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【フレッシャーズインタビュー】バングラデシュから日本へ来たエンジニア。Glossomで働きたいと思った理由。


「フレッシャーズインタビュー」は、GlossomにJoinしてくれた若手メンバーのインタビューシリーズです。今回登場してくださったのは、2018年2月入社のAL AMIN(アル・アミン)さんです。25歳でバングラデシュからはじめて来日、3日後にはGlossomに勤務を始めたというアルさん(!)。遠い異国にいながらGlossomを選んだ理由を、存分に語っていただきました。


Glossomのイノベーティブな開発商品に惹かれて。

Q:アルさん、はじめまして! インタビューをお受け下さってありがとうございます。今日はどうぞよろしくお願いいたします。

A:よろしくお願いいたします。

Q:さっそくですが、自己紹介をお聞かせください。

A:アミン・アルと申します。バングラデシュ出身です。バングラデシュの大学(BRAC University)を卒業して、スイス資本の開発会社に入社。バングラデシュオフィスで2年間働きました。Glossomに入社したのは2018年2月です。趣味は読書と、カメラです。

Q:ありがとうございます。アルさんは日本語も流暢に話されますが、前職のときは英語でお仕事をされていたのですか?

A:はい、そうですね。クライアントはほとんどヨーロッパにいましたので、やりとりは英語でした。バングラデシュはベンガル語が公用語ですが、ビジネスは英語で行うことが多いんですよ。

Q:すごい! ではアルさんはトリリンガルなのですね。今まで英語で働いていたということで、たくさんの国で働ける可能性があったと思いますが、なぜ日本の会社を選んだのでしょうか?

A:子どものころから日本に興味がありました。私がはじめて見たアニメは『るろうに剣心』で、大きくなってからは日本の文化や社会に関していろいろ調べるようになりました。サムライも好きなんです(笑)。刀の形をした傘も持っているくらい。

Q:『るろうに剣心』! ドラゴンボールとかドラえもんじゃないんですね。時代を感じます……。日本語は独学で勉強されたのですか?

A:6か月間くらい日本語のランゲージセンターで授業を受けて、そのあとは自分で勉強しました。

Q:日本のIT企業に絞って探されていたということですが、Glossomを選んだ理由を教えてください。

A:私は、給料やポジションよりもむしろ、開発している商品の内容に興味があり、イノベーティブな商品を開発している会社を探していました。エージェント経由でGlossomを見つけたとき、商品のユニークさに惹かれました。モバイルアプリにも興味がありましたし、技術的な観点からも、とてもチャレンジングな試みをしている会社だと思いました。親会社のグリーは日本でとても有名で、僕も知っていましたので、Glossomを第一志望にしました。


日本の習慣、企業文化を知った半年間。

Q:日本へ来てから半年。生活習慣や食事には慣れましたか?

A:食事に関しては、あまり困ることはないですね。味付けは違いますが、バングラデシュも米と魚をよく食べますから。日本へ来た当初は電車を何度も乗り間違えましたが、今は慣れました。

Q:宗教的な理由で、豚は食べられないのですよね。今年もラマダンは行いましたか。

A:日本ではいろいろな料理に豚を使っているので、注意が必要です。例えば、ほとんどのラーメンは豚骨を使っているんです。ラーメンは日本独特なものなので、とても食べてみたかったのですが、豚を使わない店がなかなか見つかりませんでした。先日、ハラルラーメンの店を見つけて、ようやく食べることができました。

今年のラマダンは夏前でした。1か月の間、日の出前に食事をとって、日の入りまで水と食べ物を摂ることができないのですが、慣れているのであまり問題ありませんでした。ラマダン中も普通に仕事をしていましたよ。ラマダンは体に良いという研究も読んだことがあります。

Q:おおお……! 慣れれば大丈夫なものなんですね。Glossomでは今、どんな仕事を任されているのですか?

A:今、私はSDKチームのメンバーとして働いてます。主にSugarAdCorsaとAdFurikunSDK(弊社のアドネットワークをクライアントたちのiOS/Androidアプリ側で利用するために使用している商品)という2つの商品を担当しているチームです。



Q:周囲の雰囲気や、良いところ/悪いところを教えてください。

A:私の所属するチームが担当している2つのSDKは、弊社のメイン商品です。ですから、このチームのメンバーには当然大きな責任があります。私がチームの本当に好きなところは、チームの一人ひとりに能力があり、協力し合っていることです。チームメンバーは、何か知らないことがある場合は、チームリーダーに聞いて、相談しながら進めるようにといつも言っています。私が入社した時も、システムについていろいろ説明していただき、自分のペースでタスクを行うことができました。ですが、チームリーダーは商品のクオリティについて厳しい基準を持っているため、メンバーに厳しいフィードバックが来るときもあります。また、リリース前はやはり忙しくなります。

Q:ここ半年で、成果と感じていることを教えてください。

A:この6ヶ月間に、たくさんのことを学びました。エンジニアという観点からは、弊社の開発した商品に1つだけではなく複数のお客様の商品が依存する場合の管理法を学びました。また、いくつか面白いアプリを開発することができ、それもいい経験でした。

技術とは別の観点では、日本の会社の仕組み、プロジェクトの進め方を学んでキャッチアップしました。「お客様の満足のために働く」という日本の企業文化も、私にとっては刺激的なものです。どの国でもお客様に満足していただくことはもちろん必要です。けれど日本では、私が知っている文化とはコミュニケーション法がまったく違います。 例えばアメリカだと、クライアントとファーストネームで呼び合ってフランクにやりとりしますが、日本だとそういうわけにはいきません。クライアントは「お客様」ですし、尊敬語や謙譲語も使って、「お客様は神様」というカルチャーがありますね。

Q:この半年で、日本の文化、習慣、企業文化にキャッチアップされたのですね。前職に比べて残業は多いですか?

A:エンジニアとしては、実は前職のときと働き方はあまり変わっていません。うちのチームでは、仕事が残っていて残業が必要であればしますが、タスクがあまりなければ、時間通り帰っても問題ありません。

ITビジネスの知識も持つテクノロジストになりたい

Q:今後の目標をお聞かせください。

A:将来的には、技術の知識だけではなくITビジネスの知識も持つテクノロジストになりたいです。エンジニアとしてはもちろん新しいテクノロジーを勉強しますが、テクノロジーの知識だけ持っているよりは、ビジネスの知識を持っていれば、どんなチームでもリードすることができると思います。

ふつう開発側の人間は、ビジネス側の人とやりとりをしません。通常は、チームリーダーだけです。もちろん私はまだ経験が長くないので、マネジメントという立場にはなっていませんが、将来的には他の事業部の人ともやりとりして、新しいビジネスを作っていきたいと思います。日本は世界中で一番、日常生活にテクノロジーを適用するのに合っている場所だと思います。ですから、ITビジネスの機会は無限にあります。

Q:最後に、Wantedlyユーザーへのメッセージをお願いいたします。

Glossomの環境は、テクノロジーとビジネスの両方を学びたい人のためによい環境だと思います。毎月、予算の発表がありますし、開発チームの会でもクライアントの利益のためにどう改善したらよいかという話をいつもしています。Glossomの開発の内容に興味を持った方は、ぜひいらしてください。一緒に働ける日を楽しみにしています!


(所属部署/役職はインタビュー当時のものです)

企画/取材:Glossom広報チーム

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