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【クラフトビール Cafe】0から行う店舗開発のリアルを語る!

今年の3月に、クラフトビールカフェ『Arl Eee nakameguro』を、中目黒の目黒川沿いにOPENしました。

元々ダンスを軸に、映像やイベント、広告代理店を主な事業として行なっている会社でしたが、コロナ禍でイベントが思うように出来ず、この期間を使ってずっと前からやりたいと思っていた飲食事業に踏み切りました。

「何故この大変な時期に飲食店を??」と思うかもしれませんが、我々は逆張りの発想だと思っています。

飲食業界全体が苦しく、閉店を余儀なくするお店が増えている今だからこそ、新規参入することで今まで絶対に取れなかった物件でお店を開業することが出来、競合となるお店も減っている中なので逆にチャンスだと考え、スタートする事に決めました。

ただもちろん、飲食店のノウハウなんて誰も持っていないので、開店に至るまでや開店した後も困難の連続!お店の内装も自分達でやりたいと思っていたので、スケルトンな状態から自分達で塗装をしたり棚を取り付けたり、身体中ペンキだらけになりながら作業しました。

また、料理もプロの料理人がいるわけではないので、レシピ開発から材料の仕入れまで、全部自分達で行うので分からないことの連続。音響設備は業務用じゃないと止まってしまうことや、壁にビスを打つときは中の素材を調べて位置をちゃんと見極めて打たないと落ちてきてしまうことなど、知らないことだらけでした。ただそれが、楽しい!面白い!と我々は思っています。

今までやって来なかったことだからこそ、当然新たな発見や驚きがあり、壁にぶつかるけどその度に自分達で何とかしようと話し合い、チャレンジし、失敗し修正し、その繰り返しが我々はベンチャーの楽しさだと思うし、少人数だからこそ体験出来ることだと思っています。

今回の飲食店の開業についても、全くやった事ない事でしたが、自分達でやっていくことで、今や棚の取り付けやペンキ塗りはもちろん、電気の配線や食料の取り扱いについて、ビールの種類やカルチャーについてなど、お陰で色んなことを知ることが出来ました。ここで得た知識は決して仕事だけでなく、プライベートでも役立つ事でもあるし、こうして色んな経験をすることで知識が付き、人としての厚みが出てくるのだと私は思っています。

ただ、新しい事にチャレンジしていく中でも大切にしないといけないことは、自分達なりの確固たるこだわりを持つこと。日々色んなブランドのレセプションパーティーや、イベントを制作している我々だからこそ、空間創りに関しては絶対の自信を持っています。家具や音響設備、お皿や卓上の小物に至るまで、空間創りに関しては徹底的にこだわりぬき、自分達の色を出していく。そしてその雰囲気を気に入ってくれ、お店のファンが増えていく。結局やっていることはイベントと変わらないなという部分も沢山あります。

とても印象的だったのは、お店作りをしている中で出会ったある業者の方がこんな事を言っていました。「どんなプロフェッショナルな人でも、必ず初めての時がある。」と。今後も全く経験はない事ですが、BBQ施設やグランピング施設。リゾートホテルなどにチャレンジし、最初は素人だけど必ず追求し、その道のプロフェッショナルになる。そういう働き方を今後もしていきたいと思います。

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