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「最優秀賞は欲しくなかった」ーーー全社員50人以上の中から選ばれた、3名の受賞者たち

興奮と感動のうちに幕を閉じた、第9期下半期総会から十五夜。

今回は、2019年10月1日に開催されたその総会にて、表彰を受けた3名にインタビュー。

wevnal(ウェブナル)も気づけば社員数が50名を超え、回を重ねるたびに、賞の重みが増しています。


受賞当日の場面では、役員から直接トロフィーを受け取り、全メンバーから拍手喝采と注目を浴びるなか受賞スピーチをして、とにかくキラキラしまくっていた3人。

しかしその誉れに至るまでの過程と裏には、たくさんの苦闘と葛藤が交錯していました。


人事への「転職」

まず1人目は「CIRCUS(サーカス)大賞」に輝いた、人事の新原 佑理(にいはら ゆうり)

「CIRCUS」はwevnalのバリュー(行動指針)6個の頭文字を取ったもので、「CIRCUS大賞」はそのwevnalのバリューを最も体現していた人に贈られます。

新原は営業とメディアチーム「fasme(ファスミ―)」の運営の兼任という形で入社したものの、新卒3年目を迎えた今年2019年の4月、人事に異動。

未経験の職種ながら獅子奮迅の働きを見せ、いまや人事の枠を飛び越え、労務や総務などバックオフィスの業務全般を横断中です。

「いまでもやっぱり広告やメディアは大好き」と語る新原が、にもかかわらず「自分でもビックリするくらい人事の打診を快諾した」理由とは。

――人事の打診があったのは、いつくらいだったんですか?

新原:今年の2月の終わりくらいかな。4月の総会で正式に発表される、1ヶ月前くらい。社長から直接「人事をやってほしいんだけど、どうかな?」って聞かれて、自分でもビックリするくらい即答で「承知しました、お受けします」って答えた。その場に同席してた常務からも、「意外とすんなりだね」って言われたくらい笑

――でも新原さんって、元々は広告の営業やメディアの運営をやりたくて入社したわけじゃないですか。そこに対する未練みたいなものはなかったんですか?

新原:もちろん、私はいまでも広告がすごい好きだし、それに仕事として携わることに対する憧れもあるよ。だから人事っていうキャリアは、そういう話をもらうまで想像したこともなかった。けど一方で、その当時、自分がすごく伸び悩んでるなっていう自覚もあって。私は入社したときからずっと、「3年で1人前になる」っていうことを1つの目標として掲げてるんだけど、自分の思い描く「1人前」から逆算したときに、このままのペースじゃ遅いなって思ってたの。だから当時は何かを変えていかないとっていう思いで、自分のなかで新しいきっかけをずっと探してた。そういうタイミングでの人事の打診だったから、自然と承諾したんだと思う。

――何か新しいきっかけを模索しているなかでの、人事という選択肢だったんですね。

新原:私、しいたけ占いが好きなんだけど、2019年上半期の私は「ライフスタイルの大きな変化。ゼロからの再スタート」って書かれてたのね。「私、もしかして転職するのかなー?」って思いながら読んでたんだけど、人事の話をもらったときに「あっ、そっちか!」と思った笑

――予想とは違う角度からの「ゼロからの再スタート」だったんですね笑。それで、実際に人事をやってみて、営業との違いや人事ならではの難しさって、どういうところに感じましたか?

新原:ひとつは人事含めたバックオフィスは、周囲からの目が言ってしまえば「できて当たり前」で、うまくいってるときに評価されることはないけど、失敗したときに目立ってしまいがちなところかな。そこが大変だなと思ったのと、あとはやっぱり、働きが直接の数字には反映されづらいことがいろんな意味で難しいなって、営業の経験を踏まえたうえで、改めて思った。営業って、良くも悪くも結果が全部数字として出てくるから、やってることが正解か不正解だったかって、究極的には数字だけを見てればいいじゃない...?

