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損保ジャパンから期間限定でWASSHAにジョイン!刺激とカルチャーショックに溢れた9か月間【社員Profile11】

社員Profile11:戸田さん

今回の社員インタビューは、国内留職プログラム(※)によって損害保険ジャパン株式会社から9か月間の期間限定でWASSHAにジョインした戸田さんにお話をうかがいました。

(※)国内留職プログラムとは、特定非営利活動法人クロスフィールズが実施している、派遣元企業から国内外のNPOや社会的企業に飛び込み、本業のスキルと経験を活かして、社会課題の解決に挑むプログラムのこと。

WASSHAで働いて

戸田さんは、WASSHAでどのようなお仕事をされていましたか?

新規事業の創出です。その中でも主に漁業部門にアサインされました。期間の後半では、他の領域にも範囲を広げて携わるようになりました。


なるほど!WASSHAの新規事業を進める中で、戸田さんにとっての仕事のやりがいは何でしたか?

WASSHAの新規事業は、タンザニアで現地の社会や顧客の課題を解決できる仕事だと思うんです。

既存のビジネスは枠組みが一定程度決められていることもありますが、WASSHAの新規事業ではそういった枠にとらわれずに、解決に向かって取り組むべきと感じた課題に対して、全くのゼロから自分で考え解決できるといった点にやりがいを感じました。

あとは、新規事業の重要性については多くの企業で言われていることですが、WASSHAにとっても今後発展していくためにとても大事な職務だと思っています。その重要な仕事を任されているという点にもやりがいを感じていました。


仕事をするうえで課題に感じたことはなんですか?

国内留職プログラムでWASSHAに来て、初めての経験が多かったんです。もともと損保ジャパンでは営業と人事に携わっていたため、新規事業開発をやったことがありませんでした。そのため、新規事業を進めていくうえでの知識やスキルを身につけながら、仕事をしなければなりませんでした。あとは、コミュニケーションの面での課題として、元々英語がそんなに得意ではないので、英語を使って現地メンバーと話をする点も難しかったですし、コロナによる渡航制限の影響でタンザニアには行けない中、文化もバックグラウンドも異なる現地の人たちとやり取りをして、相手のことを理解しながら、自分が言ったこともちゃんと理解してもらう、というのに苦労しました。

損保ジャパンで10年間の経験をした上で、WASSHAに飛び込んだのですが、スタートアップとは環境もカルチャーも全く違いました。今まで自分の中で強みだと思っていたことも、WASSHAでは強みにはならないのだと感じたこともありました。例えば、損保ジャパンは金融機関、そしてリスクを取り扱う会社ということもあり、事前に徹底的に準備を行い、可能な限り正確に業務を進めることが重要だったように思いますし、私もそれを強みにしていました。一方、WASSHAでは何よりもスピードを優先することを求められるため、自分が行っていることが正解かどうかもわからない中でも前に突き進む必要があります。求められることが違うということに慣れるのは大変でした。

WASSHAにジョインした経緯

戸田さんは国内留職プログラムでWASSHAにジョインされましたが、そこに至るまでの経緯を詳しく聞かせていただけますか?

損保ジャパン内で選抜型研修のようなものがあって、合格すると1年間のプログラムに参加することができるという流れでした。そこに応募して合格した、というのが最初です。

実は、もともとは海外の会社に行ってOJTの研修をするはずだったんですが、今回コロナの影響で行けなくなったという経緯があります。そこで国内のスタートアップへの留職ということになり、最終的にWASSHAに受け入れてもらえるということになりました。

当初予定していた海外の企業と比べるとWASSHAでの業務は違いますか?

本来はカタールの保険会社に行くはずだったんですが、業務内容としてはそれまで自分が携わっていた業務内容と近しいものでした。一方で、損保ジャパンでも力を入れている新規事業開発をやってみたいなという思いがありました。今回の国内スタートアップへの留職となった際、候補先企業が8~9個くらい挙げられたのですが、それぞれの会社の業務の内容とか事業概要などを調べて、WASSHAに希望を出しました。代表の秋田と新規事業マネージャーにそれぞれと1回ずつの面接を経て、WASSHAへの受け入れが決まりました。

たくさん候補があった中でWASSHAを希望した決め手は何だったんですか?

1つ目は先ほども申し上げた業務の内容というところです。やりたいと思っていた新規事業開発と、これまでやって来た人事の経験が生きそうな組織開発を、WASSHA側も留職者に対して求めていたんです。あとは、事業の展開をタンザニアでやっていて、今まで全然関わったことのない人たちとコミュニケーションを取りつつ仕事を進めていくという経験をしてみたかったというのがあります。

国内留職プログラム運営のクロスフィールズから「代表の秋田はビジョナリーな視点を持っているので一緒に働くことがいい経験になる」という話も聞いていたので、WASSHAで働いてみたいなと思いました。

実際にジョインしたWASSHAの印象

実際にWASSHAにジョインされてからの印象はどうでしたか?

いい意味でのギャップしかなかったです。

例えばスタートアップはどういう人がいるのか全然イメージが湧いてなかったんですけど、WASSHAはすごく優秀な方が多いなという印象を持っています。すごく刺激を受けることができたと思います。あとは、「大企業とスタートアップのカルチャーは全然違うよ」という話を事前に聞いていて、心づもりはしていたんですけど、想定以上の違いがあって苦労する部分もありました。一方で、それまでは新規事業に自分が携わるイメージができなかったんですけど、今回の経験で、難しさややりがいというのも感じられました。WASSHAで働いた経験は今後の武器になるなと思いましたし、いい経験ができたというのも強く感じています。

WASSHAの”人”について

WASSHAの人たちの魅力ってどこだと思いますか?

