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人事企画としてベンチャーバンクをより多くの人に知ってもらいたい。人と人を繋ぎ、コミュニティーを作り続ける。

ベンチャーバンクの人事部企画グループの大西は、前職で思いがけず人事部に配属された後、新規事業の企画を経て、ベンチャーバンクで再び人事部に。人事部としてベンチャーバンクの入社した理由や新卒採用の担当を含めた人事企画として目指していることを聞きました。

ベンチャーバンクを広め、社員が働きやすい環境作りまで担う。会社の要の部署「人事部」の仕事


現在の業務内容について、お伺いできますか。

株式会社ベンチャーバンクの人事部に所属し、採用企画や運営を主に担当しています。より多くの人にベンチャーバンクに興味を持っていただくために考え、企画するというのが主な役割です。具体的には新卒採用での企画や運営、中途採用で入られる方たちの入社時のオリエンテーションや交流会を実施しています。また、社員がよりベストなコンディションで働ける環境作りをするために夕活といって15時頃にストレッチを行う等の社内施策の組み立ても行っています。

■実際に行った企画等で印象に残っている事はありますか。

入社予定者への企画として、中途入社オリエンテーションを実施しました。入社した時に会社の仕組み、組織の説明、システムの使い方を準備して説明するというものです。今まで実施されていなかったのですが、仕事に早くキャッチアップして成果を残すためにも仕事をする上で必要な手続きや社内の知っておくべきことの伝達は早い方が良いということで、企画しました。

また、ベンチャーバンク自体を知ってもらうために実施した企画が2つあります。ひとつめは新規事業に興味がある人に、ベンチャーバンクという面白い会社があるということを知ってもらうきっかけの場所作りです。これは他社とコラボし、イベントを企画・実施しました。新規事業に興味がある人たちと接点を持てるきっかけをつくることから、将来的に採用につながればと思っています。

2つめは「学生ビジネスコンテスト-GATE-」です。これも新規事業に興味がある学生に対して自分が思っているビジネスプランをプレゼンテーションし、当社社員がブラッシュアップをするワークショップの機会を作り、コンテストを実施するというものです。自らアイディアを練るだけでなく、アイディアをもって社会人に実際にブラッシュアップしてもらえる場を学生の方々も求めている事が分かり、今後も継続して実施していきます。

この様に様々な場所でチャネルを作る事で、新規事業開発の会社として広くベンチャーバンクを知ってもらう機会を生み出していきたいと考えています。そして、回を重ねるごとに人の数が増えていき、興味がある人達をたくさん抱えてコミュニティーを作り続ければ、人が集まる会社にできると信じています。

前職のブライダル業界でも採用の経験があるとの事ですが、どのような点が現職と異なりますか。

ブライダルの仕事は、そのイメージ通り結婚式に携わる仕事のため、入社を希望する方も結婚式に携わる仕事がしたい人が大半です。ブライダル業界との一番の違いはベンチャーバンクは「何の会社かが明確に見えない」点です。ベンチャーバンクグループの新卒採用においては、グループ総合職として将来の経営幹部候補生を募集をしていますが、さまざまな事に携われるというメリットが、逆になんでもやれるゆえに具体的なイメージを伝えきれないという難しさになっていると感じています。他社にも新規事業企画部や新規事業開発等、様々な形で部署はありますが、事業開発それ自体が会社の事業内容という点に、当社がチャレンジングな会社であることを象徴している魅力があると思いますので、もっと伝えていきたいと考えています。

理念を追求する会社だから叶える事ができる、新発想の分社化。過去の経験を糧に「変化に応じて変われる人間」でありたい。


ベンチャーバンクに転職されたきっかけを教えていただけますか。

新規事業を作ることを事業内容にしている珍しい会社があることを初めて知り、革新的な取り組みを続けながらも、少し保守的に思える理念がどのように体現されているのか、興味を持ったのがきっかけです。私自身が新規事業開発に携わっていた経験からは、「自身の生活や、何かを犠牲にしなければ、新規事業の成功は難しいものだ」と思っていました。またベンチャーバンクが、子会社ではなく兄弟会社として分社をしていることにも、なぜ経営者として順調な事業を切り離すという判断ができたのか、とても気になっていました。

そこで、私は社長の佐伯と会った際に自身が体験したことと併せて、「何故うまくいっている事業を分社化できたのか」と聞いてみました。すると、誰のために会社があるかの違いがある、ということを教えてもらいました。ベンチャーバンクは社員の幸せのために会社があり、利益の追求ではなく理念の追求をしている会社であること。分社化も新規事業開発をし続けることも、社員の活躍の場の創出に繋がっていること。上場企業に勤め数字を追い続けてきた私にとって衝撃的な気付きでした。長い将来を考えたとき、きっと社員が尊重される会社なのだろうと思い入社を決めました。

