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ビジュアル言語でできることは?今後の可能性や学習方法も徹底解説!

近年よく耳にするビジュアル言語。ビジュアル言語はJava、C#、Rubyに次ぐ、第5世代の言語といわれています。そんな次代のプログラミング言語ではどんなことができるのか気になりますよね。この記事では今後のビジュアル言語の可能性や学習方法についてもご紹介していきます。

ビジュアル言語ってどんな言語?

 ビジュアル言語とは、ソースコードを書かずに、あるいは最小限のソースコードでソフトウェア開発ができるローコード開発手法を活用したITツールのことです。ローコード開発では最小限のソースコードで開発を進めるため、ソフトウェア開発を高速化します。また、開発可能なソフトウェアの自由度も高く、細かな拡張が可能な点からも、効率的な次世代の開発手法といわれています。代表的なローコード開発のプラットフォームとしては、OutSystems、Notes/Domino、Magic xpa Application Platform、intra-martなどがあります。なかでも、OutSystemsはソースコードを一切書くことなく、Webアプリケーションの完全な自動生成を行えます。

アジャイル開発手法に向いているビジュアル言語

 ビジュアル言語ではコードレスで開発を高速化できるというメリットがあることがわかりました。ですが、ビジュアル言語が注目される理由は実は他にもあります。次にビジュアル言語とアジャイル開発の関係性についてみていきましょう。

よく耳にするアジャイル開発って?

 システムエンジニアを目指す人なら、アジャイル開発という言葉を聞いたことがあるかもしれません。アジャイル開発はシステムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法のひとつです。1から10まですべての機能を順番に開発するのではなく、重要で必要な機能の開発から小単位で着手し、実装と検証を繰り返しながら開発を進めます。この手法により開発期間を短縮させることができます。
 一方で、従来の開発手法としてウォーターフォール開発と呼ばれるものがあります。これは、企画、設計、実装、テストなど、工程を分けて開発を進める手法です。メリットは開発スケジュールの見通しが立てやすかったり、部分的に切り分けて外注がしやすかったりする点にあります。また、各工程にエンジニアを配置するため、エンジニアは幅広い知識を持たなくとも開発を進めることができ、採用・教育がしやすいというメリットもあります。しかし、プロジェクト開始時にしか要件定義の機会がなく、開発中にトラブルが発生した際に仕様変更などになった場合には膨大な工数がかかるというデメリットもあります。本来は手戻りが起こらないように様々なシミュレーションを経て設計を行いますが、開発している中でやむを得ず仕様変更をしなくてはならないケースもあります。そうした場合に工数が増え、納期が後ろ倒しになるケースもあります。また、プロジェクト全体のスケジュール変更などが起きた際にも、WBS(Work Breakdown Structure)などの開発計画表を各工程で修正しなければならず、各チームに負担がかかりやすくなります。
 アジャイル開発はこうした従来の開発手法とは異なり、工数が少なく開発期間の短縮が実現でき、必要なタイミングで必要な機能を実装することができます。このため、柔軟にユーザーのニーズに寄り添うことができ、ビジネスチャンスをつかみやすいという点で近年注目を集めています。

アジャイル開発と親和性が高いローコード開発プラットフォーム

 上述してきた通り、アジャイル開発は実装と検証を繰り返す開発手法です。ローコード開発プラットフォームの中でも特にOutSystemsはスピーディーな実装と検証が行えることからアジャイル開発に向いているといわれています。従来の開発言語では、基本的に文字ベースのためビジュアルイメージを想像しながらコーディングする必要がありました。また、複雑なロジックの記述の際には一旦作図してから文字ベースに落としていく作業が必要でした。しかし、OutSystemsでは表現力の高いモデリング言語を採用していることに加え、ワークフロー、画面設計、業務ロジック、データベース操作等のすべての処理を一貫して記述することができるため、スピーディーな開発を実現します。

ビジュアル言語の可能性

 これまで見てきた通り、ビジュアル言語はローコードで開発を高速化できるという点や、自由度が高く拡張が可能というメリットがありますが、アジャイル開発と親和性が高いことからさらに追い風になり将来展望が明るいと考えられます。ビジュアル言語とアジャイル開発の力が足し合わせられることで、開発の高速化、少人数化、効率化に加え、目まぐるしく変化するビジネストレンドに適応することができます。これからシステムエンジニアを目指す方なら、こうした将来ニーズが高まりそうな技術の習得に努めたいですよね。

でも、そんな将来性のある技術を習得するのって、やっぱりお金も時間もかかるんじゃ・・・?

 ビジュアル言語はソースコードを書かない開発手法であるものの、やはりプログラミングの基礎知識がないと習得は難しいと考えられることが一般的です。これまで紹介してきたOutSystemsはJavaやC#の考え方をベースに開発を進めていきます。また、最先端技術であるがゆえに技術を教育できるスクールが少ないという現実もあります。やっぱり初心者がいきなり最先端技術を学ぶのは難しいんじゃ・・・。どうやったらスタートダッシュを切れるだろう・・・。実は、そんな風に思った方に朗報があります!

なんと、OutSystemsを無料で学べる環境がある!

 オープンアップITエンジニアではIT業界未経験の方でも無料で給与を受け取りながら研修を受けられるOutSystemsの研修を行っています。プログラミングの知識がない方でもプログラミングの基礎研修を終えてからOutSystemsの学習に移れるため着実にステップアップすることができます。いきなり新しい技術を焦って習得しようとするのではなく、しっかりと基礎固めをしてステップを踏んでいくことで、たしかな力を身につけることができるでしょう。また、Outsystems研修ではプラットフォームの使用方法を学習するだけでなく、アジャイル開発の手法も学習できる点が一番の魅力です。実装と検証を繰り返しスピーディーに行い、PDCAサイクルを回していく過程を体感することで、実務で力を発揮できる力を養っていきます。
 オープンアップITエンジニアでは選考を受ける受けないにかかわらず、就職相談のようなカジュアル面談も実施しています。ご興味のある方は是非お気軽にご相談くださいね。

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