――たしかに、周囲が評価をするときも基本的には数字を見ますよね。

新原:でもバックオフィスってそういった数値的な指標が見えづらいから、周囲からの評価もそうだし、自分自身のやりがいや自己肯定感みたいなところでも、何を拠りどころにするのかっていうのが、すごい手探りな状態で。あとは、自分の会社への貢献も数字として出てくれるわけじゃないから、本質的な価値というか、目先の数字だけじゃなくて、本当の意味でこれは組織の役に立ってるのか?っていうことを、いろんな視点から考えなきゃいけない。

――そうやって試行錯誤しながら、結果的に「CIRCUS大賞」っていう形での評価ももらえたのは、すごいうれしいですよね。

新原:そうだね。正直、自分が表彰してもらえるとは、全く予想してなくて。でも、自分自身の実感として、人事になったこの半年間、仕事に対して誰よりも真剣に向き合って、誰よりも全力で勉強して、誰よりもいろんなことを吸収して成長したっていう、自信は持ってた。その上で、ちゃんと周囲の人たちからも評価してもらえたのが、すごいうれしかった。「3年で1人前」っていう目標に対して、この半年でちゃんとまた追いつけたかなって思う。


MVSへの忌避と、チームリーダーへの躊躇

2人目は、wevnalの優秀賞のような位置づけにあたる「VS」を受賞した、中澤 綾乃(なかざわ あやの)

最後に登場する「MVS」がwevnalのMVPのような存在になっていて、「MVS」とは「MVP」とwevnalのビジョンである「スゲェ会社」をかけ合わせた「Most Valuable スゲェ」の頭文字です。

ということで、「VS」は「Valuable スゲェ」の略となっています。

VSを獲得した中澤は、第9期上半期の6ヶ月間、各月の目標売上に対して5月〜9月で5ヶ月連続達成、また、各月だけでなく1Q・2Q、そして上半期全体の目標も達成と、文句なしでの選出でした。

この10月からはリーダーに昇格して、チームを持つことにもなった、社内唯一のクリエイティブディレクター。

VSを受賞した当時の心境や、第9期下半期以降の意気込みについて話してもらいました。

――VS受賞とリーダー昇格、おめでとうございます。

中澤:ありがとう〜!けどVSとかリーダーとかってこと以上に、チームができてクリエイティブ領域を一緒にやれるメンバーがいることがうれしい笑

――中澤さん、この1年くらい社内ではずっと1人でやってましたもんね。

中澤:たとえば「広告のこの箇所は、赤と青どっちがいいかな?」みたいな、ちょっとした相談をできる相手がいなくて、自分ひとりで悩むしかなかったし、やっぱり人と話しながらのほうが、アイデアも煮詰まるから。

――ずっと結果を残し続けている裏で、実はめっちゃ心細い気持ちも感じてたんですね...。ただ逆に、これだけ結果を残したんだから、VSどころかMVSをもらえるんじゃないかという予想はありましたか?

中澤:正直、数値目標はずっと達成してたから、もしかしたらあるかなとは思ってた。けど、MVSはもらいたくないなとも思ってた。

――どうしてですか?

中澤:自分が心の底から納得できる上半期では、なかったから。クリエイティブの力でクライアントからの予算をガッと引き上げたり、なにかしらのアワードで賞を受賞したりして、会社の実績につながるような事例は作れなかったなって。毎日やってくる依頼に対して、ひたすら打ち返し続けてただけの半年だったから、なんかもっとできることがあったんじゃないかって思ってた。だから逆にもしMVSを受賞してたら、「数字を達成したっていう理由だけで選ばれたのかな?」というふうに捉えちゃってたかもしれない。そんな状態でMVSをもらうのはすごく悔しいから、むしろMVSは欲しくないなって思ってた。ただ、このタイミングでVSを受賞したことは、社内でクリエイティブ領域にスポットライトが当たり始めたっていう意味で、すごくターニングポイントだなって感じてる。