これまでのご自身の経験の中で一番自分自身の成長の糧となっていると感じられる経験はどのような事がありますか。

前職では夢を描き自分で入社を決めましたが、考えてもいなかった部署に配属されるという社会の洗礼を受けたことですね。入社前は、ウエディングプロデューサーとして実際の現場に関わって素敵なシーンを作るというのをイメージしていました。しかし、99%の新入社員が現場に配属になる中、なぜか私が人事に配属されたのです。ただ、そこで切り替える事ができた事が今でも一番の糧だったと思っています。私ができることは何か、と会社にとって自分がそのポジションにいる意味を考えて、仕事を選ばないことを学びました。そして、全ての経験が必要なことなのだととらえることができた経験が無ければ、今の私はないと思います。

前職で人事を希望していなかった中、ベンチャーバンクで再び人事をやられているのは何か理由があるのですか。

前の会社に入って4年後に異動し、新規事業の立上げ&結婚式の現場に携わる仕事が出来ました。その段階では既に、当初思い描いていたウエディングプロデューサーとしての仕事より、どこの結婚式場にしようか迷っている人に対する営業に興味が沸いていましたし、新しいことをスタートするにあたって、道のないところに道をつくることや、やがて組織を持ち新たな仕組みを構築していくこと、立ち上がったサービスをより多くの人に広めること、の面白さを体感し、この経験は人事という立場で会社の広報をする立場にも活きるのでは、と思いました。

ご自身が仕事をする上で、一番大事にしている事は何ですか。

仕事をする上で大切にしている事は「思いやり」です。甘やかす事や優しいだけでは人や組織のためにはならないと思い、時には相手を想ってきつく言う事も含めて私は思いやりだと思っています。どんな場面でも必要で、言われた事だけをやるのではなく背景を想像する事も一つの思いやりだと思います。自分のために行動するのではなく、矢印が他者に向いている人と働きたいと思います。

また、私がベンチャーバンクの社員として働く上で大切にしていることは、この会社のこれまでの文化ややり方を尊重する事です。私は2017年の5月入社なので、今までこの会社をつくってきた先輩方が大切にしてきたものや考え方は何かを考え、相手を尊重する形で自分の仕事を作っていきたいと思っています。状況に応じていつでも変わる必要があると考えていて、ダーウィンの進化論にある「生き残るものは強いものではなくて変化に応じて変われるものだ」という言葉を一番良い言葉だと思っています。物事を成功させるために「どうすればうまくいくか」を考えたとき、自分のやり方や経験から何か人に強いるのではなく、まずは自分のやり方や考え方・視点を変えてみています。ベンチャーバンクにとっても、柔軟で変化し続けられる人間でありたいと思っています。

複合的に物事を捉え、期待に応え続ける。


他の社員さんをみていてベンチャーバンクが大切にしている事はどんなことだと感じますか?

私が一番感じるのは長所伸展という当社の考えです。ベンチャーバンクの人達は良くも悪くもとにかく優しいなと思います(笑)。その人に対してプラスになる言葉をかけてくれる人が多く、目につきやすい悪いところを見るのではなく、いつも良いところに自然と目がいっているのだと尊敬します。これまでは実績や数字を上げてなんぼという世界でしたので、褒められると違和感を感じていました(笑)が、素直に見習いたいな思いました。

働いていて楽しいと思う時はいつですか?

物事を同時進行で進めていかなくてはいけない時、一つのことに頭を使うのではなく複数の事を組み合わせて複合的に物事を考えるのが好きです。会社が期待している事に応えられ、私が入ったことによって「こういうのほしかったんだよね」という声をもらえるとありがたく思い、役に立てていると思える時が一番楽しいと感じます。

様々な部署がある中、人事でよかったと思うことはありますか?

前職の経験も踏まえ、人がすべてだと思います。採用においても、どんな人がベンチャーバンクに加わってくれるのかが一番大事だと思っています。そのため、人事は一番応募者に近くベンチャーバンクの事を知らない人に魅力を伝えることができる立場です。そして、事業を生み出すことや生み出した事業を推進していく事も結局は人次第になります。事業が上手くいくかは、どんな人にベンチャーバンクに入ってもらうかにかかっているともいえます。会社の成長のための要の部署であり、人事が一番頑張りたいと思っています。

プライベートで大切にしている時間はありますか?

旦那さんと夕食を一緒に食べて会話する時間ですね。あまりにも違う仕事をしているため会社の風土も大きく違います。そんな違う環境で働いていることで、自分が培ってこなかった視点や気づきをもらいますし、一緒に過ごす時間にただただ癒されています。あとは、姉に子供が生まれたため、ビデオ電話をするのが究極の癒しです。つまり癒しを求めているのかもしれませんね(笑)

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