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ビジネスの立ち上げや仕組み化を学べるベンチャー企業でインターンがしたい。起業を目指すインターン生の奮闘記

新しい資産運用体験の実現を目指すWealthParkには、様々なバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、それぞれのメンバーが日頃どの様な想いでWealthParkで働き、組織や事業に関わっているかをお届けしていきます。

今回は番外編として、WealthParkの学生インターンである翔さんをインタビュー。大学の休学期間中にWealthParkのセールスチームでインターンを開始した翔さん。大学では組織科学を専攻し、将来的には起業を目指す翔さんにとって、実行力が組織の強みとなっているWealthParkでのインターンは学びに溢れていた様です。営業や営業管理のスキルを学んでみたいと、インサイドセールスとフィールドセールスの兼務に挑戦した翔さんの半年間にわたる奮闘に迫りました。


プロフィール
ヒル 翔 | Sean Hill
愛知県名古屋市出身。高校までは名古屋で育ち、サッカーに明け暮れる日々を過ごす。大学から渡米し、ワシントンD.C.にあるジョージ・ワシントン大学に進学。コロナ下で2020年春頃に一時帰国し、休学中にWealthParkでのインターンを開始。8月には再渡米し、復学する予定。趣味はスポーツ全般で、特にサッカー、バスケ、ゴルフが得意。筋トレやサウナも楽しんでいる。

ビジネスの立ち上げや仕組み化を学べるベンチャー企業でインターンがしたい

― まずはWealthParkでインターンを始めたきっかけを教えてください。

現在ワシントンD.C.にあるジョージ・ワシントン大学に在学していますが、コロナウィルスの感染拡大に伴い、去年の4月に日本に帰国せざるを得なくなりました。帰国後もしばらくはオンラインで授業を受けていましたが、時差もありますし、何より現地で授業を受けて人脈を広げることが留学の大きな目的だったのに、オンラインではその部分が叶わなくて。また、僕は父がアメリカ人ですので、アメリカのカルチャーに浸かり、自分の中のアメリカ人としてのアイデンティを育んでいくことにも重きを置いていたので、現地で学べない間は休学することを決意しました。

休学する代わりに何をするかを考えて、インターンをするか、または実際に自分でビジネスを興すかという2つの選択肢がありました。起業にも挑戦してみたかったのですが、まったく経験がない中ではリスクがあると判断し、まずは自分で始める前に、ビジネスの立ち上げや仕組み化を学べるベンチャー企業でインターンをやってみようと。WealthParkでは、今年の1月から6月まで約半年、フルタイムで働かせてもらっていて、平日はインターン、週末は読書や勉強、遊びに充てているので、毎日忙しくしています。インターン中は別の副業も考えていましたが、結局なかなか時間が取れませんでしたね(笑)。

― 休学される前は大学ではどんなことを学ばれていたのですか。

Organizational Sciences(組織科学)を専攻し、企業の成長を支える運営方法や仕組みを学んでいました。ジョージ・ワシントン大学は政治学部が有名ですが、僕はどちらかと言えば色々なことを学びたくて、専攻を先に決めずに幅広く講義を聴く中で興味を持ったのがOrganizational Sciencesでした。父や兄も自分で事業を興していて、物心ついた頃から僕自身も自分でビジネスを立ち上げたいと思っていたこともあり、リーダーシップ、タレントマネジメント、ビジネスモデルも含めて、個人・組織間のシステムや関係性を体系的に学べるこの学問が純粋に面白いと感じましたし、自分の将来にも役立つと考えています。

― WealthParkのインターンでは、何を学ぼうと考えていましたか。

今後自分自身もビジネスの立ち上げに挑戦する上で、まずはビジネスパーソンとして必要な知識や経験を得たいと思っていました。どのビジネスでも「モノを売ること」が基礎になるので、セールスの仕事を経験してみたいという考えに至り、営業や営業管理のスキルを学んでみたいと、WealthParkのインターンに応募しました。最初のカジュアルミーティングで営業担当の社員の方に実際に営業で何を行っているのかを具体的に説明していただいたのですが、WealthParkの営業手法は、データやグラフを活用して数字をデジタルに追っていくので面白いなと感じましたし、営業プロセスのマネジメントにおいて学べることが多い印象を持ち、自分自身がやりたいことにフィットしていると思いました。