自分の思いや自分のキャリアの中でこういうことをやっていきたいということを、私より若い人たちが考えているというのが魅力的だと思っています。どうしても一般的な会社だと人事異動が定期的に行われていて、4〜5年に1回会社の辞令によって全然違う仕事に就き、日々上司から言われたことをやるというのが多くなってしまいがちで、そうすると会社に言われたことをやる、というマインドが強くなってしまうような気がしていました。その中で、例えば一緒のチームだった中田さん(※)は、新卒入社2年目なのに自分がやりたいことを持ちながら仕事をされているのが、すごく魅力的だなと思いました。

※中田さんの記事はこちら

WASSHAでの学び

私もWASSHAって自分自身のビジョンを持っている人が多いなと感じています。個人個人も魅力的な人が多いですが、WASSHAという”組織”に対してはどう思われますか?

Vision、Mission、Valueというのをとても大切にしている組織だと感じます。スタートアップでは、そういうところも多いのかなというのは最近思いますが、一般的に、社員全員がビジョンを理解している会社はそれほど多くないと思います。そういうところと比べると、普段の会話でも「これSpeed mattersだね」とか「Jump togetherしようぜ!」とお互いに言い合ったり、日々の中でPower to the peopleをお互いに確認し合ったりするのが、素晴らしいなと思いますね。

実際にValueとしてJump together、Go field、Speed matters、Go the extra mileと会社として掲げていて、それを体現されている方っていうのがすごく多い。例えばSpeed mattersに関しては、ものすごくスピード感を持ってやってらっしゃるなという印象があります。


「戸田さんもSpeed mattersだ」という評判をお聞きしました!

いや、私はWASSHAの中だったらスピードはない方なんですよ、おそらく(笑) 。だから、ここはWASSHAに来てすごく学べた部分が強いかなって思ってます。元の会社は保険会社ということもあり、事前にリスクを察知し、リスクを最小化していくことが大事なんです。自分も、徹底的に準備して、失敗とかミスが起きないようにリスクを最小化して進めていくというやり方をしていたんだと、あらためて思いました。そのやり方だと、ミスや失敗は少ない一方で、どうしてもスピード感が落ちてしまうと思うんですよ。私はその中で卒なく、しっかりと与えられた仕事をこなしていくというところが強みとして持っていましたが、WASSHAでは失敗したとしても学べればいいからとりあえずやる、というようなスピード感がありました。最初の方はそのスピード感についていけずに、自分の今まで強みとしてきた、きっちりやっていくというのをやろうとしたときに、上司の新規事業マネージャーにもその点をご指摘いただきました。自分自身、作業のスピードが遅いとは全然思わないですが、決断をしていくスピードや実行に移していくスピードがWASSHAに来て本当に学べたところです。


他にも学びという点では何かありましたか?

本当にいっぱいあるなと思っているんですが、やっぱりWASSHA Valueに集約されている部分はあるかなと思っています。例えばさっきのスピード感もそうですし、あとはGo field(=顧客を最優先にする)ということもそうですね。どこの会社もお客様が大事だという話をすると思うんです。それは当たり前だとは感じていたんですけど、WASSHAの場合は顧客起点で、「私たちのお客様って誰なの?」「個人名で言えないとダメだよね」とか、「その人はどういう1日の過ごし方していて、どういう人生をこれまで送ってきて、どういう課題があるのか」というところをまずは徹底的に理解をするところから始める、というのをすごく大事にしていて。顧客のことを知るとか理解するとは実際にどういうことなのかというのを、WASSHAに来て初めて理解できたような気がしています。

戸田さんの今後について

WASSHAでたくさんの得られたたくさんの学びを今後の人生にどう生かしていきたいですか?

私はPower to the peopleというMissionにすごく共感していて、自分の人生の中でのMissionとして、Power to the peopleが1つキーワードになるんじゃないかなと今思っています。一旦WASSHAでの留職の期間が終わって、この4月1日から損保ジャパンでの新しいポジションに配属されて仕事をしていく予定です。希望としては、(WASSHAでやっていたのと)同じような新規事業で顧客の課題や社会の課題の解決をするというのをやっていきたい。それと、人と関わるという部分では人事領域ですね。やっぱり、今これらの仕事をもう少しやっていきたいという思いがあるので、一旦異動の希望としては新規事業と人事で出している状態です。正直、部署がどこになるのかは現時点でわからないので、どうしていくかというのはまだまだ見えない部分ではあるんですが、とはいえWASSHAの中で学んだスピードを大事にするとか、顧客を大事にするというのは、何の仕事でも役に立つと感じているので、まずは元の会社に戻った時に、会社に染まり直さないように、逆にWASSHAでの経験を生かして周りに広めていくくらいの気持ちで仕事をしていけたらいいかな、と思ってはいます。

これからWASSHAにジョインする人に

最後に、これからWASSHAにジョインされる人たちに向けて何か一言お願いできますか。

私自身、WASSHAに9か月間という短い期間ではありましたが在籍させていただいて、大きく成長できたという実感があります。だからもし、WASSHAに入ろうか入らないか迷っているのであれば、ぜひ中に飛び込んで挑戦してください。私の立場から言うのは変な感じもするんですけど(笑)、ここでの経験ってすごく役に立つんだろうなっていう実感があります。おすすめというか、いいなと思う部分ですね。やっぱり周りには優秀な人たちがいますし、やっている職務の内容も学びが多いので、やりがいのある仕事だと思います。


ありがとうございました!それから9か月間お疲れ様でした!
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