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リモートで挑戦した国際協力【インターン体験記】

自己紹介

2020年6月より6ヶ月半、リモートでインターンとして働いておりました藤田寿乃(ふじたひさの)と申します。私は大学卒業後、公務員として勤務しておりました。2020年4月からJICA海外協力隊としてタンザニアへ赴任を予定しておりましたが、派遣が延期となり、タンザニアと関わる方法を模索した結果、富山県からWASSHAのインターンをするという道を選びました。

関わったチームの紹介

私が約半年間で関わったチームはサプライチェーンチームとトレーニングチームです。
サプライチェーンチームは、WASSHA事業の要であるソーラーランタンを始め、事業を行うのに必要な物品の購入・管理及び配置を行っているチームです。
トレーニングチームは、タンザニア現地においてスタッフのトレーニングを行っている部門で、昨年創設された新しいチームではありますが、事業拡大とともに増加しているスタッフの人材育成を担う、重要なチームです。

【写真】トレーニングの様子

日々の業務

私は日々の業務の中で、主にチームに関わる情報の配信チームメンバーへの作業依頼ミーティングの開催の3点を行っていました。

サプライチェーンチームについては、私が関わっていたプロジェクトの一つに棚卸しプロジェクトがありました。本プロジェクトでは、棚卸しの実施回数と週毎に定められた達成率を日々追いながら、更に達成率をあげるにはどうすれば良いか、検証を行います。私は日々棚卸回数と達成率を算出・配信作業を行っていました。
私の算出した数字が社員の方々による検証の判断材料となり、また練られた施策の仮説検証がきちんと現場で行われているのかどうかを確認する為の判断材料ともなります。私は配信作業をすると共に、自身も日々メンバー一人一人の数値を見ながらコミュニケーションを行い、数字だけでは把握出来ない情報を拾えるように心がけていました。

トレーニングチームでは、トレーナーとの日々のミーティングを行うとともに、定期的にマーケティングオフィサー(WASSHAランタンサービスの営業を担当するスタッフ)の業務成績をモニタリングすることによって、トレーニングチームとしてのトレーニングの仕方の改善やスタッフのフォローアップの仕方を日々検討していました。そして時には各チームリーダーともミーティングを行い、現場レベルの情報を汲み取ることによって、何を改善し、何をサポートすることが強いスタッフの育成につながるのか、日々試行錯誤をしていました。

【写真】トレーニングの様子

学び

私はこのインターンを通して、学ぶ姿勢を持つことの大切さに改めて気づくことが出来ました。
私はWASSHAでのインターン期間中、多くのプロジェクトに関わらせていただきました。これらは全て、現地タンザニア人メンバーとのコミュニケーションや連携無しには成し遂げられませんでした。

タンザニアの現場で起きている事を知っているのは現地メンバーだけであり、現実の情報が無ければプロジェクトを成功に導くことは困難です。彼らから現場のことを学ぶことより、プロジェクトを正しい方向に導くことができたと考えています。また、日々の業務でシステムやツールの操作を行っている彼らは私にとっては先生でもあり、システム等の操作方法を教えもらったことによって、私自身の業務の幅を広げることができました。

年齢や国籍・文化の違いにこだわらず、これからもまわりの方から学ぶ姿勢を持ち続けて行きたいと思います。

最後に

社会人インターンでしたが、沢山のことに挑戦出来た半年間でした。ありがとうございました。何よりもタンザニアに関わったことにより、再びタンザニアにつながりたいという気持ちが強まりました。次はタンザニアの地でみなさんとお会い出来るように、引き続き前進してきたいと思います。

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