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Y’sの研修をご紹介!「みんなの会」とは?

こんにちは!広報担当です。この4月に我々株式会社Y’sは10周年を迎えました。そんなY’sの事業内容や戦略について弊社CEOの中館が語った内容はコーポレートサイトのこちらのブログからぜひご確認ください。今日はそんな事業内容や戦略について話す場でもある、Y’sが行なっている研修「みんなの会」の位置付けについてお話していきたいと思います。

「みんなの会」というのはY’s内で不定期に開催されている研修です。事業内容やカルチャー(企業文化)、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」について最新の情報を全社員に向けて発信を行っています。またクレド浸透へ向け、理解と行動促進ができるようにゲームやディスカッションなどをする機会も設けています。

でもここで多くの人が一度は抱いたことがあるであろう疑問が浮かんできます。

  • 「なぜ会社のカルチャーが必要なの?」
  • 「なぜ会社のカルチャーをわざわざ定期的に自分たちスタッフも聞かないといけないの?」
  • 「会社のカルチャーが自分の今の仕事にどう影響しているのかいまいち分からない」

これは当時別の会社で新入社員であった10年前の私が感じていたことでもあります(笑)今では「会社のカルチャー」の存在意義、またそれを全スタッフが理解することの意味が分かるのですが、当時未熟だった私は全体集会で会社のカルチャーが時間をかけて語られる度「これ何の時間なのかなー」くらいに思っていました(Y’sのみんなは未熟な当時の私とは違ってそんな風には思っていないとは思いますが)

そんな私が思う「会社のカルチャー」が必要な理由について今回はお話できればと思います。


「長いストーリー」と「目の前のストーリー」

ストーリーって何のことだと思う方も多いと思いますが、私は自分が所属する会社の文化を「長いストーリー」、自分が今任されて行っている仕事を「目の前のストーリー」だと考えています。

どういうことかというと、例えばとっても長い『ハリーポッター』のシリーズなどは「長いストーリー」で作者としてはその長いシリーズ全編を通して読者に伝えたいメッセージ等があると思っています。

一方で読者が本を手に取って読むその1冊やその1章、その1文は「目の前のストーリー」であって、その1文や1章のみ読んだだけでは、作者が「長いストーリー」を通じて伝えたいメッセージの全容を読み取ることはとても困難です。ただその今読んでいる1文や1章はとても重要で、それらの積み重ねがないと作者が「長いストーリー」を通じて伝えたい重要なメッセージというのも伝わらなくなってしまいます。

これを「企業のカルチャー」と「自分が今任されて行っている仕事」に置き換えて考えてみると、とても分かりやすいと思っています。例えば今私が任されている「広報業務」という仕事、更に細かく分解するとこの「記事を書く」という仕事を「目の前のストーリー」だとします。この「記事を書く」という仕事の意味だけを考えてしまうと「採用者を増やす」「会社の認知度を上げる」「書くことが仕事だから」というピンポイントの意味しか見いだせないと思います。仕事の調子がいい時はそれでもいいのですが、もし採用者を増やせなかったり会社の認知度がなかなか上がらなかったりして悩んだり、行き詰まった場合などには「私何のためにこの仕事をしているんだろう」と思ってしまいがちです。

そんな時に「企業のカルチャー」という「長いストーリー」をあらかじめ私が知っていたらどうなるでしょう。私が今している「記事を書く」という仕事の意味は「採用者を増やす」「会社の認知度を上げる」「書くことが仕事だから」というだけではなく、会社が目指す大きな目標の第一歩なんだ、今私がこの記事を書くことが会社が成し遂げたい大きな目標に繋がっているんだ、とより広い視野で自分の仕事を見つめることができるのではないかと思っています。

そんな風に「企業のカルチャー」というのは私たちスタッフ一人一人が「目の前のストーリー」に行き詰まって進むべき方向性やその楽しみを見出し難くなった時などに立ち戻って考える指針と言えるのではないかなと考えています。だから私は「企業のカルチャー」を全スタッフに対して丁寧に伝えていく意味を考えるとき、この「長いストーリー」と「目の前のストーリー」に置き換えて考えることにしています。

「目の前のストーリー」だけでは「長いストーリー」は理解できないし、一つ一つの「目の前のストーリー」がなければ「長いストーリー」のメッセージは完成しない。そんな関係性が「企業のカルチャー」と「自分が今任されて行っている仕事」にも言えるのではないでしょうか。


「みんなの会」で伝えたいこと

今回はあくまで私の考える企業のカルチャーを全スタッフに伝え続けていく意味についてお話させて頂きました。「長いストーリー」「目の前のストーリー」に例えた通り、企業のカルチャーである「長いストーリー」の途中で、作者つまりは経営者の考えやメッセージ性が変わることもあると思います。それは経営者の心情の変化だけではなく、時代の流れや社会の動きに合わせてより喜んでもらうために変更するということもあると思います。変更されること自体は何ら悪いことでもなく、その変化を常に「こんな風に考え方が変わりました」と全員に共有していくことが重要で、それが「みんなの会」という場だと私は思っています。

あくまでもこれは私の考え方ですので、米田や中館などの話を聞いてみると少し違った意見があるかもしれないなとも思っています。

会社のミッションやビジョン、カルチャーがどのような意図で作られていて、どんな思いが込められているのか。会社を知った上で自分は何ができてどんな未来を描くのか。そんなことをあらためて考えられる機会が「みんなの会」という場であり、株式会社Y’sという会社の特徴でもあります。会社の役員から直接声を聞く機会があるというのも、Y’sならではだと思っています。

今後も同じ会社で働くからこそ、社員に会社のビジョンや方針を理解してもらう場をどんどん設けていきます。現状だけではない、未来を見据えた相互理解の会としてこういった時間を大切にしている会社です。

「みんなの会」にてお話させていただいた内容はブログにもUPをしております。
ぜひ下記リンクよりご覧ください。

<Y’sの目的>MVVを変える

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