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“ホンモノ”をつくりたい――10年以上のノウハウが凝縮したSEOツールの開発、入社4年目のチャレンジ

今回は、2018年12月にリリースされたSEO分析ツール「TACT SEO(以下、TACT)」のプロジェクトストーリーです。

webコンサルタントから一転、開発未経験でプロジェクトリーダーを担当した筧に、TACTをリリースに導くまでの道のりと、自分の『will』について話してもらいました。

◆筧 宗一郎(かけい そういちろう)

2014年新卒入社。webコンサルタント、webアナリストを経て、新規営業部門の業務改革に携わる。2017年4月からは、新卒4年目でTACTのプロジェクトマネージャーを担当。

プロジェクト概要

SEO分析ツール「TACT SEO」の開発プロジェクト。TACTは、単にデータを可視化するだけでなく、「いかに成果を出すか」にフォーカスした業界初のSEO分析ツール。10年以上の研究に裏打ちされたSEOノウハウを凝縮し、徹底的に「成果」を出すことこだわった。

-最初にTACT開発を始めたきっかけを教えてください。

TACT開発プロジェクトは、「コンテンツマーケティング事業部の生産性をあげていきたい」という役員の意向を受けて始動しました。生産性をあげるためには業務効率化が必須で、それを実現するためにはシステムと人、各々の特性を生かすことが重要。そこで、事業部全体の業務プロセスのうち、システム化による改善インパクトの大きい部分を洗い出すところから開始しました。

そこで着目したのが、webコンサルタントが行うサイト分析。SEO対象サイトの課題を割り出し、改善策を提案するという仕事には法則性があるため、システム化できる領域だと思ったんです。実際にTACT導入以降、コンサルティング部門の工数を20~30%削減することに成功したので、自分の見立ては間違っていなかったと思います。

開発未経験の状態で、最初はディレクターというポジションで関わり、2017年9月からはプロジェクトマネージャーを担うように。少しずつ仕事がオンされていったイメージですね。

-プロジェクトを推進するうえで、意識したことはなんでしょうか。

このプロジェクトでは、一言でいうと、“ホンモノ”を作ろうと思っていました。
もちろん、他のツールが偽物だというつもりはありません。しかし、既存のSEO分析ツールは、現状のデータを取得してわかりやすく表示するだけで、そのデータが何を意味するのか、どう解釈すればいいのか、そして、改善にどう生かせばいいのかまでは教えてくれません。そのため、私たちのような専門家や一部の分析リテラシーの高いユーザーしか使いこなせないという実情がありました。そういった特定のユーザー向けのツールではなく、もっと本質的な意味でクライアントに必要とされる、SEOに役立つツールを作りたかったんです。

そこで、TACTでは当社が行うコンサルティングを可能な限りそのままシステム化することにしました。つまり、分析結果を元にサイトにどのような課題があるのか、その解決策までわかるツールにしたかったんです。

-TACTがリリースされると、コンサルタントは不要になるのでしょうか。

もちろんTACTのみで完璧なSEOができるわけではありません。TACTは分析結果を踏まえた解決策を提示できても、課題解決の優先順位や、課題同士の関連性をお客様の状況に合わせて提示することまではできないのです。それを解消するのがコンサルタント。お客さまの背景・課題と日々向き合うコンサルタントが介在することで、よりお客さまの期待する成果に近づけると考えました。

また、コンサルティング費用は一般的に、月額数十万円ということもあり、個人事業主・中小企業の方にとっては、導入のハードルが高いという一面がありました。そこで、TACTは「できるだけ多くのクライアントに使ってもらいたい」という思いがあったので、月額3万円から利用できる設計にしたのです。予算に合わせてプランを選択できるので、以前よりもかなり導入しやすくなったと思います。

そして、より多くのクライアントに使っていただくことで、「一人ひとりの『will』を実現する」という経営理念にそった事業を推進できている実感があります。

-今回のプロジェクトで上手くいかなかったことはありましたか。

SEO分析ツール開発については、特にまとまった資料もなく、参考にできるものもない、まさにゼロからの開発でした。改めてプロジェクトを振り返ると、開発未経験の自分にとっては新しいことばかりで、常に手探り状態で進めていた記憶があります。だから、新しい工程を迎えるごとにつまずいて、必要以上に時間がかかりましたね(笑)。

また、現場のコンサルタントがTACTを活用したコンサルティングになかなか馴染めないという壁にもぶち当たりました。せっかくシステム化しても、今までのやり方から抜け出せず、ツールの一部だけを使ったり、これまで通り手動で分析したりという状況がなかなかなくならず……。

従来のコンサルティングにTACTを取り入れることで、お客さまと向き合う時間を多く割けるようになることを理解してもらい、業務に取り入れてもらうことは想像以上に難しかったです。

この課題を解決するために、コンサルタントと一緒に業務を再設計していくことにしました。TACT活用で具体的な改善策までは分析できるので、それをどう解釈してクライアントをフォローしていくか。コンサルティングのやり方を地道に変えていったんです。

2年ほどかけて業務改革を進め、TACTとコンサルタントの双方の特性を活かした運用をなんとか定着させることができました。

-最後に筧さんの『will』を教えてください。

自分にはもともと「日本の働き方を変えていきたい」という『wil』lがあります。人がやらなくて済むところを、どんどんシステム化していきたいし、新しいものを生み出す力を持った人を増やしていきたいんです。

なぜなら、一人ひとりの個性を生かすことで、まだ見ぬおもしろいものや、価値あるものが世の中に増えると思うから。

まずは、自分が今いる会社・業界からアクションを起こしていこうと考えていますが、今後もしチャンスがあれば、他の業界・領域でも“新しい価値を生み出すこと”に挑戦してみたいですね。

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