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【社員インタビューVol.7】"好奇心"が原動力!F1の世界から異業種へまさかの転身!怖いもの知らずなレスリング全米チャンピオンの目標はeventosの世界進出!!

こんにちは!採用担当のまいまいです!

今回は昨年(2020年)の10月にご入社された小嶋さん(通称:こじさん)にインタビューしました!

入社9ヶ月目にして、2021年上期(1月~6月の期間)で最もチャレンジした方に贈られるBest Challenge Awardを受賞されたこじさん!

いつも穏やかで優しいこじさんですが、内に抱える想いは人一倍熱かった!!

今までの人生の歩みと、業界未経験で入社してからの奮闘記を赤裸々に語っていただきました!^^

Profile

1985年生まれ/東京都出身

ボストン大学経営学部ホスピタリティ学科卒業

1社目:大手IT企業

2社目:テレビ報道局

3社目:モータースポーツコンサルタント業を創業し、独立

4社目:オリンピックホスピタリティプログラム運営会社

5社目:bravesoft株式会社入社 (2020年10月〜)

Event Experience Group

DX Solution戦略 事業部 イベントDXコンサルタント職就任

ーこじさんってどんな人?

まい『今日はお忙しい中お時間いただきありがとうございます!宜しくお願いします!』

こじ『インタビューってなんだか緊張しますね(笑)』

まい『リラックスして、いつも通りのこじさんで大丈夫ですよ(笑)まずはこじさんの人生について色々深掘りしたいと思います!こじさんは東京都出身なんですね!シティーボーイだ、、!どんな幼少期を過ごされたんですか?』

こじ『昔から体を動かすことが好きですごく活発な子供でした。小学校時代は、野球・テニスをシーズンごとに掛け持ちしていて、ゴルフチームにも所属していましたよ。』

まい『小学校からゴルフってすごいですね!大人のスポーツっていうイメージでした(笑)』

こじ『時系列順にお話しすると、もともと小学校は区立の学校に進学する予定だったのですが、入学式の前日に母が”これからは英語を話せないとだめだ!”と言い出して、翌日に都内のインターナショナルスクールに受験しに行くことになったんです。その学校にゴルフチームがあったので(笑)そのスクールには小学校から高校まで通っていましたね。』

まい『すごい進路変更ですね(笑)中学・高校も同じスポーツをされていたんですか?』

こじ『いえ、高校からはレスリングを始めたんです。』

まい『レスリング!なにかきっかけはあったんですか?』

こじ『当時、身体の線が細くて病弱だったんですね。同年代の周りの友達は年齢を重ねるごとに体が大きくなっていっていたので、僕も男らしくなりたいと思っていました。そのために何か格闘技を身につけないと、と思い立ち当時レスリングチームがスクールにあったので所属することを決めました。』

まい『レスリングってスポーツの中でもとてもキツいイメージがありますが実際入ってみてどうでしたか?』

こじ『まず入部試験でつまづきましたね(笑)チーム全体は30~40人ぐらいいたのですが、練習についてこれるんだったら入部していいよっていうスタイルで、とにかく練習がキツかったです。最初は特に技術とかは必要ないので、気合いさえあればついていける、と思い食らいついていました。』

ー学生時代に痛感した"頑張ること"と"続けること"の大切さ

まい『食らいつけるのが凄いですね、、。辞めたいとは思わなかったんですか?』

こじ『1年経った時に辞めようと思いましたね。1年必死に食らいついてみたんですが、試合に出ても連敗が続くし、練習は毎日キツかったので、、。ただどうしてもコーチに辞めることを伝えられず、男としてのプライドもありますし、”辞めるにしてももう少し頑張ってみるか”とマインドを切り替えて練習に励みました。その結果、試合で少しずつ結果が出るようになり全米大会で優勝できたときはとても嬉しかったです。』

まい『全米大会優勝ですか!?スケールが大きすぎて凄い、、、(笑)レスリング時代を振り返ってみて思うことはありますか?』

こじ『頑張ることの大事さを学びましたね。練習量は決して裏切らないし、続けていれば必ず成果が出ることを身をもって体験した経験でした。』

まい『全米大会のチャンピオンが言うと言葉の重みが違いますね、、、。大学には進学されたんですか?』

こじ『ボストン大学に進学しました。海外の大学に進学することは決めていて、高校時代は物理や化学を専攻していてエンジニアになろうと思っていたのですが、文系の教科も好きだったんですよね。あとは人が集まるイベントが好きだったので、イベントを主催するような仕事に就きたいと思い始め、将来白衣とかを着て一生研究するような仕事は嫌だな、と感じて思い切って文転をし、経営学部ホスピタリティ学科というところに進学することを決めました。』

