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Salesforceって何ができるの?メリットや勉強方法を解説!

Salesforceは、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供する世界No.1のクラウド型SFAツールとして有名です。Ai機能が搭載されており、顧客データの学習と分析を自動で行なってくれます。
顧客情報や営業活動、商談の管理など、営業にまつわる様々な業務を効率化だけでなく、顧客との良好な関係構築のための顧客関係管理もできるので、CRMプラットフォームとしての側面が大きくなっています。
この記事ではSalesforceでできることの紹介と、これから学習を始める方におすすめの講座をお伝えしていきます。

SFAとCRMは何が違うの?

では、まずはSFA(営業支援)とCRMについて見ていきましょう。それぞれの意味や違いはもちろん、メリットなども含めてお伝えします。

SFAとは

SFAとはSales Force Automationの略で、営業支援システムと呼ばれるものです。企業のセールスフォース=営業部隊の活動を支援し、営業プロセスの効率化を図る方法やそれを実現するツールの総称を指します。
営業メンバーが各々持っているお客様に関する情報や、営業の進捗状況を記録・管理することができる他、活動履歴や重要な企業情報、資料の添付、スケジュール管理まで一覧で見れるので営業活動が効率化できます。

SFAを使うメリットには、営業活動の可視化、標準化、効率化の3つが挙げられます。
SFAを導入すると、営業のプロセスや進捗、顧客との関係性などが明確に可視化されるので、営業部の動きが改善されます。表示方法も切り替えができるのでリアルタイムの顧客情報だけでなく、データ分析結果や今後の予測などにも活用できます。
これまで、人脈や事例などの営業活動で当た情報は各個人で管理しており、企業としてはその効果を十分に発揮しづらい状況でした。SFAを導入することで情報の標準化ができると、これまでの訪問記録や提案内容、商談情報といった顧客情報を共有できるようになり、顧客の状況に対して効果的なアプローチが可能になります。過去の成功事例を共有することで、類似した案件に対する営業のコツやヒントを得ることもできるようになります。
SFAはスマートフォンやタブレットからでもアクセスでき、時間や場所にとらわれず情報が逐一確認できるので、異動昼夜隙間時間を利用して効率的に顧客情報を入手でき、営業活動に活かせるようになるのです。

CRMとは

CRMとは英語のCustomer Relationship Managementの略で、顧客関係管理や顧客管理という意味になります。IT業界では顧客管理システムという意味で使われています。
顧客情報や履歴を集約し、次の対応を適切に行うことで顧客と良好な関係を作ることが重要となりますが、規模が大きくなるほど顧客数が増え、すべての情報を自分たちで管理するのは難しくなってしまいます。ここで役立つツールがCRMです。

SFAと混同しやすく、実際に「顧客データを管理する」という点においては共通していますが、SFAは営業活動を支援して売上げ向上に繋げることに視点をおいているのに対し、CRMは顧客データを適切に管理することでの満足度向上に視点をおいているという点では違うシステムといえますね。

CRMを使うメリットは、今までそれぞれの担当者が管理してい顧客情報を社内で共有して顧客満足につなげることができ、部内だけでなく他部署との情報共有が可能となるため戦力が迅速に立てやすくなることです。
例えば営業部の情報をマーケティング部門で活用すると、営業からの詳細な顧客データをすぐに戦略に盛り込むことが可能となり、その後の対応にも役立てられ、質の高いサービスが実現しますね。

Salesforceで何ができるの?

次に、Salesforceで一体どんなことができるのか詳しく見ていきましょう。

マーケティング

マーケティングオートメーションを利用して、個々人に合わせたコンテンツ配信をしたり、対象顧客の興味を段階的に上げていくことができます。顧客が自社製品に興味を持つようになったら、営業チームに引き渡して商談を行うことで、商談の成果を上げていくわけです。
マーケティングオートメーションとは、メール配信やウェブ分析、見込み客の情報など、新規顧客を開拓するための情報を統合して、最適なアプローチを可能にするためのソフトウェアです。Pardotは世界No.1 CRM(顧客管理)であるSales Cloudとシームレスにつながるように設計されているマーケティングオートメーションツールで、同一プラットフォーム上で、マーケティングと営業活動が一体となった戦略を練ることができます。

