Wantedlyは、月間200万人が利用する国内最大のビジネスSNSです

This page is intended for users in Japan. Go to the page for users in United States.

【事例紹介#4】ホテル最大手H社の社員2000人に取材!超密着型インナーブランディング支援

私たちは業界を問わず大手企業に特化したビジネスを展開。
現在300社以上と取引をしています。

JBAが支援するのは、クライアントの「伝えたい」を「伝わる」に変え、
企業の魅力(ブランド)が理解され、応援され、愛される会社にすること。

ブランディング、マーケティング、採用、組織風土改革など領域を一切制限せず、企業の「伝わる」のためのすべてを支援しています。

具体的にはどのような相談を受け、どのような仕事をしているの?
求職者の方からよくご質問いただきます。

そういった疑問にお答えしていくために、事例紹介をすることにしました。

とある企業が抱える課題に対し、JBAが何を考え、どう行動したのか?そしてそれが、企業にとってどのような効果をもたらしたのか?実際にプロジェクトに携わったコンサルタントが、やりがいや苦悩、自らの仕事観に至るまで、赤裸々に語ります。

第1回はこちら

第2回はこちら

第3回はこちら

第4回はこちら

第5回は…
ホテル最大手H社の社員2000人に取材!
超密着型インナーブランディング支援ホテル

こんにちは、JBA入社4年目のコンサルタントの諏訪です。まずは自己紹介をさせてください。
甲子園だけを目指して野球に打ち込んだ高校時代。しかし本当の夢は、パイロットになることだったんです。航空大学校に入るためには大学2年間の履修が受験の条件。とりあえず大学に入り、バイトでお金を貯め、2年生の秋に1年間のイギリス留学に旅立ちました。そこで出会ったのは、石油ビジネスをしている人や、世界をまたにかける商社マン。毎日凄まじい刺激を受けました。今から思うと、この1年間が自分の人生の分岐点となりました。

帰国後はお金がなく、むしろ、100万円弱の借金を抱えていました。生きるために稼ごうと居酒屋で朝まで働き、昼には大学に行く日々。しかし、ふと「何か違う」と思い始めました。

居酒屋には「回転」という考え方があります、19時に予約が入っているならば、その席は17時までにお客様を入れないと使えません。居酒屋側としては、その席は赤字近くまで値下げしても入れたい場所。お客様にとっても安く飲めるメリットがある。これを上手くマッチングできないかと考え、仲間と共に起業しました。すぐに収益も出るわけもなく、居酒屋事業に限らず様々なことに手を伸ばし、端から端まで電話をかけ、アポを取りまくりました。アポが決まれば、どこにでも行きました。大手も個人も両方行きました。個人相手は結果が出やすく楽しかったです。印象に残ってるのは大手のドラッグストア。学生なりに本気で作成した企画書を本社に持ち込み、10回以上たたき切られました。大手ドラッグストアの本社への往復と食事代だけで1回1万円越え。10回行けば、10万円以上かかる計算です。こちらも生活が懸かっているので必死。何度も何度も粘り、成果を出しました。

起業自体は失敗したわけではありませんでした。一方で、このまま続けていくことに限界を感じていました。その理由は、「情報」が入らなかったから。社会人経験のない学生では、企画書の作り方や、受注までのシナリオは自分で考えるほかありません。人生を長い軸で見たとき、社会に出て情報を収集しスキルを身に付ける方が得策だ、そう考えて就活を決意しました。また仲間とビジネスをするつもりだったので、軸は決まっていました。それは、「クライアントが大手であること」。相手が大手であればあるほど大きなことに挑戦できて、成長できるはず。 そんな軸を立てて就活をし、超有名ベンチャー企業の内定を取りました。しかし、12月の内定者懇談会で先輩社員の話を聞いたとき、「違うかもしれない」と感じたんです。彼らは商品を持っている会社だ、と。商品を持つということは、その商品に疑問を持ったら終わりなんです。起業時代も、販売代理の仕事で商品を知ろうと必死に努力しましたが、お客様を前に本気で自信をもって商品を売ることができず、辛い思いをしました。

「商品、ソリューションに制限がない会社にしよう」

12月という普通であれば新卒採用が終了している時期にも関わらず、内定をもらった超有名ベンチャー企業を蹴り、もう一度就活をすることを決意しました。

そこで出会ったのがJBAです。「大手企業×クリエイティブ」というコピーを見て、面白そうだなと惹かれました。しかも200名規模の会社。これならすぐに中心選手になれる。海外の拠点も自分で作ってやろう。これがJBAに入社した決め手でした。

さて、話を事例紹介に戻しましょう。H社は、ホテル業界のトップを走る企業。富裕層のお客様が非常に多く、最近では医療ビジネスにも着手している成長企業です。私が担当になったのは2年目の終わりごろのことでした。

H社との取引のきっかけは、ブランドブック。社員に経営理念を分かりやすく伝える冊子を作りたいけれども、どうすれば効果的に伝えられるか課題を抱えていました。そこでJBAは漫画形式を提案。社員や役員を漫画に登場させ、楽しみながら経営理念を学べるような工夫をしかけました。HPにある情報しか分からないようなゼロからのスタートでしたが、徹底的な取材を通し、H社との信頼関係を構築しました。