まい『"ホスピタリティ学科"って初めて聞きました!具体的にどんなことを学ばれたんですか?』

こじ『色々あるんですが、必修科目に料理クラスやワインのテイスティングクラスなんてのもありました。マリオット・ホテルでベルボーイとしてアルバイトをしたり、いろんな経験を積むことができましたね。』

まい『アルバイトのお話詳しく聞きたいです!』

こじ『当時、アルバイト先に日本語を話せるスタッフがいなかったので、日本人観光客が来られると必ず僕が担当していたんですね。すると、日本人観光客の満足度が上がった、と高く賞賛され、日本人対策室長に任命された経験があります(笑)』

まい『ホスピタリティが爆発していますね(笑)就職はアメリカでされたんですか?』

こじ『そのつもりだったのですが、当時僕の父が高齢なこともあって、日本に帰ってきてほしいとお願いされたんですね。そのため日本で就職することを決意しました。』

人生の選択は「好奇心」に突き動かされてきた

まい『1社目はどちらに就職されたんですか?』

こじ『僕の場合、英語は話せますが日本語能力に問題があると思っていたので、まずは大手の企業に就職して日本語を学ぼうという気持ちで企業探しをしていました(笑)その中で大手のIT企業の面接を受け、営業職志望で選考に進んでいたのですが、試験を受けたらSEの方が適正度が高いとのことでまさかのSE職で内定が出てしまって、、、。コーディングなんてしたことなかったんですけどね。』

まい『その企業様の内定を承諾されたんですか?』

こじ『そうですね。というのも、シアトルに海外研究所があるとのことで、ゆくゆくはアメリカに戻って来れるという話だったので内定を承諾したんです。』

まい『まさかのSEスタートとのことでしたが、入社されてみていかがでしたか?』

こじ『初めは右も左も分からなかったんですが、なんと1年目に新人賞を受賞したんです(笑)お客様と話をすることが好きだったので、帰り道に飛び込み営業とかをしていて2年目にはSEなのになぜか営業成績がトップになりました。』

まい『そんな人見たことないですよ(笑)順風満帆に見えますが転職を決意されたきっかけは何だったんですか?』

こじ『3年目の時ですね。入社当初の約束では3年目にはアメリカに戻れるという話だったのですが、白紙に戻ってしまったので転職を決意しました。2社目はテレビの報道局に転職をしました。』

まい『SEからテレビ局へ行かれたのはどうしてなんですか?』

こじ『世界で何が起きているのか、社会情勢を追いかけるのが好きだったんですよね。ニュースを見るのが好きで、どうやって番組って作ってるんだろうって気になったのがきっかけです。それでテレビ局へ転職をし、3年間ぐらい報道番組の制作を担当していました。その後、主に海外ニュースを扱う報道番組を任されるようになったのですが、結構大変でしたね。取材のため2ヶ月間ぐらい帰国できないなんてのは頻繁にありましたから。現場に行って、取材をして、動画の編集作業を行い、文字起こしまで、やることは非常にたくさんあったので激務でしたが充実した日々を送っていました。』

まい『テレビ局って大変なイメージがありますが、続けることができた理由はなんですか?』

こじ『純粋に自分自身の好奇心が原動力でしたね。自分で取材して、完成させたものが地上波で流れて、沢山の方に情報を届けることができたのも非常にやりがいを感じていました。』

まい『報道番組の制作も順風満帆のように見えますが、また別のキャリアを歩まれるきっかけは何かあったんですか?』

こじ『イギリスで取材を行っていた時のある夜、バーでF1の関係者に会ったことがきっかけですね。テレビ局で働いていることを伝えたら、F1のスポンサーになってくれそうな日本の企業を探してほしいと依頼されたんです。その時に、純粋に面白そうな仕事だと思いました。元々F1が好きでしたし、3年間報道番組で経験も積めたし、F1の世界に飛び込みたい!一度きりの人生、楽しいことやればいいじゃん!と思い立ち、独立してモータースポーツのコンサルタントになることを決意しました。』