営業

従来の営業活動は個人主義的でしたが、現代の営業活動は、もはや営業部門だけの仕事には留まらなくなりました。そのため、 営業、サービス、マーケティングなどの様々な活動をつなぐプラットフォームが必要なのです。 Salesforceはリードから顧客、優良顧客に至るまで、ビジネス全体を通して販売機会を見つけ出すことができ、驚異的な速さのユーザーエクスペリエンスと人工知能がすべてのお客様がどこからでも高い生産性を発揮できるようサポートしてくれます。

Eコマース

Eコマース(Electronic Commerce)とは電子商取引のことです。 広義ではインターネット上で物を売ったり買ったりすることを指し、狭義では代金の決裁までをインターネット上で行うことを指します。
世界トップレベルのEコマースプラットフォーム「Commerce Cloud」を用いて顧客体験を改善することができ、その結果コンバージョン率の引き上げができるようになります。
BtoB、BtoCそれぞれにツールがあり、カスタマイズができます。

カスタマーサービス

Service Cloudでコールセンターソフトウェアからセルフサービスポータルまで、さまざまなカスタマーサポートを強化できます。顧客のニーズを先読みして最適化、結果として直感的、かつ柔軟なサービスを提供することができます。
パワフルな生産性向上ツールと、企業と顧客とのすべてのやりとりを一元管理できる使いやすいシステムを提供しており、 マネージャーの仕事にも、予め組み込まれたダッシュボードと、インサイトをAIによって得られるアプリを活用することで、サポートチームを最適化できるメリットがあります。

アプリケーション構築

世界No.1のCRMプラットフォームで営業力とサービス力を強化し、サードパーティアプリ(非純正の関連製品)や独自にカスタマイズしたアプリを使うことで、ビジネスプロセスの合理化を始め、自動化、モバイル化を進めることができます。Herokuが提供するクラウドサービスを活用し、Salesforceに接続しカスタマイズすることでより活用しやすくなります。

なぜSalesforceが注目されているの?魅力に迫る!

Salesforceでできることが分かったところで、salesforceの選ばれ続ける魅力について見ていきましょう。

営業担当者の業務改善がしやすい

Salesforceに営業が自分の案件情報を入力すると、全体の数値や状況をリアルタイムに表示することができます。セールスアナリティクスとAIを駆使して、顧客の最新の動向や商談が成約するか失注するかをデータとして可視化してくれるので、優先度を見極め効率的に営業活動ができるだけでなく、フォローや連携もできるので営業活動全体の質の向上を図ることができます。
また、Salesforce Sales Cloudは効果測定ができる人材育成ツールもあるので、新しい従業員の育成や管理にかかる手間とを減らすことができ、よりメイン業務へと集中することが可能です。

操作が簡単で、機能も充実

SalesforceはSFAとCRMも両方の機能を備えたソフトウェアです。そのため、企業それぞれに合ったカスタマイズができ、各部署との連携もお手のもの。細かい顧客管理レポートが作成でき、しかも基本操作はドラッグ&ドロップのみという手軽さです。
必要な資料を瞬時に確認できたり、絞り込み検索機能など膨大なデータからスピーディに必要なデータを確認できますし、一度検索したデータはフォローしておくだけで何度もアクセスできるのも便利ですね。

スマホ・タブレットでも使用できる

Salesforceは、スマホやタブレットといったモバイル端末からでもアクセスができます。つまり、今までは社内でしか見れなかった顧客情報が、どこでもリアルタイムで閲覧でき、社内に戻らずとも作業することができるようになります。外出先から案件情報にアクセスし、客先とのやりとりの記録や商談の日程調整・内容更新などが行えるので、スピーディに営業業務を処理できます。また、必要なときに必要な情報をその場で入手できることで、会社に戻る時間を低減し、業務の効率化が図れます。

Salesforceは営業支援の最強ツール!

今までは大企業でなければ導入が難しかった質の高いシステムを、Salesforceは低コストで利用できるようにした最初のツールです。
特別な設備が不要で簡単に導入できますし、多くの機能の中からカスタマイズすることができるので、規模を問わず色々な企業のビジネスに活用できるのではないでしょうか。
営業力や顧客満足度をアップしたいと考えている企業の強い味方といえます。

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