ブランドブックが成功に終わってしばらく経った後、今度は社員向けのグループコミュニケーションマガジンをお願いできないかということでお声がかかりました。H社は超一流企業です。ビジネスももちろんですが、給与面でも超一流です。しかし、会員制ビジネスであるためCMなどの広告宣伝はなく、働いている社員にとっては自分たちの良さが実感できずにいました。その結果、離職率が高まっていたのです。H社は、離職率を0に近づけたいと感じており、そのためには漫画など高卒の社員でも分かりやすいマガジンが必要だと考え、提案しました。

余談になりますが、後にH社から聞いたJBAを選んだ理由。それは、一流を知っているから。ホテル業界だけでなく、幅広い業界に精通しており、インナーブランディングでトップを誇るJBAにお願いすれば間違いないと考えていらっしゃったのです。

泥臭く誠実に努力を積み重ね、お客様の信頼を得た

そんなH社のご期待にお応えすべく、とことんH社に入り込み、世界観の理解に努めました。毎週のように本社に赴き、あらゆる施策を打ち合わせします。方向性が決まると、マガジンを1号発行するのに、200名近くと会います。これまで3年間で10号を発行し、合計2000人近くと会ってきました。すでに全役員を取材しています。取材が1週間に及ぶことも多く、担当者さんとは恋人以上の時間を過ごしているかもしれません(笑)。中にはプライベートでもお付き合いのある方がいて、娘さんのキャリア支援を頼まれるなんてことも。ビジネス以上の関係性を築けています。

また、世界観を理解するためには、H社の提供するサービスを体感するのは欠かせません。これまでに国内各地にある15のホテルを訪問しました。取材の度に現地のホテルに宿泊し、料理からエステに至るまでH社のおもてなしを体験。朝食研究のために、朝5時から一緒に食事をするなんてことも。さらには実際に現場で働く人から話を聞くことで、H社のことを内からも外からも知り尽くしました。

さらに、H社と付き合っていくためには、H社の高い品質やこだわりについていけるだけの「感性」が必要です。H社はディテールへのこだわりが強く、気になる点があれば決して妥協しません。当社のカメラマンも一度、建築物の写真の構図についてH社の期待を超えられず、建築関連の本を買いあさり、必死にインプットしました。私自身も、世界最高峰の建築や、料理、美術品などをプライベートでも体験します。毎年、GWには国内の5つ星ホテルに、年末には海外の5つ星ホテルに泊まるようにしています。H社のと同じ感性を持てるよう、仕事もプライベートも問わず、自分を高めてきました。今も、日々勉強中です。

 一方で悔しい想いをしたことも何度もあります。担当になった時はまだ2年目で、上司とともにお客様のもとに出向いていました。すなわち「自分の案件」とは言い切れない状態でした。当時の私は「H社の仕事を完全に自分のモノにしたい」と野心を燃やしておりました。チャンスはすぐに訪れます。ホテルの総支配人含む10人ほどの会議に、上司から「間に合わない」という連絡が来たんです。自分をアピールする大チャンスでした。会議では、自分がファシリ―ターとして全てを把握し、さらにはプロとしての意見を求められます。自分の親世代の立場の高い方を相手にファシリをすることはとても刺激的でした。しかし、その場に立ってみてはじめて、自分の知識の浅さやまとめる力の弱さを痛感しました。意見を求められても答えられませんでした。せっかくのチャンスと思い、気合を入れて臨んだにも関わらず、お客様の期待を超えることは叶わなかったのです。

また、著名人とのタイアップ企画では、お客様に4時間近くこっぴどく叱られるという経験をしました。このプロジェクトは、H社の社長だけでなく世界的に有名なスポーツ選手を巻き込み、巨大なお金も動く超ビックプロジェクトでした。初期の打ち合わせの際、今考えている企画案を伝えたところ、お客様から開口一番に「諏訪さんはこのプロジェクトどうしたいの?」「「どれだけ当日をリアルにイメージできてる?」と怒鳴られはじめたのです。正直に告白すると、はじめの1時間くらいは「なんだこの人は。いきなり怒鳴り始めるなんて意味が分からない」と内心、腹が立っていたんです。でも話を聞いているうちにお客様のプロ意識を感じ、自分の気持ちにも変化が生じました。[P3] [WT4] よくよく振り返ってみると、「大きなプロジェクトだからミスをしてはいけない」と丸く収めようとしていたのです。当然、その姿勢はお客様にも伝わっていました。その結果、「諏訪さんと仕事をしても面白くない」とたたき切られることになったのだと気づきました。

