発。欧州医学教育学会の医学教育certificate取得、京都大学医学教育プログラム講師を兼任。
その後、医療現場の視点をもった医療制度改革をするため、厚生労働省に入省。医政局室長補佐として10以上のプロジェクトの管理や伊勢志摩サミットの医療体制、臨床研究法の制定に携わった。
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1992年生。国立大学卒業後、聖隷浜松病院ICUに看護師として従事。その後、エムスリーキャリア(株)経営支援事業部へ転職。全国200以上の病院訪問をしながら、複数の病院の採用コンサルティングに従事。社内受賞歴等あり。並行しDPC領域の新規事業立ち上げに従事。2018年10月アイリス株式会社へ入社。薬事推進部に所属し臨床研究・治験のプロジェクトマネージャーを担う。
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東京大学法学部在学中。
聖光学院高校在学時には、企業からの協賛を集めつつ、中高生・大学生・社会人を巻き込んだアイデアソンを企画する学生団体を同級生らと立ち上げる。
大学入学後、東京大学とハーバード大学との国際交流プログラムであるHCAP Tokyoの代表として、プログラムの企画運営を主導。
大学二年時の夏季休暇中、株式会社アトラエにてwevoxチームのインサイドセールス部門立ち上げをほとんど一人で任され、2ヶ月で部門立ち上げに成功。
大学二年時の10月以降、アイリス株式会社にて薬事チームメンバーや社長付きとして、薬事申請のリサーチ、臨床研究オペレーション等に従事。
現在、並行して楽天株式...
なにをやっているのか
< 事業内容 >
* AIによる「次世代インフルエンザ検査法」の開発
私たちは、AIを使った画像診断により、簡便・正確・早期にインフルエンザ判定をする医療機器の研究開発・実用化を目指しています。
【インフルエンザの感染拡大を防ぐために】
世界中で毎年猛威をふるうインフルエンザ。現在の検査法は、発症初日だと診断精度が十分に上がらず、またその精度自体も6〜7割程度と言われています(※1)。実際には感染しているのにインフルエンザではないという判定が出ると、通勤通学などでさらに感染を拡大させてしまうリスクがあります。
【日本の医師が発見したインフルエンザ濾胞】
これまでインフルエンザは特徴的な臨床所見がないとされてきましたが、インフルエンザにかかると「インフルエンザ濾胞」と呼ばれる特有の腫れ物が発症直後からのどにできることを日本の医師が発見しました。
しかし、インフルエンザではない風邪をひいている人や健康な人も、のどの奥には似たような膨らみがあります。のどの膨らみの表面の色調や艶やかさ、大きさ、盛り上がり方など、さまざまな特徴の組み合わせからインフルエンザ濾胞であると見極めるのは多くの医師にとって容易ではありません。
そこで、のどを撮影し画像解析のアルゴリズムを用いてインフルエンザ濾胞の特徴を検出することで、発症直後から高い精度で陰性・陽性を判定でき、痛みや苦痛を伴わない新たな検査法を考えました。
★アイリス株式会社 公式サイト
https://aillis.jp/
※1 Bruning AHL, et, al. Rapid Tests for Influenza, Respiratory Syncytial Virus, and Other Respiratory Viruses: A Systematic Review and Meta-analysis. Clin Infect Dis. 2017 Sep 15;65(6):1026-1032.
