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「時間泥棒」の方は、当社に応募しないでください。【切実なお願い】

経営資源にはヒト・モノ・カネ、情報がある、といったことをビジネス書でよく目にします。

当社でもヒトや情報は確かに大事な経営資源なのですが、最も重要だと考えている経営資源は、なんと言っても「時間」です。


当社は、極めて少数精鋭のチームです。

当社は企画制作業ですが、不要なものを極限まで削ぎ落として、それらを全て企画制作のクオリティを上げることに回そう、という考え方をしています。

だから不要な人は極力いない、不要な作業は極力ない、不要なものは極力持たない、不要な人間関係は極力ない…ということを徹底しているのですが、そうなってくると最も重要なのが「時間」になるわけです。

不要なものを極限まで削ぎ落とした結果、時間の最大効率化が最も重要になるのです。


例えば、当社には「通勤」がありません。

これは新型コロナウイルスの影響で自粛要請があったからではなく、東日本大震災よりももっと前から取り組んできた仕組みです。

通勤にかかる時間は、月間や年間で換算すると何十時間にもなってしまいますが、それだったらもっと制作のクオリティを上げることや、それぞれのプライベートの充実に使いたいのです。

また、当社には「電話連絡」がありません。

これはビデオ通話が浸透してきたからではなく、もう10年以上も前から社内の電話連絡は一切を廃止し、また取引先ともほぼ電話での連絡をやめています。

電話にかかる時間もまた、計測してみると実は文字数の割にはかなり長い時間を有していることになります。「電話のほうが伝わりやすい」という反論をする人が多いですが、実際には言った言わないの話になることや、感情で伝達がねじ曲がることなど、デメリットがとても多いのです。

そんなことに何十時間も使ったり、取り組んでいる仕事が中断されたりするぐらいなら、その時間をもっと制作のクオリティを上げることや、それぞれのプライベートの充実に使いたいのです。


「年賀状」を書いたり送ったりする時間やお金があったら、もっと制作のクオリティを上げたり、プライベートの充実に使ったりしたい。

「忘年会」や「新年会」をやっている時間やお金があるなら、もっと制作のクオリティを上げたり、プライベートの充実に使ったりしたい。

制作のクオリティが上がれば、取引先や情報の受け手もみんな幸せになり、その評価がお金や時間に変わってプライベートが充実します。

プライベートが充実すれば、良い休息ができたりいろんな体験が広がったりして、より制作のクオリティが上がります。

時間の最大効率化を突き詰めていけば、私たちも関わるお客様もみんな幸せになります。


そんなところに、その考えとはまったく違う「時間泥棒」のような人が混じろうとすると、大変なことになります。

みんなが幸せになるはずの時間が、奪われていくのです。

「ちょっとぐらい、私に時間を割いてくれてもいいじゃないですか」などとズカズカと入ってくるのですが、その「ちょっとぐらい」がいかに多くの時間を損するかということが分かっていない人は、本当に平気で時間を窃盗していきます。


それは、応募の時点にも現れます。

軽い気持ちで応募をされる方も多く、返信を差し上げても何の連絡もしないという方もいらっしゃいますが、返信をさせるだけでも当社の貴重な経営資源である「時間」を使わせているのです。

じゃあ返信する人を絞って連絡時間を極限まで減らせばいいじゃないか、などと考える人もいるでしょうが、こちらが返信をしなくても、応募をされた方のことはしっかりと確認をするわけで、それも「時間」を使っているわけです。

「そんなこと、会社を経営しているなら当たり前のことで、必要な時間じゃないか」などという人もいるでしょうが、そう考えていない人との接点は全く必要な時間ではないのです。

余計な時間を費やされるというのは、当社で言えば大金を盗まれているのとほぼ同じで、人を殺されているのと似たようなものなのです。それだけ当社には「時間」は貴重な経営資源なのです。

当社は、吹けば飛ぶような零細企業です。小さな小さな会社です。

それでも一流の企業人の方々と一緒にお仕事ができているのは、それだけ「時間」を大事にして最大のクオリティを生み出すことに全力を注いでいて、その信頼と評判を作ってきたからです。

時間の感覚が違う人から、この信頼と評判を失うような窃盗をされるのは、本当に悲しいことです。


「時間泥棒」の方は、本当に応募しないでください。

時間を盗まれたくないんです。

こういうことを書いたら、嫌われて応募する人が減りますよ、と忠告してくる方もたくさんいそうですが、「時間泥棒」の方が減ってくれるなら本望ですし、またこの考え方を読んで「合わないな」と思う人ならば応募をされなくても全く大丈夫です。

「時間」は本当に一番大事ですね、ということを共感していただける方に、ご応募していただけると本当に助かります。本当に助かります。


どうやったら「時間」を生み出せて、どうやったら「時間」を最大効率で使うことができるのか。

それを考えられる方と一緒に、いろんな企画を生み出せたら嬉しいなと思います。

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