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犬も歩けばアートにあたる

入社して間もない頃、職場の周りを歩いていると、街の至るところにアートが潜んでいて見つけるたびに心を躍らせていました。

「このオブジェは何?」「あの不思議なデザインはいったい?」と鼻息の荒い新入社員にも、同僚たちは至って冷静に、そして軽やかに答えてくれました。

そう、この街にはアートがごく当たり前に、まるで空気のように溶け込んでいるのです。

その後、それらの仕掛け人である社内のデザイナーに楽しみ方を教えてもらう機会がありました。今回は、その中からお気に入りを皆さんにご紹介いたします。


まずはこちら。

キャナルイースト・ボンドストリートの植栽にひっそりと点在するパネル。一見ランダムに並んだアルファベットに、じっくり目を向けてみると 「色」をテーマとした偉人達の名言が浮かび上がります。

例えば、写真はフランスの画家アンリ・マティスのもの。 自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」とも謳われた彼の言葉がいかなるものか、ぜひ皆さんの目でも確かめてみてください。


続いては、ボードウォークとボンドストリートを繋ぐ「緑の道」。

壁一面に広がるこの模様、実はある有名な映画で使われた曲の音階を示しているのだとか。左から順に音をイメージしながら口ずさんでいくと、パッと曲名が浮かび上がるかもしれません。

なにげなく通る場所にもアートが隠れているので、油断は禁物です。


最後はこちら。

ボンドストリートから一本奥に入った路地「T-PASSAGE」。陽が落ちると、通りには鮮やかなネオンサインが踊り、思わず引き込まれる不思議な空間が広がります。

これらのサインはいわゆるショップの“ 看板 ”ではなく、街づくりの一環で作られた“ アートワーク ”。天王洲の街の構成要素である、運河の豊かな水や風・音楽・食をモチーフに、当社のデザイナーがひとつひとつ作り出したオリジナル作品です。

今回は、当社周辺にひっそり佇むアート作品をご紹介しました。

皆さんもお越しいただく際には、ぜひいつもより少し目を凝らしながら散策してみてください。

きっと思いがけないアートとの出会いがあるはずですよ。

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