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小説を書いていた僕が動画で世界を変えるために「bouncy」をつくる理由

みなさんこんにちは!Viibar広報の西塔です。

週末は高尾山を走り登っていました。朝焼けと、澄んだ空気と、七転び八起き西塔です。はい。


さて。本日ご紹介するのは、トップ画像で「bouncy」ポーズをしているこのお方!(全マスの半分が埋まった!)

鈴木 夏唯/「bouncy」ディレクター(2017年6月入社)


ー鈴木さん、川崎出身同士どうぞよろしくお願いします!

西塔さんも川崎育ちなんですね。いいもの感じますね。


ー鈴木さんの髪型は、小さい頃から変わらずですか?

高校生の頃に、こんなことになりました。どうぞよろしくお願いします。


小説の勉強がすべてに生きている

ー学生時代は何をされていたんですか?

日大の芸術学部文芸学科で、小説を書いていました。父がテレビドキュメンタリーや記録映画の監督をしていたので、クリエイティブの道に進むことが当然だと思っていたんですよね。


ー映像ではなく、小説を?

昔はみんなで何かやることが苦手で、ドッヂボールとかサッカーをやると邪魔になってしまうんですよ、僕は(笑)人の足を引っ張っちゃうのが嫌で、じゃあひとりでできるクリエイティブなことって何だと考えて、小説の勉強をしていました。


ー卒業後は何をされていたんですか?

芸術を学んでいると、会社で与えられた仕事をするよりもフリーで仕事のオファーをもらう方がカッコいいという風潮があって(笑)卒業後はTSUTAYAでフリーターとしてアルバイトしながら小説を書いてましたね。新人賞に応募したり、仲間と本を作ってイベントで販売したりしていました。

するとある時気付いたんですよ。今のままでは時給で与えられた仕事をしているだけで、結局フリーじゃないじゃん!って。同時に小説の才能がない自分を認めたんですね。賞にかすりもしなかった(笑)そこで、ひとりで書く小説だと自分の才能に依ってしまうけど、チームでつくる映像だったら自分の才能に依らずともできるのではないか?ということで、テレビ番組の制作会社に入社しました。結局父と同じ道ですね。

だからといって小説のことは後悔をしていなくて、学んだことはすべてに生きていると思っていて。テレビの仕事にも、今の仕事にも、そして今こうやって回答している言葉選びにも生きている。言葉は一生つかっていくものだから。


ー映像といっても色々ありますが、どうしてテレビ番組の制作会社へ?

映像の仕事の中でもコンテンツをつくる回数が一番多い場所だと思ったからです。テレビ番組を毎週制作すれば、その分PDCAを回す回数が増えますよね。いっぱいPDCAを回してトライアンドエラーができる環境で成長するのがいいなと。


ー制作会社ではどんなお仕事をされていたのでしょうか。

アシスタントディレクター(AD)を2年半、ディレクターを2年半やっていました。バラエティからドキュメンタリーまで色々な番組をつくっていましたね。

ADのときは、買い出しから、インタビューの書き起こし、テロップの校正とか、なんでもやっていました。かといって下働きだけでなく、番組内の企画も若手がチャレンジする機会があったんですよ。会社に入って2ヶ月なのに、番組の企画が採用されたりしていましたね。

ディレクターになってからは、コンテンツをいかに面白くするか、いかにクオリティを上げるかっていうのを見ていました。番組の企画、構成、撮影の交渉、編集まで全般的に携わらせてもらいました。


ーどんなコンテンツをつくっていたんですか?

NHKのドキュメンタリー番組を中心に制作していました。主に伝統工芸の職人さんのクラフトマンシップを紹介する番組で、焼き物から漆器、家具、刃物などモノづくりはだいたいやりました。番組全体のディレクションをする中でも、取材、科学的な深掘りが多かったので、粘土の成分分析や切れ味の良い刃物を作る化学変化の仕組み、曲がりやすい木の性質など、モノづくり全般の専門的な知識がめちゃくちゃ豊富になりました。


ー奥深いですね・・・。コンテンツづくりで心がけていたことはありますか?

テレビ制作のKPIは視聴率だから、高い視聴率をとることが大事です。だからこそ番組を面白くするだけではなく、集客できる人を紹介して視聴率をあげる工夫、企画を心がけていてました。例えば焼き物の番組ではニッチなファンを着実に獲得することが重要だと考えて、しっかりと固定ファンがいる器好きの料理研究家などのインフルエンサーを何人も構成に入れてみたりして、その結果番組の平均視聴率の1.5倍くらいの数字を出したりもしました。


ーそこから転職を考えたきっかけはなんでしょうか。

そもそもクリエイティブに進んだきっかけは、父がドキュメンタリー映画の監督だったことですが、父はフィルムからテープ、そしてデジタルと、フォーマットがめまぐるしく変わる映像の世界で頑張っていたんですね。

その姿をずっと見ていた僕は、テレビ制作の経験も踏まえて、プラットフォームやクリエイティブが目まぐるしく変わるメディアの世界で研鑽していきたいと考えました。


ーテレビの次はWebの領域でやってみようと?

