1
/
5

ブルーカーボン体験&レクチャーに参加しました

みなさん、こんにちは!WSPの人事を担当している渡邊匠海です!

先日参加したブルーカーボン体験&レクチャーの報告も兼ねて記事にさせていただきます。

ブルーカーボン体験&レクチャーとは株式会社未来創造部が行っている、ブルーカーボンや藻場の再生について知って、体感していただくプログラムです。
※ブルーカーボンとは:藻場・浅場等の海洋生態系が生長の過程で吸収した二酸化炭素のこと

WSPは株式会社未来創造部が運営している特定非営利活動法人ブルーカーボン・ネットワークの賛助サポーター会員であり、取り組みを応援しております。

今回は実際に取り組んでいる現場を視察するためにプログラムに参加しました。

プログラムは約2時間半あり、ブルーカーボンについてのお話や株式会社未来創造部が行っている熱海での藻場の再生活動のお話に加えて、海上にて藻場の再生現場を見ることができます。

私たちは「人生の全ての美のために」をミッションに、真珠、真珠や真珠の貝殻をアップサイクルした化粧品、健康食品の開発など、装飾品や美容に関する事業に30年以上取り組んできました。

真珠という海からの恩恵を受けて仕事をしてきた私たちは、地球温暖化や海水温の上昇、自然環境の変化を敏感に感じ、「このままではいけない」という思いから、私たちは次世代に海の豊かさを残すべく、環境事業に取り組んでいます。

ブルーカーボン・ネットワークはブルーカーボンにまつわる各地の取り組みや技術、制度をつなぐプラットフォームを作り、ブルーカーボンの取り組みを加速するために立ち上がった組織です。

私たちが考える、豊かな海を次世代に繋ぐ取り組みに非常に共感することがあり、賛助サポーター会員として応援させていただいています。

前置きが少し長くなりましたが、ここからはプログラムで学んできたことを感想とともに振り返ろうと思います。

プログラムの最初の1時間はブルーカーボンについてのお話や熱海での藻場再生の取り組みを副社長の光村さんからお話しいただきました。

いつもセミナー等でブルーカーボンのお話は伺っていましたが、今回はさらに詳しく、最新の技術のお話や研究についてもお話いただき、学びが多い時間を過ごすことができました。

講義後はいよいよ海で藻場の見学です。

セミナーの会場から歩いてすぐのところに海があり、ここから船に乗って見学に行きます。

船の上では藻場を観察するためのカメラの説明などが行われました。カメラは自作だそうで、市販のカメラを購入し、海底の岩にカメラがぶつからないように工夫しながら作られたとのこと。まだまだこの分野は新しい分野ということもあり、先進的に取り組まれていることが実感できました。

船上でのレクチャーが終わると、いよいよ出航です!

先ほどのカメラを水中に入れて藻場の再生に取り組んでいる現場を見に行きます。

見学した場所の付近では藻がほとんど繁茂しておらず、取り組んでいるところ以外はほとんど砂地になっていました。繁茂しない原因は温暖化などいくつかあり、それらが複雑に相互作用しているため、すぐに解決することが難しく、この場所でも何度も失敗を繰り返しながら藻場の再生に取り組んでいるとのことでした。

そして藻場の現場に到着です。

いままで砂地だったところに突然海藻が現れました!

本当にあるのかなとちょっと心配になっていた中だったため、一安心です。

ここまで繁茂の程度が異なると思っていなかったため、私としては衝撃を受けました。

また、ブルーカーボンの計測に今後活用が期待されている水中ドローンの操作も試してみました。

視界で見えている範囲はまだ操作ができるのですが、画面を見ながらの操作はすごく大変、、、

そのほか、周辺の熱海の海の紹介をしていただきながら、1時間半の船移動を終えて、プログラム終了です。

現場での体験を通じて、まだまだ新しく、これから発展していくブルーカーボンの先進的な取り組みをこの目で見ることができ、学びが多かったともに、一筋縄ではいかない藻場の再生の難しさを改めて理解しました。

技術革新や制度の構築等、多岐にわたる動きが求められるブルーカーボンですが、弊社として今後もブルーカーボン・ネットワークさんを応援させていただきながら、私たち自身も引き続き、環境美化の事業に取り組もうと思います。

私たちは「人生の全ての美のために」をミッションに、美に関する事業に取り組んでいきます。

WSPで一緒に働いてみませんか。ご応募お待ちしております。

株式会社WSPでは一緒に働く仲間を募集しています
6 いいね!
6 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社WSPからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?