まい『すごい決断ですね!当時ご結婚もされていらっしゃいましたよね?』

こじ『そうですね(笑)快く承諾してくれた妻には今でも頭が上がりません、、、。』

まい『また右も左も分からない世界に足を突っ込まれたと思うのですが、どんな風に仕事をスタートされたんですか?』

​​こじ『まずはF1チームに仲介者として認めてもらえないといけないと思い、イギリスのF1チーム全てに電話をかけ、仲介者として登録してくれないかとお願いしました。その後、F1のスポンサー契約の知識なんて全くなかったので、F1のエージェント会社にも電話をかけまくり、F1のスポンサー契約のことを教えてくれないかと交渉しました。100社以上に電話をして、快く承諾してくれたエージェントが1社見つかり、F1のイロハを教えてもらえることになりました。そのエージェント会社がイギリスにあったたため、すぐにイギリスに飛び、2ヶ月ほどオフィスに住み込ませてもらって勉強してましたね。』

まい『行動力が凄いですね!思い立ってもすぐ行動に移すことって中々勇気がいることだと思います。F1って私には遠い世界のように感じるので、契約の金額感や規模がイメージ湧かないのですが詳しくお伺いしてもいいですか?』

こじ『全然大丈夫ですよ!F1のスポンサー金額って、どのチームでもほとんどの場合、年間最低5億円からなんです。』

まい『5億!?もう億単位の世界なんですね、、、。』

こじ『しかも5年縛りとかなので、大体25億円ほど用意してもらう必要があるんです。スポンサードの内容によっては年間10億円からなんて場合もあります。なので、この金額を用意できるとなると、提案するにもかなり限られた企業になってしまうんです。スポンサーした場合、どのように商材がF1チームに使われ、どのように宣伝ができ、費用対効果のメリットをしっかりと伝える必要があります。金額を提示しただけで破談っていう場合も多くありました。半年から1年かけて交渉しましたね。日本企業にスポンサーのメリットを感じてもらうためにも、F1チームともかなりの時間をかけて交渉しました。』

まい『聞いているだけで骨が折れそうな仕事内容ですね(笑)個人事業主として活躍されていたこじさんがF1の世界から離れる決断をされたきっかけは何だったんですか?』

こじ『時期の関係で、スポンサーになってくれる企業さんが軒並みF1からラグビーW杯やオリンピックの方にスポンサーにつくようになったんですね。その流れを見て、僕もラグビーW杯やオリンピックに関わりたいと思うようになりました。そんな最中で東京オリンピックのホスピタリティープログラム運営担当者の募集欄を見つけたんです。すぐさま応募して面接に行ったのですが、面接した当日に採用となり、その日から働き始めました(笑)』

まい『今回もまたスピード感が異常ですね(笑)どんなことをされていたんですか?』

こじ『大規模な国際スポーツ大会の公式ホスピタリティーの運営など幅広くやっていました。1年間勤めオリンピックに向けた準備もしていたのですが、コロナ禍の影響でオリンピックの開催が1年延期になってしまったんですよね。延期期間の間、オリンピックの開催を黙って待つよりかは仕事をしたいという気持ちが強くなりまして。次何をしようかと考えていたのですが、色んなイベントがオンラインに移行していることにふと気づいたんです。感染症と共存するニューノーマルな時代では、リアルが復活してもオンラインは無くならないと思ったので、IT企業に入りたいと考えるようになりました。そこから転職活動を始めましたね。』

ーニューノーマルの時代に求められるイベントのカタチとは

まい『bravesoftはどんな経緯で知ったんですか?』

こじ『2020年9月に開催された1DAY選考会で知りました!1日で内定が出るとのことで魅力を感じましたし、eventosのサービスにすごく将来性を感じていたので募集を見かけた時迷わず応募しましたね。』

まい『どんな1DAY選考会だったんですか?当時私はまだ入社をしていないので詳しく教えていただきたいです!』

こじ『アプリ開発ディレクター対象の1DAY選考会に参加しました。終始和やかな雰囲気で会社説明会や懇親会があり、入社するならこういう楽しそうな会社が良いなと思いながら当日の選考に臨みました。最初の面接官は西野さんタクさんで、受託事業か自社事業かどちらが適正か判断をしていただきました。イベントが好きで、今後のオンラインイベントの必要性を感じていましたし、リアルイベントにも強いeventosに惹かれていたので、話をする中で自社事業(eventos)のポジションで選考に進むことが決まりました。2次面接は岡さんでしたが、ほぼ自分語りをしてしまいましたね(笑)僕の話を非常に興味深そうに聴いていただき、沢山質問してくださってとても好印象でした。3次面接は清田さんが対応してくださり、最終面接では社長の菅澤と話をしましたが、"eventosを海外展開したい"と自分の夢をずっと語っていました。社長は"やったらええやん!"とすごく前のめりに賛同してくれてとても嬉しかったです。』