YouTubeやAbemaTVでニュースを配信し始めた時に、これから映像はWebの時代になる!と思ったんです。そもそも映像のニュースって、昔は映画館で「ニュース映画」というものを見る形で、その後テレビで流れるようになったんです。それが今ではスマホでニュースを見るじゃないですか。なので現在は映像を見る場所としてWebが台頭してきていると。一番新しくてより多くの人にコンテンツを見てもらえる業界がWebなのではないか?と考えました。


「動画」と「映像」の違いはViibarがつくる

ーWeb業界の中でも、Viibarを選んだ理由を教えてください。

Viibarのコーポレートミッション「動画の世界を変える。動画で世界を変える。」がド直球でいいなと思ったんです。「世界を変える」って、ちょっと大げさにも聞こえますが、ド直球のミッションを掲げている人たちと一緒にやることで、モチベーションがブレないし、自分も自信持てると思って、Viibarに決めました。

そしてもう一つがミッションの中にある「動画」という言葉です。僕らが「動画」と呼んでいるものの類義語だと「映像」があるじゃないですか。ふたつの違いがわかりますか?


ーーわかり・・・ません。どういう違いがあるのでしょう。

僕もわからないんです。むしろ同義語と言う人もいるかもしれないです。でも、僕は「動画」と「映像」は違うものだと思っているんです。言葉が違うということは、何かしら意味が違うと思うんですよ。今はまだ明確な答えはありませんが・・・。

今後「動画」という言葉を定義できたならば、言葉ひとつを歴史に残すことになる。それってすごいことだなと思っています。現状は曖昧な「動画」という言葉でも、それをド直球でミッションに掲げてやっていくことで、Viibarが「動画」という言葉を定義する存在になるのではないか、と思ったんです。


ーViibarの動画メディア「bouncy」に携わりたかった理由はありますか?

前職のときに、料理の動画メディア「Tasty」にすごくインスパイアされて。映像の世界っていろいろな表現手法がありますが、料理を真上から撮る発想はなかったし、視点一つでこんなに見え方が変わるんだって驚いたんです。

そういうちょっと違うやり方をもってデバイスやプラットフォームに合った表現の仕方をすることで、動画をより良く見せることができる。そういう研鑽を積みたいと思っていて、動画メディアをつくるのは面白そうだなと思いました。テレビの経験も活かせるし、特にまだ新しいメディアである「bouncy」でなら色々挑戦できるんじゃないかと。


「bouncy」をつくっていく面白さ

ー今年の6月から入社された鈴木さん。Viibarではどんなお仕事をされているのでしょうか。

動画メディア「bouncy」のディレクターをしています。今は企画・制作・撮影・編集・ライティングどれも携わっていますね。ひとりで企画から編集まですることもあります。

映像業界は撮影・録音・照明・演出・・・と細かく分業されていますが、そういう隔てがなくひとりでやれるのは貴重な経験だし、だからこそこれまで一緒にテレビ番組を制作してきたチームのありがたさと彼らの視点が見えてくるんですよ。すると全体の細部が見えてきて、さらに知見を増やせるし、一方でチームで制作するときよりも引き出しを増やして、クリエイティブの幅を広げられると思っています。


ー「bouncy」をつくる面白さってなんでしょうか。

良い意味で型にはまらないことですね。編集方針や、レギュレーションはありますが、テレビに比べると圧倒的に自由度が高い。「bouncy」は新しい動画メディアだからこそ、そもそもセオリーが決まりきっていないところからPDCAを回して一緒にグロースしていける喜びが大きいですね。新しいことをやりたくてViibarに来たので。動画メディアの良いセオリーを「bouncy」がつくっていける、そんな面白さがあります。

もう一つ、データ分析をしながらブラッシュアップしていく面白さもあります。テレビだと毎分ごとの視聴率しか出せないんですが、Webの動画だと1秒単位で分析できたり、どれくらいの人が最後まで見てくれたかなど、こと細かくデータが取れるんですよ。

たとえば、直立不動のインタビュー動画だけでは視聴者の離脱が大きいことがデータからわかると、対象者に何か作業をしながらインタビューに答えてもらおうとか、撮るアングルや演出を合理的に改善することができる。テレビ制作のノウハウとデータを見る努力を組み合わせれば、それこそアーティスト的な才能がなくても、より視聴者が求めているコンテンツに近づけることができるのが面白いです。


ー逆に、難しさはありますか?