大手企業を相手に挑戦しようと意気込んで入社したJBA。とはいえ、仕事をしていると本気でやらなくてもなんとかなるケースがあります。自分がぬるま湯に浸かりはじめていたことに、その時気付きました。いつの間に自分は丸くなってしまったんだろう、自分って面白くないな、と心底落ち込みましたね。H社が一流だからこそ、自分の無力さが突き刺さりました。そして同時に、やる気が満ち溢れてきたのを今でも覚えています。自分の意志を明確に、強烈に持っていないと人は動かせない。圧倒的な当事者意識を持つことが、本物のリーダーになるためには必要なんだと実感し、闘志が湧いてきました。

これだけ本気で仕事をしているH社よりも、こだわりたい。H社の基準はJBAが作るんだ。そんな決意を抱き、ますますH社にのめり込みました。

H社の社員が、H社自身についてJBAに聞いてくるように

一見、ホテル業界という華やかな世界との優雅なお付き合いに思えますが、実際はこのように泥臭く、ひたすら足を動かし、苦い経験を積みながら信頼を築いていきました。その努力の甲斐もあって、現在はマガジンから派生して、医療事業の営業・採用ツールの制作など、インナーブランディングに関する様々な支援をしています。今ではH社の社員が、H社自身の情報をJBAに聞きに来てくださるんです。たとえば、H社の採用担当は入社から日が浅い人が多く、現場の経験がないんですね。そのため長く付き合っているJBAの方が、H社の魅力を深く知っているという状況が起こります。これまで役員から社員まで2000名と会い、H社の強みから弱みまで多面的に理解できているからこその関係性です。

いま、最重要課題として取り組んでいるのは、創業者の考えを言語化すること。カリスマ的な創業者が圧倒的な才覚で成功へと導いてきたH社ならではの課題です。

H社の成功は、創業者が創業時から軸として据えていた価値観、考え方、哲学があってのもの。その精神を上手く言語化して後世に伝えていかねば、再現性のあるビジネスが成り立たなくなり、やがて衰退してしまいます。たとえば、「ホテルの照度一つとっても、明るさは各レストランによって細かく定められている」ということはすでにH社内で徹底されています。しかし、「なぜその明るさなのか」という根底の部分は社員は分かっていません。現状では、創業者の精神を受け継ぐことまではできていないのです。

そんな課題感から、我々は創業者に対し100時間にわたるインタビューを実施。多くの名言が飛び交いました。「一流のホテルは、一流の立地、一流の設計者で決まる」「ホテルにおいて、ロビーは顔。ロビーを見て感動してもらえれば、滞在自体が感動に変わる」「一流を目指すなら、働く人も一流でなければならない。ある超一流レストランに3年ぶりに訪れたときに、ワインの種類、好み、食べた料理を全て覚えてくれていて、感動した。その水準を目指したい」H社の細部に見えるこだわりの理由が、創業者の言葉の中に隠されていました。

とはいえ、この言葉を聞いただけで、創業者と同じ判断ができるわけではありません。一流の立地はどうやって見極めるのか、一流の設計者が持つ考えに対し、どのような判断基軸でジャッジするのか、それは創業者自身が自然にやっていること。ロビーにおいても、どこを見ればいいのか、なぜロビーなのか、細かい視点に至るまで共有が出来なければ、再現は不可能です。今はソーシャルメディアが発達し、ビジネスモデルは誰にでもパクることができる時代です。しかし、それを丸パクリしたところでうまくいかないケースが多いのは、創業者の価値観が違うから。目に見えて分かりやすい数字や物だけでなく、考え方を共有することで、はじめて再現性のあるビジネスへと進化できるのです。

私たちがやろうとしていることは、創業者自身もうまく言葉にできておらず、自然と感覚で実践している部分まで言語化すること。非常に難しいミッションです。インタビューを繰り返し行うことで、トップの言葉を記録し、さらには分析を加えて分かりやすくすることで、これからのH社の発展につなげていきたいと考えています。

現在ではすでに、5年後の周年プロデュースの依頼もいただいています。H社からの期待を実感し、身が引き締まる思いです。H社の良さは、あらゆるメディアを駆使し、学生やお客様、従業員などのステークホルダーに知ってもらう。H社の課題は、企業の発展のために、とことんコンサルを続けていく。難しい仕事ですが、やっぱり面白いですね。過程がボロボロだとしても、挑戦していくことで自分が成長している実感があります。来月にも、やったことがない未知のチャレンジを控えています。どれだけお客様の期待に応えられるか、楽しみです。今後も、H社のパートナーとしてブランド全体の価値をさらに高めていけるよう、お客様に深く入り込み、誠心誠意尽くしていきたいと思います。

日本ビジネスアートでは一緒に働く仲間を募集しています
Anonymous
B4598e26 180d 4b9e becd 2afc33be7d65?1544253848
Picture?height=40&width=40
632a9664 be5c 4f8c b746 0a7a9b0051dc?1528632316
3 いいね!
Anonymous
B4598e26 180d 4b9e becd 2afc33be7d65?1544253848
Picture?height=40&width=40
632a9664 be5c 4f8c b746 0a7a9b0051dc?1528632316
3 いいね!

今週のランキング

ランキングをみる
このストーリーが気になったら、直接話を聞きに行こう

Page top icon