インサイドセールスとフィールドセールスの両方を経験

― 実際にインターンを開始して、日々どの様なお仕事に携わっているのでしょうか。

セールスチームはインサイドセールスとフィールドセールスに分かれていますが、僕は両方に関わらせてもらっています。インターンを開始した1月から3月までは、主にインサイドセールスで新規開拓を担当させてもらい、企業様に電話でアプローチし、アポイントを取ることが仕事でした。そこから、主に自分で取ったアポイントの一部は、自分自身で商談もさせてもらえる様になりました。目標はインターンが終了する6月までに契約を取ること。スピードを上げて達成したいと思います。

― インターンであっても社員の方と同様にお客様と直接コミュニケーションを取らせていただく機会が多いのですね。緊張などはありませんでしたか。

入社2日目で営業電話を任されて、相当緊張しましたよ(笑)。実は、僕はアルバイトの経験もほぼなく、高校までは日本にいましたが、年上に対してもフランクに接していて、その状態のまま大学からアメリカに行ったので、敬語がまったく使えなくて(笑)。インターン当初は社員の方々の言い回しを聴きながら学んでいきました。また、入社して1ヶ月後にZoomでの商談も持たせてもらいましたが、Zoomでの商談はオンラインならではの難しさがあるので、いまだに緊張します。逆に、訪問営業ではそれほど緊張しないですね。

個人的には、実際に商談の様な営業経験を積ませていただき、良いビジネスパーソンになる為のスキルを習得できることに一番のやりがいを感じています。社員の方の営業スキルが高く、アイスブレイクや話の進め方、間の取り方など、勉強になるんです。加えて、僕自身が行う商談にも同席していただき、その後に適切なフィードバックをいただけたので、それらをインプットしていける様に努力しています。また、フィードバックの前にも、まずは僕自身がどう思ったのかを聞いてくださるので、自己分析の良い機会にもなりました。初めての商談では、間の取り方をうまく掴めていなかったことが自分でも反省点でしたが、間の取り方は営業にとって非常に重要で、間をうまく取れなければお客様のご質問も引き出せないし、トレーニングが必要だと教わりました。そこからだいぶ意識する様になり、今では大分改善できたと思います。

― 実務的なトレーニングを積ませてもらっているのですね。

はい。フィールドセールスの訪問営業で学んだことは、インサイドセールスの営業電話にも活用する様にしました。新規開拓の営業電話は冷たくあしらわれることも多いですし、最初は心が折れることもありました(笑)。しかし、フィールドセールスの業務を通じて、お客様からお話してくださる様にコミュニケーションを誘導することを学び、これはインサイドセールスにも通じるなという気づきがあったんですね。そこで、営業電話でも、最初から一方的にご説明を差し上げるのではなく、お客様から「どういったサービスなの?」という一言を聞き出してからご説明に入るという様に、流れを変えてみたんです。サービス説明の導入のタイミングに気をつけたことで、営業電話でもアポを取れる率が上がったと思います。

― 周囲から自然に気づきや学びを得られると共に、改善や成長の機会を意識的につくってもらえる環境ということですね。

そうですね。あとは、ディスカッションやミーティングに参加させていただけることも、僕にとって色々なことを吸収できる機会になっています。例えば、毎週行われる事業部会では、マーケティングサイド、技術コンサル、営業部長の方々のご意見に刺激や学びを得ています。インサイドセールス内での振り返りやディスカッションも勉強になりますし、知りたいことや学びたいことは自ら聞きに行く様にもしています。また、議論の場でインターンの僕が意見を言うことがあっても、皆さん聞いてくださるんですよね。立場や経験、年齢など関係なく、それがインターンであっても公平に色々な機会を与えてくれる組織だと思います。

実務に従事すると視野が格段に広がるし、生活の中でさえ目に入る情報が変わる

― WealthParkでインターンを始める前と後では、思い描いていたこととのギャップはありましたか。

これは良い意味ですが、実務の世界はやはり泥臭いんだなと実感しました。データに基づいたスマートな営業を行っているし、大部分が仕組み化されているのですが、やはりその裏では営業電話といった地道な努力も着実に積み上げているんですよね。また、もっとベンチャーというか、若手の組織だと思っていましたが、メンバーは荒波を乗り越えてきた、30代前半〜後半の猛者揃いで(笑)。もちろんWealthParkがベンチャーであることには変わりがないのですが、思った以上に組織も運営方法も成熟しているなと感じました。