――たしかに、中澤さんがVSを取ったり、クリエイティブのチームが結成されたり、wevnalにとってもクリエイティブの重要性がどんどん増してきてますね。

中澤:wevnalって、ずっと営業が強い会社だって言われていて、実際、私がwevnalに中途入社した2年前の総会は、営業の子がMVSをもらってたの。ただ、そこからwevnalもメンバーが増えて、広告運用の石原さんが連続でMVSを取ったり、メディアチームのfasmeがVSを受賞したりして、営業以外の部署からもヒーローが出るようになってきてて。そのなかで、今回クリエイティブディレクターとして初めてVSをいただいんだけど、このVSはこの半期の評価だけじゃなくて、これからの期待も込めてもらってのVSなのかなと思ってる。

――じゃあ中澤さんの次の総会での目標は、自分も納得したうえで受賞するMVSですね。

中澤:いや、クリエイティブチームの誰かがMVSを取れば、もらうのは別に私じゃなくてもいいかな笑。私自身がどうこうっていうよりは、wevnalにとってクリエイティブは、やっぱり重要だよねって言ってもらえるような存在感を、チーム全体で出していきたい。実は、1ヶ月前くらいにクリエイティブチームのリーダーを打診してもらったとき、最初は断ろうかなと思ったの。wevnalにいるリーダー陣って、わりと先頭に立ってグイグイ引っ張っていくタイプの人が多いじゃない...?でも私はどちらかといえば縁の下の力持ちというか、そっと支えるタイプだから、求められているリーダー像にはなれないかなと思って、半月くらい悩んでた。

――でも最終的には、リーダーを引き受けることにしたんですね。

中澤:いろいろいろいろ考えて、もしかしたら理想のリーダー像にはなれないかもしれないけど、私なりのやり方、みんなと同じ目線に立って後ろからそっと支えるっていうやり方で、チャレンジしてみようと思った。クリエイティブの価値を見出したいっていう想いはずっとあって、やっとそれが少しずつ形になってきているなかで、まさか私がそのチームのリーダーをやってるとは、全く想像してなかった笑。チームのみんなは私にないものや経験をたくさん持ってるけど、逆に私もチームのみんなに伝えられることがあるかなと思うから、そうやってみんなで一緒に前に進んでいけたらいいな。


「自分」から「wevnal」へ、主語と役割の拡大

そしてトリを飾る3人目は、MVS受賞の森川 智貴(もりかわ ともき)

大手企業からの受注や数多くのアライアンス、そしてAIメディアの編集長に採用と、業務内容が多岐に渡りすぎていて、実は3人くらいに分身しているんですとカミングアウトしても、すんなり受け入れられそうな森川。

その驚異的な仕事量の根源は、どこにあるのでしょうか?

――森川さんって、これだけたくさんの仕事をしてても、「キャパオーバーだ...!」って弱音を全く吐かないですよね。

森川:それで言うと、各案件やプロジェクトの責任者はおれの名前になってるけど、実際に現場で手を動かす役割は、意図的にしないようにしてる。企画書は、もう自分では作ってない。だから最近、グーグルスライドとかパワポとかを使ってないかな。いま与えられている役割の数をこなすには、各案件やプロジェクトの現場のメンバーに、いかに自走してもらうかを大事にしてる。

――現場のメンバーの自走してもらうために、意識してることはありますか?

森川:自分の意思決定のプロセスを開示すること。戦略や方向性の意思決定者はおれなんだけど、それを実行するのは現場のメンバーだから、その戦略や方向性に納得感を持ってもらうことが大事で。「自分はいまこんなことを考えてて、ここの箇所で悩んでる」っていう共有をしたり、「逆にみんなはどんな意見を持ってる?」って聞いたりしてる。そうやってコミュニケーションを取りながら進むべき方向だけ決めたら、あとはそこまでどうやって到達するかの具体的な施策については、できる限り現場メンバーの提案を尊重することも大事。

――そこも「自走してもらうため」っていうところにつながってくるんですか?