なぜやるのか
【匠の技を医療の現場に届けたい】
医療に限らずさまざまな分野において、鍛錬を積んだ人にしかできない「匠の技」が存在します。インフルエンザ濾胞の見極めも、習得に時間を要する「匠の技」の一つです。
「匠の技」によって救われる人たちがいます。しかし、人生という限りある時間の中では、なかなかいくつもの「匠の技」を身に付けることができません。
アイリスは、テクノロジーの力を借りることで「匠の技を医療の現場に届けたい」と考えています。
【救急科専門医としての想い】
代表取締役を務める沖山 翔は東京大学医学部を卒業後、救急科専門医として日本赤十字医療センターに勤務。その後ドクターヘリ添乗医や災害派遣医療チームDMAT隊員としても多数の患者さんの診療にあたってきました。
救急医は、さまざまな病気と幅広く向き合うジェネラリストです。一方で、何か特定の病気や患者について深い専門性を持つスペシャリストではありません。自分が「その患者・その病気」の専門家であれば、この患者さんを救えたかもしれない。沖山はこれまで医師として働く中でそのような体験を少なからずしてきました。
このような実体験が、アイリスの創業につながっています。
【Art is long, life is short.(医術の道は長く、人生は短い。)】
これは医学の祖・ヒポクラテスの言葉です。社名は、この格言の頭文字から取って、アイリス / Aillis です。
短い人生でも、医術の最先端から修練を始められるような世界。
若手もベテランも、みなで同じ医療を共有し、それを育てていける世界。
アイリスは、そんな世界、そんな医療を、目指しています。
どうやっているのか
アイリスは、2017年11月に創業しました。現在、以下のようなプロセスを進めています。
【研究から製造・販売までのプロセス】
・研究
社内医師とのディスカッションや医療現場訪問といった医学面、情報科学領域の論文輪読会などの工学面、両者からの知見を集めて深めます。
・開発
AIエンジニアとハードウェアエンジニアを中心に、試作を繰り返しながら実際の機器を開発します。
・治験
医療機器としての承認を受けるために臨床試験を行います。
・品質保証
医療機器の販売を行うために必要な品質保証体制の構築を行います。
・承認
品質、有効性、安全性について審査を受け、厚生労働大臣の承認を受けることで医療機器としての製造・販売が可能となります。
・製造
開発した医療機器を、確かな品質で量産化できるように製造工程を整えます。
・販売
医療機関向けに開発した機器の販売や導入支援を行います。
こうしたプロセスを進める上では、さまざまな技術や経験、知識が必要となります。現在アイリスには多種多様な分野のプロフェッショナルが結集しそれぞれの力を最大限発揮しながら一歩一歩あゆみを進めています。
こんなことやります
アイリス株式会社では、事業開発部門における医療機器の研究開発と、コーポレート部門にて組織全体の成長の両方に貢献していただけるインターン生を募集しています。
※AI開発・プログラミングに携わる職種は、現在応募を受け付けておりません
◆お任せしたい業務(強みや希望、勤務形態等を踏まえて業務内容を決定します)
・医療機器開発に関連する、医学論文、法規制等のリサーチとレポート業務
・関連機関や企業とのやり取り
・社内医師等と協力した臨床開発業務
・広報、コーポレート業務全般のサポート
◆こんな方にオススメ
・医療機器業界やヘルスケア業界に興味がある方
・スタートアップでの働き方や成長に興味がある方
・以下のキーワードに1つでも興味がある方
医療・ヘルスケア・ものづくり・製造業・AI・スタートアップ・グローバル・海外・・・etc.
◆求めるスキルと資質
・基本的なPC操作、タイピング
・コミュニケーション力
・物事に取り組む際の誠実さ
・自ら主体的に動き、チームに貢献しようとする姿勢
・地道なことも諦めずに取り組む姿勢
◆応募にあたっての注意
・プロフィールの情報にて書類選考を行っています。事前に記入をお願いします
・書類選考通過者のみ、面談のご案内をしております
・週2日以上(合計15時間〜25時間程度)の勤務を原則としていますが、試験等の都合で勤務できない場合は柔軟に対応します
・勤務日は平日のみです。土日祝日は原則的に勤務はありません
・フレックスタイム制(コアタイム11:00〜16:00)ですが、学校のスケジュール等を踏まえてご相談可能です。現在活躍しているインターン生の場合は概ね8:00〜20:00の間で3〜8時間程度勤務する方が多いです
・勤務期間は原則6週間以上としています
・リモートワーク応相談ですが、2021年3月現在は、有楽町オフィスでの業務に参加できる圏内にお住まいの方を特に急募しています