― なるほど(笑)。インターンとして、ご自分のお仕事がWealthParkの事業に貢献できていると感じられる機会はありましたか。

インターンを開始した1月〜3月で新規開拓を進めていた時期は、なかなかアポイントが取れなくて。それでも、社内で「このインターン生はやるな」って思ってもらいたい一心で(笑)、モチベーションを保って、めげずにメールアドレスをいただいては資料を送付させていただいていました。不動産業界は2月・3月は繁忙期なので、4月に入ってから再度お電話やメールでコンタクトさせていただいたら、急にアポイントが取れる様になって。この時の経験から、成果は遅れて出てくるからこそ、モチベーションを維持してフォローし続けることの重要性を理解しました。この様な地道な努力で今までリードがなかったお客様のアポイントを取ることもでき、WealthParkについて知っていただけたという意味においては、少しでも事業に貢献できたかなと思っています。

― ご自身も起業を目指されており、大学では組織科学を学ばれているということですが、それらを踏まえて、WealthParkについて興味深く考察されている部分はありますか。

組織として行動を起こすのが早いというか、実行力が組織の強みになっていて、それを支えるカルチャーが興味深いと思っています。例えば、インサイドセールスとフィールドセールスの情報共有に改善の余地があったのですが、解決する為のアクションを決断したら、すぐさま実行するんですよね。僕がインターンをしている半年間でも、事業部のミーティングで、課題と解決策が提示されて、懸念点も共有されても、「まあやってみよう」っていう方向になることが多くて。目標を立てて、まずはトライして、検証して、懸念されていた要素が実際に現れればブラッシュアップしていく、そんな文化が組織全体に浸透していて、これはベンチャーならではで面白いと感じています。

― 今後社会人として、起業家としてのベースとなるような経験は積めましたか。

積めたと思います。やはり実際の業務に従事すると視野が格段に広がりますし、普段の生活の中でさえインターンを始めてから目に入る情報がだいぶ変わってきました。細かい話ですが、インターンを始める前の僕にYoutubeがリコメンドするのは、バラエティ番組や心理学の話が大半だったのに、今では営業、投資、ビジネス、マーケティングなどのリコメンドが増えてきました。実際の経験を積むと、これまでは流していた情報が目につくようになり、インプットの量も質も上がると感じました。

ビジネスの立ち上げや仕組み化を学べるベンチャー企業でインターンがしたい

― 6月にインターンを卒業して、8月には再渡米と復学が控えているということですが、それまでに何か予定はありますか。

インターンを終えたら、これまで学びたかったことや、起業に向けての実際のプランニングを始めようと考えています。フルタイムでインターンをしていてなかなか忙しかったので、これから復学まではインプットの時間にするつもりです。あとは遊びます(笑)。

いわゆる企業家ではなく、起業家になることを目指していますが、飽きっぽい性格で一つのことを継続していくことが得意ではないので、短めのスパンでスモールビジネスを立ち上げたいと考えています。自分の好きなことを事業にしたいし、人が集う空間づくりに興味があるので、今は会員制サウナも構想しています。コロナによってオンラインでのコミュニケーションやリモートワークも増えましたが、逆に人と接する機会の重要性も再認識されていて、人と人がリアルに集う場面はこれからも求められ続けると思います。ただ、一度始まったオンラインやリモートの流れは覆せないと予想していて、これからの流れに応じた場づくりのサブスクリプションで何かビジネスができないかと考えています。

― Z世代がつくる会員制サウナ、面白いですね。サウナも趣味の一つなんですよね。

高校生の頃に、温泉後のサウナを体験してすごいなと思って。当時は「ととのう」という言葉を知らずに、整っていました(笑)。友人にもサウナ好きがいたので、かなり通っていましたね。

―言語化される前に体験から入って、悟っていたということですね(笑)。最後に、今後のインターン生に向けて一言お願いします。

インターンでも裁量権を持ってやらせてもらえるので、自己成長したい方には非常におすすめです。優秀なメンバーが揃っていて吸収できることがたくさんあり、社会人になるにせよ、何をするにせよ、良い経験になると思います。今後確実に発展する業界、組織の初期フェーズを体感でき、会社の成長を自分の成長に繋げていくという変えがたい感覚も掴めると思います。ぜひ挑戦してみてください。

インタビュアー
飯田 明 | Mei Iida
渉外法律事務所にてファイナンス・パラリーガルを務めた後、大学院留学を挟んで飲食業の世界へ。外資系チョコレート会社のDirector of Communicationsとして、HR/ブランディングを担当。現在はフリーランスに転向し、複数の会社とのプロジェクトを通じて、カフェのプロデュース事業や人事、国内外のダイニングイベントの企画・運営に携わっている。
Mei Iidaのプロフィール - Wantedly
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