森川:そう。現場のメンバーも、上から言われた施策よりも、自分で提案したものを実行するほうが、責任感が出るから。それにそもそも、現場で何が起こっているかっていう、細かい事情を一番理解してるのは現場のメンバーたちだから、そこは信頼して任せるようにしてる。例えば、この前自分を入れて8人のメディアチームでMTGをしてて、おれの提案した施策に、6人が賛成だったの。けど、とあるインターン生1人だけが反対で。「この1対7っていう状況で反対し続けられるその自信は、どっからくるんだ!?」と思って、結果的にそのインターンの子の熱量と覚悟に賭けたの。こんな風にして、みんなに良い意味でのプレッシャーを、どんどんかけていく笑

――そうやって役割がどんどんプレイヤー側からマネジメント側になっていくなかで、「自分でやったほうが早いのに!」っていう葛藤を抱えることはありますか?

森川:これまでプレイヤーとしてガムシャラにやってきて、プレイヤーのままで組織に貢献できるある程度の限界が、見えちゃったから。自分ひとりで高速でPDCAを回して、個々のクライアントに向き合ってみたいなやり方だと、どうしても月の売上の天井が、数百万円レベルに落ち着いちゃうじゃない?前回の総会はMVSじゃなくて「みずチャレ大賞(最もみずからチャンレンジした人に贈られる、8期限定の賞)」をもらったんだけど、そこでMVSを取った川上くんの受賞スピーチを聞いているときに、「このままプレイヤーとしてやってるだけだったらダメだな。どうすればもっとwevnalに貢献できるか、本気で考えないとな」って思った。

――半年前の総会をきっかけに、そんな決意をしてたんですね。。。森川さんは、副社長から1年近く口説かれて、そして別の会社で社長もやっているっていう、ものすごい高い期待値の状態で中途入社してきたじゃないですか。それで実際にみずチャレ大賞も受賞して、外からはすごい順風満帆に見えてました。。。

森川:期待値がものすごい状態で入社したからこそ、最初の半年は周囲からの期待の目になんとか応えようと思って、「おれがおれが」の気持ちでやってたんだよね。どうすれば、自分自身のインパクトを出せるかってことばっかり考えてた。でも組織へのもっと本質的な価値提供を考えたときに、プロダクトそのものをブラッシュアップさせるアライアンスだったり、現場での施策を信頼して任せられるような人材の採用だったりも、大事だなと。とはいえ、そこは理想と現実のギャップというか、そんな急に自分のプレイヤー寄りの業務全てを離せるわけではなくて。いま朝の7時半くらいにはオフィスに来てるんだけど、個々のクライアントの数値やプロジェクトの進捗状況全てを、始業時間の9時半までに確認するようにしてる。そこでもし成果や進捗が悪いものがあれば、なにかしらの手を打ったり、リマインドをしたり...笑

――いままさに、プレイヤーからマネジメントへの過渡期ってことなんですね。森川さんは今回の総会で肩書が「リーダー」から「マネージャー」へと昇格して、wevnalの経営陣側としても、これまで以上に森川さんにマネジメント的な役割を期待してると思います。

森川:そうだね。これからは、そもそもの新しい事業や体制の枠組みを作ったり、組織に新しい風を吹き込んでくれる即戦力の中途人材の採用だったりにも、取り組んでいきたいなと思ってる。


「伸び悩みの焦燥」「リーダーに対する不安」「プレイヤーからマネ―ジャーへの転換」―――。

受賞当日のきらびやかな舞台と笑顔までの過程で、みなさん、いっぱい悩んで、いっぱいもがいていて、今回はその苦悩と葛藤(のおそらく一部)を、ほんのちょっとだけ、のぞかせてもらいました。


仕事をするなかで、成功と失敗の繰り返し、というかむしろ、思い通りにならないことのほうが多かったり、そもそも成功なのか失敗なのかすら分からない、暗中模索な日々の連続だったりします。

それでも毎日、とりあえず手と頭を動かすことを止めずに、一歩ずつでも進んでいれば、たまにはこんなちょっとしたご褒美がもらえるかも、しれません。

また翌日からは、新しい日常が始まります。


今回受賞した新原さん、中澤さん、森川さん、本当におめでとうございます!!!


3人への表彰が行われた、第9期下半期総会の様子はコチラ!↓

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