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経理のキャリアを考えている方に知ってほしいウォンテッドリーの経理財務チームの今

こんにちは!ウォンテッドリー コーポレート担当執行役員の兼平(プロフィールはこちら)です。

製造業、金融業という伝統的な産業からスタートアップに飛び込み早2年半が経過しました。今ではコーポレート全般に携わっていますが、入社当初から携わっていて一番経験の長い経理財務チームについて、どんなところか、何をしているかをお伝えしたいと思います。

IPO後どういう状況になっているのか、どんな課題があるのかその一端を知っていただけたらと思います。

どんな事業をやっているか

経理財務チームの具体的な説明に入る前に、改めて事業内容をお伝えします。

ウォンテッドリーでは「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために様々なサービスを提供しています。

事業の柱は価値観や共感でマッチングする採用プラットフォームの企業向けの課金です。その市場規模は約1兆円とも言われており大きな産業です。労働力人口が減少に転じ、雇用の流動性も高まるなど構造的な理由からさらに拡大が期待されます。

また、2020年からは従業員エンゲージメントと呼ばれる、入社後の定着、活躍を支援する領域に事業を拡大しています。Story、Pulse、Perkの3つのサービスを展開しています。

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事業が複合的になり、経理処理や管理項目が増えていく中で、様々な業務をいかにシンプルに保つか、全体最適を追求しながら効率化していくかを考えるところが面白いと思っています。形になってきた事業と新規事業を同時に見ることができるので、これまでの経験を活かしつつ、新しいことに活かすことができるのはよい環境だと思っています。

財務諸表・ビジネスモデル

営業収益の中心は、企業向けに提供している採用サービスのサブスクリプション型の課金です。サブスクリプション型(またはSaaS型)のビジネスはKPI管理がしやすく、ここ数年で急速に知見が蓄積されているため、管理会計やFP&Aといった領域に興味がある方は、挑戦しやすいのではないかと思います。

もちろん最前線ではきれいなモデルに落とし込めないような事象も多く発生するので、いかに解きほぐすか、わかりやすいモデルに変換していくか想像しただけで楽しくなります。

KPI管理がしやすい一方で、今日行った意思決定が数ヶ月後、数年後の事業に影響を与えていくことになるので相応のプレッシャーもありますが、事業をつくっていくうえでの醍醐味でもあります。

また、シンガポールと香港に拠点があり、連結決算や外貨・為替の取り扱いなど、財務会計でも触れる領域が幅広いと思います。

情報通信系の企業は概ねそうかもしれませんが、持っている資産は少なくB/Sはシンプルです。

チームの役割

日次、月次など通常の経理業務はもちろん、有価証券報告書や四半期報告書、適時開示資料においては、すべてを作成する機会があります。開示資料の作成は、企業によっては経営企画やIRが行う場合もあるかと思いますが、ウォンテッドリーでは経理財務チームが中心となって進めていきます。

法定開示などは四半期に一度責任を持って進めていきますが、ルーティンワークだけでなく、業務フローの構築や業務効率化のための企画系の業務も多くあります。常に改善を意識して業務に取り組んでおり、ツールの導入にも積極的なので、変化に富んでいます。

また、株主総会や採用にも積極的に関わっていきます。社内だけでなく、様々なステークホルダーと触れ合う機会があることは、経理財務として、コーポレートとして視野を拡げる観点でも非常に好ましいことだと思っています。

また、経営企画や、管理会計・FP&A、IRといった領域にも携わっていただくことができるので色々なキャリアパスを検討していただけると思っています。ぜひIRの壁打ちなど一緒にやりましょう。

大切にしていること

ウォンテッドリーのコーポレートチームは、会社全体のカルチャーを大切にしながら組織、制度づくりをしていくことを意識しています。上場以前から大切にしてきて、これからも大切にしていきたいことを、内部統制など法の要請で、薄めてしまったり変えてしまうことを極力避けたいと考えています。組織が拡大し、上場企業として求められる水準を満たしつつ、これを実現するのは難しいですが、挑戦し続けるのが醍醐味でもあります。

ウォンテッドリーには、Wantedly Valuesという6つのバリューがありますが、個人的には特にDo More With Lessを意識しています。すごく簡潔に言うならば、属人化を排し、シンプルな業務フローで要求される水準を満たすということでしょうか。個人的には引き算の美学と捉えることもあります。他のバリューも含めて詳しく話をすると長くなりそうなので、コーポレートにおけるカルチャーへの影響に興味がある方は、ぜひ一度お話しましょう。

https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/145146

コーポレートチームがカルチャーを大切にすべき理由のひとつに、内部統制で言う全社統制、特に統制環境があると思っています。このためにやるというわけではないのですが、カルチャーがしっかりしていることが、結果的に統制を高めることになります。いわゆる傘が機能している状態ですね。このあたりは事業内容、組織規模に関わらず通じている部分だと思うので、ぜひ異業種、規模の異なる企業に属している方と話をしたいと思っています。

最後に

色々な角度から経理財務チームを見てきました。大企業で経理やっているが、もっと幅広いことに挑戦したい方、監査法人やコンサルティング会社で企業を外から見てきて、自分も中に入りたくなった方、上場基準で経理財務をやりたい方、ぜひ話を聞きに来てください。

もちろん、ちょっとビジネスモデルに興味あるんだけど?、エンゲージメントって何?という方も大歓迎です。

コーポレートチームのことを知りたい方は以下も見てみてください。

https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/287924

https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/327823

https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/335328

https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/230022

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