まい『とんとん拍子で選考に進まれたんですね!うちの会社の印象はどうでしたか?』

こじ『過去の経歴だけでなく、自分のやりたいこともじっくり聞いてくれたのは好印象でしたね。IT業界の経験が無くても挑戦させてくれる環境があるし、"一緒に面白いことやろうよ!"っていう強いメッセージを感じました。未経験者も歓迎するスタイルが素晴らしいと思いましたし、意図して新しい風を入れていることに感心しましたね。当時、他社で1社内定をもらっていましたが、bravesoftから内定をいただいたので他社はお断りをし、bravesoftに入社を決めました。』

まい『実際に未経験として入社をされてみてどうでしたか?』

こじ『覚えることが多く大変ではありましたが、分からないことがあったらすぐに聞ける環境がありましたし、誰に質問してもとても丁寧に説明してくださいました。予想以上にみんな仲が良いんだな、と良い意味でのギャップを感じましたね。』

まい『印象に残っている出来事はありますか?』

こじ『入社をしてすぐに毎月何千枚ものチケットが動くような大きな案件を任せていただいたのですが、任された当初はすごく不安でしたね(笑)大変なこともありましたが、ストレス耐性は強い方なのでへこたれることなく日々業務に励んでいました。』

まい『しっかり対応しきったこじさんが凄すぎますね(笑)』

こじ『それだけ開発メンバーの方含め多くの方に支えていただいたお陰です、、、。』

まい『入社してからどんなご経験をされてきたんですか?』

こじ『2020年10月に入社して今年の4月までは、プロフェッショナルサポートの一員としてeventosの運用方法や操作説明、バグや不具合の対応を行い、お客様のサポートを行っていました。』

まい『具体的にどのような業務なんでしょうか?』

こじ『WEBのコーディングやWEB画面上でのコンテンツの登録は僕たちの役割になります。ご契約の後、イベントの成功までの伴奏者としてつきっきりで対応し、お客様の要望に対して答えたり開発チームに修正や改善をお願いしたり、業務の幅は非常に広いですね。』

まい『なるほど。そして、5月からは新しい職種に変わったんですか?』

こじ『5月からは少しキャリアチェンジをし、イベントDXコンサルタントとして、イベント開催をするお客様のサポートというよりかは、お客様にeventosを提案をし、イベントのDX化を進めることで、お客様の抱える課題をイベントで解決するお手伝いをしています。流れを説明すると、インサイドセールスから引き継いだお客様に対して僕たちはeventosの詳細を説明し、デモ画面を作成しながらお客様にイベント開催のイメージを持っていただきます。料金体系やサポート体制を決めてご契約という流れですね。』

まい『なるほど、分かりやすくご説明ありがとうございます!』

ーeventosの世界進出を目指して

まい『この度は2021年上期Best Challenge Awardの受賞おめでとうございます!!率直に感想をお聞かせください!』

こじ『素直に嬉しいです!まさか受賞できるとは思っていなかったので、、、。今回このような栄えある賞をいただけたのは、案件の顧客折衝を乗り越えたから、ということですが自分自身特にチャレンジしたという自覚はないんですね。もちろん1つ1つの案件に真剣に向き合ってきましたが、僕の目標はeventosを世界進出させることなので、まだまだ挑戦は始まったばかりです。外資系のイベントの受注や大使館案件の受注をすることで、世界進出の基盤をもっと作っていきたいですね!海外事業部を作りたい、とか世界を視野に入れている人など、一緒に世界に進出を目指す人が入ってきてほしいです!』

まい『最後に、eventosをどんなサービスにしたいか思いの丈を聞かせてください!』

こじ『海外のイベントプラットフォームとeventosを比較してみたのですが、管理画面上の英語化さえできれば海外に売っていけるサービスだと思っています。世界と渡り歩けるのはあとはやる気次第だと感じています!これからも貪欲に挑戦し、イベントのDX化を推進してきます!』

まい『ありがとうございました!』

ーあとがき

プライベートでは2児のお子様を溺愛しているパパさん。

穏やかな雰囲気とは裏腹に内に秘めている想いはかなり熱かった、、、!!!

話の引き出しも多く、1時間予定のインタビューが30分以上オーバーしてしまいました(笑)

受賞したこじさんの躍進劇はまだ始まったばかり!今後の活躍に期待です!

▼こじさんと話をしてみたい!と思った方はこちらからお気軽にお問い合わせください!^^
お問い合わせはこちら:recruit@bravesoft.co.jp

職種の希望が決まっていない方や悩んでいる方はオープンポジションでご相談可!◎

『wantedlyの社員インタビューを見て話をしてみたいと思いました。』と一文記載をお願いします。

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