新しいことだけどんどんやっていくと幅が広がりすぎてしまうので、メディアとしての軸を定めることが難しいですね。キャリアが浅いメディアだからこそなんでもありではなく、「目線」を定めなくてはいけない。そのためには一回のコンテンツをいいものにするだけではなく、継続的にいいものをつくっていかないといけないという意識があります。


ー「bouncy」はどんな「目線」を目指しているのでしょうか。

「bouncy」のコンセプトは「未来のライフスタイルが見える」動画メディアです。いわゆるライフスタイル誌などとはちょっと違くて、テクノロジーやアイデアを通して感じられる未来や、未来の生活がこうなるかもよ、こうなるといいねっていうのを上質な映像で提供する、プレミアムな動画メディアを目指しています。

未来が日々変わっていく中で、自分たちの価値観も変わっていくから、「bouncy」自体も日々ブラッシュアップしていかないといけない。それを続けていく中で「bouncy」らしさが尖っていく気がします。


「bouncy」初のドキュメンタリー

ー今回「bouncy」での実績動画として、こちらをあげていただきました!

CROSS THE BORDER No.001
「山田孝之が「役者」のボーダーを超えて目指す世界」

これは、昨今俳優の枠を越えた活躍が注目される山田孝之さんに迫ったミニドキュメントです。これまでの「bouncy」とは一味変わった演出の長尺動画にしました。

ドキュメンタリーは「現実の創造的処理」といって、目の前で起こっている出来事をカメラで切り取り、なおかつ編集することで魅力的な物語を作ります。 そういう映像制作のトラディショナルな考え方と「bouncy」の目線を掛け合わせることがねらいでした。

今までと全然違うタイプのコンテンツだからウケるか不安でしたが、データを見るとまずまずの滑り出し。それでも改善の余地は十分にあるので、今後もこういう長尺で見せる動画コンテンツをどんどんつくっていきたいですね。


時代が変わっても古びることのないコンテンツを

ー今後の目標、展望を教えてください!

「bouncy」でドキュメンタリーをもっとやっていきたいです。他にもドラマを撮ってみたいとか、アートでもいいし、「bouncy」の世界観の中で未来のライフスタイルを表現できるものはなんでもやってみたい。"うちはそういうのやらないから"とかではなく、ジャンルに囚われず「bouncy」らしいものを出していきたいですね。やればできる。

あとは、いつ振り返っても人の心を動かせるようなコンテンツを制作したいと思っています。最近はVODの普及によって、古いコンテンツも新しいコンテンツも分け隔てなく見れるようになってきましたよね。何十年も前に制作されたものでも、今見ても古臭くなくて斬新だなと思うものはたくさんあります。新しいクリエイティブにどんどん挑戦したいことには変わりありませんが、心を動かしてくれる作品はたとえ半世紀以上前の作品であっても斬新で、古びることがありませんから、そんなコンテンツをつくりたいですね。


ー「bouncy」チームとして、今後どんな人に入ってきてほしいですか?

テレビも映画もCMもVPもジャンルは問いませんが、とにかく動画にこだわりを持てる人に来てほしいです!80点をねらって小さく収まるのではなく、コンテンツのクオリティを上げるための「努力」と「細部へのこだわり」に妥協せず、新しいメディア「bouncy」を一緒につくりあげる仲間がほしいなと思っています!


ーどうもありがとうございました!ところで、最近鈴木さんがよくかぶっている帽子がありますよね。

あ、これですか?


ーそうです、それです。抱えられているのはお子様でしょうか!?

1歳半の息子です。子供の名前は、映画監督のギャスパー・ノエにちなんで「のえ」とつけました。


ーViibarの会議室のネーミングに通ずるものがありますね・・・(詳細はこちら

この帽子は、ソフトバンクホークスを愛してやまない息子のためにかぶっているわけです。


ー優しいパパですね!鈴木さん、野球をやるんですか?

一切やりません。チームでやるスポーツは苦手です。


ー・・・優しいパパですね!!

声も中身も優しい鈴木さん、どうもありがとうございました。

Viibarでは「bouncy」を一緒につくる仲間を募集中!

新しいメディアづくりにご興味ある方、ぜひ一度話を聞きにいらしてくださいね。


今回もVIIBARSをご覧いただきありがとうございました。次回は記念すべき第10回!乞うご期待です。

それでは、アディオス、アミーゴ!西塔でした☆


*Special Thanks* Viibarデザイナー しなめさん

株式会社Viibarでは一緒に働く仲間を募集しています
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