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開発者の意思決定力と生産性を底上げせよ。「#シゴトの抱負2020」BI/DXチーム編

フィードで2020年の年頭所感を綴る特集企画、「#シゴトの抱負2020」。

今回は、エンジニアの意思決定力の向上、生産性の底上げというミッションに取り組むBI (Business Intelligence)チームとDX (Developer Experience)チームが2019年の振り返りと、2020年の抱負を語ります。

テック企業にとって「技術基盤への積極的投資」がなにを意味するのか、本人たちにたっぷりと語ってもらいました。

データドリブンな進化を支える基盤を作る(永島 次朗)

Wantedly VisitのiOSアプリのリニューアル開発に追われていた2年前とは打って変わり、昨年はグロースの取り組みを集中的に行なっていた1年でした。グロースにかかわってくれる新規メンバーも増え、多くのメンバーと一緒にグロースの取り組みを行なうことができました。

その中で、人数が増えても効果的に成果を出せるように、メンバーと試行錯誤しながらグロースのプロセスを確立することができたのは大きな成果でした。施策アイディアを提案して適切に優先順位付けをしたり、仮説検証のためのテストを実施して分析したりする手法が社内で共通化されたことで、グロースチームを複数組織しても成果を出せるような体制づくりがうまく進んだように思います。

昨年の後半には、複数のグロースチームのひとつであるユーザー獲得を目指したチームのリーダーとして、ユーザー獲得の戦略をシンプルに落とし込み、流入数や登録率増加のための施策をメンバーと協力しながら実施することができました。

最終的には、開発チーム全体をプロダクト領域とグロース領域で大きく二分する体制を築くまでに至り、これはグロースにかかわるメンバーと一定の成果を出せた結果の表れでもあったように思います。

2020年からは、昨年までの経験を活かして新しい領域にチャレンジしています。

新たにBIチームを立ち上げ、開発チーム全体が正しい優先順位で事業成長に向けて改善を重ねられているか、本質的な改善ができて健全な成長ができているかといった点を、客観的なデータをもとに判断できる体制をつくろうとしています。チームが変わったことで、自分自身の役割は、直接的にプロダクトに変更を加えて改善する役割から、前線でプロダクトの改善を重ねるチームがより効果的に成果を出せるようサポートする役割へと大きく変化しつつあります。

目の前の解決すべき課題は多くありますが、今の取り組みが開発チーム全体の成果を大きくするために必要であると信じているので、着実に結果を残せるようメンバーと協力しながら日々チャレンジしていきたいです。

データ分析の精緻化で成果をあげる(奥山 玄稀)

4月に入社し, Recommendation Squadで推薦改善のためのデータ分析や特徴量エンジニアリングを主に行っていました.

これまで検索や推薦に全く関わったことがなかったのでキャッチアップがとにかく大変でしたが, キーワード検索の推薦改善について社内発表会で発表したり, 時系列分析について社外LTしたり, いろいろと成果をアピールできたように感じています.

昨年12月からBI Squadが立ち上がり, 現在はこちらに所属しています. 2020年の抱負としては, Squadのミッションである「意思決定力の底上げ」にまずはしっかりと貢献することです. 現在着手しているところでいうと, これまでアドホック的な要素が強かったダッシュボードの改善があります. それと並行して社内全体のデータ分析の効率化にも取り組み始めているので, こちらも社内・社外で成果を発信していけたらと考えています.

あとは8月に子どもが生まれたばかりでいまだに家庭と仕事の両立ができてないなあと感じているので, いろんな働き方を試しつつ, いいスタイルを見つけていきたいです!

没頭できる開発体験(大坪 新平)

Developer Experience を意味する DX チームでは社内のエンジニアがより高速に高品質なものを作れる環境づくりを行っています。

DX は 2019年12月に立ち上がったチームであるため、2019年にチームとして取り組んだことは多くはありません。しかし個人的には社内の開発者の生産性には強い興味があり、サイドタスク的に行ってきたものが多数あります。これを自分の本業に据えて没頭できるようになることにワクワクしています。

社内のエンジニアの仕事はプロダクト作る/改良することで世界に価値を生むことです。しかしプロダクトが大きくなるにつれ、一つの簡単なことをするために書くコードが多くなったり確認することが増えたりします。

自分の仕事はそのような障壁を少なくして彼らが世に出す価値を増幅させることです。Wantedly が最も良いエンジニアリング環境を持っていると言われるようになることで、誰にも追随できないプロダクトをまとっていきたいと思っています。

📝2019年の記事

お調子者のエンジニアが未踏スーパークリエータに認定されるまでの軌跡 | Wantedly, Inc.
こんにちは!Wantedlyでエンジニア採用や技術カンファレンス企画担当の竹内瑞季(@amanda__mt)です。 この度、入社2年目のエンジニア大坪新平が IPA(独立行政法人 ...
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/170419
Go の interface のすべてを wrap する | Wantedly Engineer Blog
エンジニアの大坪です。今回は Go でサーバーサイドアプリケーションを開発しているときに使っている Tips の一つを紹介しようと思います。 サーバーサイドアプリケーションの開発において重要なことの一つに速度を正しく計測することがあります。アプリケーションの速度が十分でないときに速度の向上を図る場合、ボトルネックの特定が重要です。また、突発的にレイテンシが上がってしまったときの調査などにも耐えられるように継続的に計測していくことが求められます。 Wantedly では速度の計測に様々なサービスやツールを用
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/195312

For a product that is easier to change(Camile Drapier)

In 2019, before joining the Developer eXperience squad, I had many small opportunities to improve the quality of our code, the easiness to develop on our repositories, the speed of our server etc. But only on small scale projects such as: fixing a request to the database, upgrading a small set of libraries, deleting or fixing code as we went through it, and so on. But these tasks seemed difficult to achieve efficiently as we could usually not spend much time for them or the person responsible for checking our work was busy on more urgent matters.

At the end of 2019 I was happy to join as a member of the DX team as we could immediately start working on larger scale projects (even if I knew I would have to keep focusing on more product-related tasks for a couple of months). We started by analyzing what kind of work we should focus on (from the result of a previously made internal audit), and then started various tasks such as upgrading the ruby version, deleting unused table in our schema, fixing flickering specs, detecting dead code. Because some things were known problems for a long time and the solution weren't difficult to implement they could be implemented very quickly, but the more we progress, the more challenging it will become to improve our product even better!

In 2020, I want to spend more time than I could until now on task such as clearing the false-positives errors notifications we get from our product, improving the performance on a global scale, keeping the dependencies up to date, remove dead code, remove unused translations, organize CSS definitions, find and remove code duplication, fix code styles, analyze and resolves warning notifications, improve the data reliability, and so many other projects that a developer cannot focus on that much in their day-to-day work but that have a tremendous impact on their overall productivity and motivation. All this for improving the experience of all developers that work with us!

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