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フリーコンサルの働き方

どうも、ワークスタイルラボの村上です。
今回は、“フリーコンサル“ の働き方の実態を書きたいと思います。

概要
フリーコンサルの定義なのですが、すっごくざっくりに言えば、
 ・もともとコンサルティングの会社(コンサルファーム)に務めていて、
 ・現在は、ファームから離れてコンサルティングを提供している方です

この “ファームから離れて“ の形は結構多様です。
 ・自分個人で、コンサルティングを提供する会社を作る(いわゆる独立)
 ・個人事業主という形で、コンサルティングを提供する(これも独立)
 ・別事業で起業して、投資資金稼ぎのためにコンサルを提供する(コンサルが副業)

ちなみに、ファームを離れる理由も様々ですが、基本は、ワークライフバランスの見直しが多い印象です。子供ができた、介護をしなければいけない、仕事ばっかで体調崩した 等

フリーコンサルになることのメリットですが、一般的には以下です
 ・フレキシブルな働き方が可能
 ・案件の好みの融通が効く
 ・儲かる 
後ほどそれぞれ説明しようと思います

逆に一般的に言われているデメリットですが、以下のようなところがあると思います
 ・稼げない人は稼げない
 ・景気の変動の並を受ける(どこにいても受けますが…)
 ・社会的な信用度がまだ低い
 ・雑務が多い
 ・成長の機会が少ない
 ・出口がない
こちらも、それぞれ後ほど簡単に現状をお伝えしようと思います

■ フレキシブルな働き方
フリーであることの特徴の一つは、働き方のフレキシブルさにあると思います
もちろん、稼ぎとのバランスにはなりますが、以下のような働き方も可能です
 ・週3日だけ働く
 ・週5日働くが、1日だけmtgがあるだけで、後の4日は在宅ワーク
 ・ずっとリモートで働く
 ・3ヶ月頑張って、1ヶ月まるっと休む 等

世の中、様々な案件の形があり
発注する側もコンサルとの付き合い方に慣れてきており、わざわざ毎日来て貰う必要はないかーということに気づき始めています。
あと、アウトプットだけ出せばいいという形式の方がコンサル受けもいい ということにも気づいております。

■ 案件の融通
次の特徴が、案件の好みの融通ではないでしょうか。

コンサルファームにいると、基本、アサインは “される“ ものなので、そこまで融通が効くものではありません。基本アサインされたのならば、やりたくなくても、断ることなく、それを引き受け、そのプロジェクトの完遂に尽力する というものです。

仮に、AI関連の案件のみ入りたいと思っても、そう簡単にAI関連のPJのみを取れるわけでもないですし、ましてや、それにアサインされるという保証はありません。

一方、フリーですと、少なくとも自分がやりたくない案件はやらないという手をとることができます。そして実績があればあるほど、こういう領域での力を付けたいなぁ という案件を取りやすくなります。

まぁ、ここは、結局、ファームであろうが、フリーだろうが、優秀であるかどうか が勝負の軸になることは変わらないのですが、フリーの方が、まだ競争が広く開かれている印象です。

■ 稼げる
フリーコンサルは稼げないという印象があるかもしれませんが、稼げます。
 ・ファーム務めですと、年俸レベルで数年目で1,000~1,500万とかでしょうが、それと同等の稼ぎも可
 ・100万/月という案件は普通にあり、150万/月 という案件もあります
ちなみに、超優秀じゃなければ、これほど稼げないのではという疑念もあるかもしれませんが、そんなことはありません。


■ デメリットと、それに対する現状
 ・稼げない人は稼げない
  ― 戦略/ITコンサル出身ではない、広義の “コンサル“ だと単価が下る傾向。(飲食店コンサル 等)
  ― ただ、いわゆる戦略/ITコンサル出身者であれば十分稼げます
 ・景気の変動の並を受ける
  ― これは、どこにいても受けます
  ― 次の冬がそろそろと言われていますが、どっちにでるかわかりません
・社会的な信用度がまだ低い
  ― これは残念ながら事実ですが、社会の流れ的に徐々に変わるでしょう
  ― 貸し付ける側も耐えられなくなってくるはず 
・雑務が多い
  ― 確定申告とか、書類送付とか、いろいろと雑務は確かに増えます
  ― 一方、個人事業主向け各種サービスが充実してきており、慣れれば平気という印象
・成長の機会が少ない
  ― 様々なマネージャーのもとで仕事をすると捉えれば成長の機会はあります
  ― いろんな案件紹介会社が、研修的なサービスを提供し始めています
  ― ただ、あくまでフリーなので、怠け始めると誰も止めてくれません
・出口がない
  ― 意外とフリーになってしばらく稼いだ後に、普通に会社に戻っている人もいます
  ― ただ、なんとなくフリーを続けると、年齢を重ねるごと苦しくなるのは事実です
  ― とはいえ、これは、フリーだろうが、会社に属していようが変わりはないとも言えるでしょう…

■ 仕事のとり方

さて、フリーコンサルの方々は、どうやって案件を受注しているのでしょうか

端的に言えば、3つ
1. 正面アポ、ないしは、自分から人脈形成して仕事につなげる
2. 過去仕事で一緒した人、知人経由。要はなんらかのツテ
3. 案件プラットフォーム

1が間違いなく段違いに一番ハードルが高いです。というか、時間がかかります。
 ・発注者たる人が、経営の課題を話すようになるまで一苦労
 ・そこから、案件化(お金もらえるようになる)までさらに一苦労
 ・最初はお試しでみたいな投資フェーズもあるでしょうから、結構たいへん
 ・しかも、一つ案件に入ると、他の案件の営業をしにいく余裕がなくなる

2. がよくあるパターンですが、継続性が難しいのです
 ・相当成果を出し続けているか、顔が広くないと、結局どこかで紹介が途切れる
 ・過去仕事を一緒にした人も、最初数回は発注してくれるけど、途切れる
 ・そもそも、案件自体、そんなに多数発生するわけではない

3. の案件プラットフォームが最近増えています
 ・フリーコンサルの人が自分自身を登録しておく
 ・企業側が案件に適した人探しをプラットフォームに依頼
 ・仲介料は発生しますが自分で0から営業するコストを考えれば安い


■ 宣伝
こんな状況もあり、先述の3つ目の案件プラットフォームを私達ワークスタイルラボは展開しています。サービス名はコンサルサーチ(https://consulsearch.com/)です。

数多くあるプラットフォームの中でも、戦略系の案件や事業会社直の案件を豊富に取り揃えております。フリーになることを考えている方、ぜひ一度お問い合わせください。

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