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グリーメディアを横断して貢献する山田さんの、プロフェッショナルになる為の姿勢 【MVPインタビュー】

山田 高寛
2017年2月Glossomに入社し、動画制作部署にて営業を担当。2018年6月 現在のアウモ株式会社となるメディア事業部に異動し、マーケティングチームマネージャーとして勤務。2020年6月からは、グリー全メディアの広告収益の責任者としてGlossomに再Joinし、メディアの横断者として貢献している。

――今までの経験

保田:山田さん、前職は海上自衛官というお話を耳にしました…!

山田:そうです!順番に遡っていくと、GREEグループの前は海外でSler、その前に、海上自衛官として勤務していました。

保田:かなり特殊な経歴ですね!そこから何故IT業界に転職されたのでしょうか?

山田:日本に帰還して、なんだか日本企業はつまらないなと思っていまして。IT業界は年齢層が若い場合でも、一定の裁量が与えられるイメージがあったので、そこで転職してみようかなと思いました。Glossomはその際に1番最初にオファーをいただいた会社で、そのまま入社をしました。笑

保田:勢いでどんどん決めていく、即決タイプですね!Glossom入社後は、アウモにも在籍されていますが、そこではどんなことを担当していましたか?

山田:その頃はマーケティングの責任者をしていました。アプリの立ち上げで、どう作っていくかとか、収益方法の戦略を立てたりしました。もちろん、エンジニアさんと連携して着実にリリースをしなければいけません。進捗の管理もしなければならないし、エンジニアリング以外は全て実働していました。

保田:全部を1人で管理するのは責任重大ですね。当時、一番大変だったことは何ですか?

山田:全てを熟すのは本当に大変でしたよ!笑
アプリの中に広告実装をしなければならなかったのですが、何をどう設定すればよいのかが分かりませんでした。他のエンジニアさん達もお手上げ状態だったので…その時は聡さん (Glossom CTO) に助けを求めて、分からないことを片っ端から教えていただきました。

――Glossom マネージャーとして、プレイヤーとして。

保田:それを経験して今があるということですね。では現在Glossomで担当している業務を教えてください。

山田:一言でまとめると、グリー全メディアでの広告収益最大化を担う責任者、かな。役職としてはマネージャーになるので、もちろんその対応もしています。
広告の技術は日々新しいツールやシステムが進出しているので、その時々に合わせてベストなものを、随時テストをしながら探らなくてはいけません。なので、普段から情報を察知することが大切です。僕の場合は、前職の知り合いからの繋がりのコミュニティがあるので、そこから情報を仕入れ、配下に落とし込んで作業指示を出しています。そろそろメンバーにも、他者との交流から色々な情報を仕入れてほしい、とは思っているのですが…。笑 誰にでも得意不得意はありますし、そこは強要せず、まずはできることを自分で考えて行動してもらうようにしています。

保田:チームのメンバーに今求めることは積極性ですか?

山田:そうですね。笑 
僕のメンバーは皆しっかりしていて、細かいことでも必ず質問や確認をしてくれます。もちろん、上司として頼りにされるのは嬉しいですが、もっと自由に、アグレッシブに行動して大丈夫だよ、と思っています。何かあれば、僕が守るので、そこは安心してほしいですね!

保田:山田さんはマネージャーですが、プレイヤーとしてもバリバリ動いているので、すごくお忙しそうです。

山田:いや、僕は忙しいか聞かれたら、『忙しくない』と答えることに決めています。『忙しい』というワードは、周りの人からすると話しかけにくいとか、依頼が出来ない雰囲気になってしまうと思うんです。もし、僕にしか頼めないことが発生した時にそんな雰囲気だと、全体の業務の流れが止まってしまうかも知れません。それを考えると、『忙しい』とは言いたくないです。たまに、予期せぬ依頼が上層部から下りてくる時もありますが…。笑

保田:とっても頼もしいです!今回MVPということですが、やはり山田さんの仕事に対するコミットは素晴らしいですね!

山田:いつでも依頼が来ていいように、先回りして情報収集をしておきます。すぐそれが必要になるかは分かりませんが、事前準備をしておけば焦る必要もないですし、ここぞという時にすぐ行動に起こせます。逆に言えば、僕は結構心配性なのかもしれませんね。笑

――垣根を超えたコミュニケーション

保田:先回りの行動や、情報収集を自ら行っているということですが、グリーグループ内での部署を超えたコミュニケーションもよく取られているのでしょうか?

山田:メディアの立ち上げを経験すると、そこで連携を行うことによって自然と知り合いも多くなりました。会社の休憩スペースには他子会社の方もよくいるので、その場で仕事の話を結構共有しています。他子会社の社長陣も気軽に話しかけてくださるので、事業の小さい話から大きい話まで多種多様にしています。そこからまた新しい事業に繋げていくことが出来るので、様々な人とのコミュニケーションは大事だと思っています。
今のは職場での話でしたが、最近は家でもzoom飲みをしながら、社外のコミュニティで広告運用の意見交換をしています。朝から晩まで広告のことを考えているので、仕事=趣味になってきました。笑

保田:もともと広告に興味があるから、そこまで積極的に動けるのでしょうか?

山田:広告は好きです!例えば、あるメーカーが『この商品は女性にとても売れています!』と謳っている商品でも、内側を見ると結構男性も購入している事が分かったり、地域によって広告宣伝の効果が異なることが見えてきたりとか。広告が出る場所を少し変えるだけでも、ユーザーの行動で全然違った効果や収益に繋がったりもします。試行錯誤した結果、見えてくるものが変化することは非常に面白いです。PC画面はずっと見ていられます。笑

――山田さんの考える仕事とは

保田:では、仕事に対して、大事にしていることを教えてください。

山田:『本質を理解して、業務を実施すること』です。例えば僕の部署は1PVあたりの収益(RPM)を目標としているのですが、その目標達成の為の施策によって、メディアのPV自体が落ちしまっては意味がないと考えています。僕自身の目標が達成できなくとも、全体の収益が向上して、対メディア側にもしっかり利益が生まれるように動くことが大事なことだと思います。見えていない部分に視点を当てることはすごく意識していますし、メンバーにも伝えています。
これはクライアントファーストにも繋がりますが、なぜそのように動かなければならないのか、根本を考えて行動することで、連携をしてくれている人達や、メディア側とも衝突することなく、お互いの信頼の上で事業を進めていくことが出来るようになります。

――これからの自分

保田:仕事に対して真っすぐな山田さんですが、誰か目標にしている存在の方はいらっしゃいますか?

山田:強いて言えば…父親です。実家が自営業なので社長にあたる存在で、今はもうバリバリ仕事をしているわけではないですが、事業を回して悠々自適な生活を送っています。庭で薪割りをしたり…そういう生活が出来るのはいいなって思います。笑
その為にも、今ある目の前の仕事にはしっかり取り組まなければならないですね!

保田:なるほど!では最後に、今後の意気込みを教えてください!

山田:広告知識が比較的あるので、メディア側には尽力していると思っています。ただ、自分自身はまだまだ未熟だと感じていますし、Glossomに貢献できているかという点では、もっと出来ることがあると思っています。
今後もGlossomのメンバーとして、プロフェッショナルとなれるよう精進していきます!

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