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【技術だけではなく、会社の未来を語れるようになる】CTOとしてのプラットフォームへの関わり方とは?vol.1

皆さま、こんにちは!ユアマイスター株式会社 人事・広報担当の中川です!

6月にユアマイスターへジョインして約1ヶ月。

もうすぐ3周年を迎えるユアマイスターは、次の1年を「最後の創業期」と位置付け、サービス、組織ともに成長を加速させています。

私がユアマイスターへ入社して一番最初に感じたのは、インターン含め全メンバーが「熱狂しながらコトに向かっている」ということ。

そんな熱気溢れる社内の様子やメンバーの事を私自身、もっと知っていきたい!と思い、数回に分けてメンバーのインタビューを行うことにしました!その様子を連載でお届けします★

トップバッターはCTOの星永亮

初回は星がユアマイスターへジョインしたきっかけや、プロダクトの成長の軌跡について語っていただきました。

ビジョンに共感してユアマイスターへジョイン

- 星さんが、ユアマイスターにジョインするタイミングやきっかけなどを教えてください。

星:ユアマイスターが設立されて三ヶ月後くらいに、代表の星野から「最近なにしてるの?」っていう感じでメールが届いたんです。それでご飯を食べに行って、そのときにプロダクトを見せてもらいました。見せてもらったプロダクトは、本当に出来立てという感じで、最低限やりたいことは線でつながっているな…という状態だったんです。

- 当時のユアマイスターには、プロダクトを開発する環境が整っていたんですか?

星:当時のユアマイスターは、プロダクト開発を外部に発注をしていました。しかし、社内で開発ができるようにしないといけないという課題は認識していて、前職で同期という関係だった私に連絡が来たという感じです。

プロダクト自体は確かにまだまだやることはたくさんあると感じましたが、ユアマイスターが『あなたのマイスター』で作っていきたい世界観や想い、そして何よりもそれを作ろうとしているメンバーがとても魅力的で、お話を聞かせてもらった一週間以内に私の方から「やらせてください」と連絡をしました。

- 当時の星さんは、楽天という大企業に勤めていましたが、創業間も無いスタートアップに飛び込むのにためらいはありませんでしたか?

星:楽天には新卒からエンジニアとして入社して、実際に手を動かして作るエンジニアとして働いていました。退職する二年前くらいから事業の企画や予算取り、役員への説明など上流に関わる仕事をするようになりました。ロールモデルになる人もいましたし、10年後やその先の未来が自分の中ではっきりと見える状態でした。

ですが、ふと未来を想像したときに、40歳とかになって当時よりももっと重要なポジションに就いて、会社を辞められなくなってしまう自分になってそうで怖いなと、漠然とですがモヤモヤとした思いを持ち続けていたんです。

そして30歳になって、やっぱりチャレンジしないとダメだよなって考え始めたタイミングで、星野から声をかけてもらい、彼らの想いやメンバーの話を聞いたので迷いはありませんでしたね。

マーケットのポテンシャルに将来性を感じた

- プロダクトに関しては、まだまだこれからだと感じたと言っていましたが、魅力を感じる部分はあったのでしょうか?

星:一番最初に『あなたのマイスター』の説明を受けたとき、サービスを商品としたECサイトはこれから伸びる市場だなと素直に感じました。

形あるモノのECサービスを利用して、商品を購入するということはすでに当たり前の時代になっていますよね。

当時インターネットでモノを購入する人の割合は、約10%程度いたんですが、サービスのECサイトは2、3%くらいしかなかったんです。

しかし、欧米などの利用割合を調べてみるとサービスのECサイトでの購入割合が10%を超える国もあって、日本国内でもポテンシャルがいっぱいあるよねって説明を受けたとき、確かになと腹落ちしました。

私が元々楽天でECサイトのプラットフォームに携わっていたこともあり、「サービスの総合ECプラットフォームを作る」という想いをイメージ化することができたことも大きかったと思います。

▲ 19年6月、サービスリリースから2年で口コミ投稿数1万件を突破した「あなたのマイスター」

- プロダクトがリリースされる前から「サービスの総合ECプラットフォームを作る」というビジョンがあったんですか?

星:そうなんですよ。

まだユーザーが一人もいない段階から一貫して言い続けているんです。

そこが僕にとって結構刺さったポイントで、星野もその答えに辿り着くまで戦略など色々と考えることがあったと思うんですが、最初から大きな世界観を示してくれたところが純粋にかっこいいですよね。そして、その世界観にワクワクしたんです。

- リリースの段階では、どれくらいのカテゴリーや加盟店数があったのでしょうか?

星:我々は加盟店のことをパートナーと呼んでいるんですが、当時のパートナー数は100以下で、商品数も同じく100とか200とかそれくらいの規模から始まりました。

それから毎月パートナー数は増えていて、現在では約4千のパートナー数に約3万くらいの商品数があります。

- 約2年半くらいで大幅にパートナーが増えたんですね。

星:そうなんですが、やはり最初は苦労しましたね。

いわゆる『鶏卵問題』ってやつなんですが、ユーザー(消費者)がいないとパートナーが増えないし、パートナーがないとユーザーを呼べないという問題です。

これを解決するために、ユーザーを獲得するマーケティング施策と、パートナーを増やす営業施策を分けて2軸で走り始めました。

まずユーザーを獲得するための施策として今も頑張っているのが、『RELIVERS』というオウンドメディアの運用です。

『RELIVERS』は大切にしているモノを、自分でお手入れをする情報を発信しているメディアで、エアコンやパソコンなどの家電のメンテナンスなどの情報を発信してユーザーを獲得しています。

そして、営業部隊はエリア戦略などではなく、当初から全国からパートナーを増やすために活動していました。

少しずつ、でも着実に広まっていく実感

▲ 2016年 プロダクトやユアマイスター自体の認知も少しずつ上がり取材もしていただけるようになってきた頃のワンシーン

- 最初から全国の店舗に営業をしていたんですね。

星:エリアではなく、カテゴリで絞って営業活動をしていました。

ITリテラシーが高い方が多い業界ではないので、電話をメインにして営業活動をしています。

そうして地道にパートナーを増やしていって、1年半くらいしてからポツポツとパートナーの方から「入りたいです」と言われることが増えてきました。

徐々にパートナーさんの間で口コミが広まって、『あなたのマイスター』というサービスが認知されてきたんです。

- 今はインバウンドに舵を切っているイメージですか?

星:今もアウトバウンドにかける時間を多くしていますね。

新しいカテゴリに広げようと舵を切った時は、社内全体で積極的にアプローチさせて頂いています。

また、昨年の10月から成果報酬のみだけではなく、月額プランを用意し、よりパートナーシップを強めるために対面の営業活動も行ってるんです。

次回はCTOとしてジョインした星がどのようにプロダクトや組織に関わっていったのか、過去に少し遡りながら聞いていきます!


取材・撮影・執筆:howdy株式会社 遠藤一穂
編集:中川

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