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新人バイヤー奮闘記【経験値ゼロからのスタート】

こんにちは、いつもの山本です。

夏がはじまる鳥取では 天然岩ガキ『夏輝』が解禁され、釣り漁や定置網漁がメインとなりました。赤ガレイやハタハタがたくさん獲れる底引き網漁は、資源保護のため夏の間はお休みです。

今までは漁獲量が多く、セリに立つ先輩バイヤーのアシスタントを主にしてきました。せり落とした魚を確認して集荷し、セリの流れをつかむことが日々の業務でした。

では、漁獲量が比較的少ない最近は 漁港で何をしているかというと…

私 なんと、セリに参加して魚を買っています。

ついこの間、水産業界に入ったばかりのド新人が、です。次シーズンの底引き網漁に向けて、バイヤーの業務を少しずつやらせてもらえることになりました。

周りの仲買さんは、この道何十年という社長や常務クラスの大ベテランばかり。そんな中へ、ひよっこの私は気後れしながらも並んでいます。買いたい!欲しい!とセリ子(セリを仕切る漁協の方)にアピールするため、端っこでモジモジしている暇はありません。

独特のセリ用語は覚えたのですが、希望の金額を出すまでに時間がかかったり、指の出し方を間違えたり…。他の仲買さんの手をちらりと見ながら、必死です。先輩バイヤーのセリの様子を見ているときは、こんなにドキドキハラハラするものだとは思ってもいませんでした。

湯気が出そうなほど緊張します。

最近のセリは5〜15分ほどで終わるのですが、とてつもなく長い時間に感じます。セリの最中は一言も聞き漏らすまいと、全身全霊でセリ子の言葉を聞いていました。セリが終わったあとは、緊張が開放されてぐったり、汗びっしょりです。朝の数分間で1日分の気力を使い果たした気分です。

魚を買えた場合はセリ子と目が合って「ウーオ!」と呼んでくれます。この瞬間は安堵と嬉しさでいっぱいです。希望の値段でせり落とせたときは 思わずガッツポーズ。でも、喜んでいる間にすぐに次の魚の値段が決まってしまうので、早くセリのテンポに慣れていきたいです。

「失敗してもいいけん。たくさん経験して慣れていきなさい。」

あるとき 賀露港にいる仲買の社長さんが声をかけてくれました。間違えてもいいから、とりあえずセリに立って手を出しなさい。みんな初めは失敗しているんだから、と。いつも不安でいっぱいでしたが、ふっと心が少し軽くなりました。

新しい人が入りづらい水産業界かと思いきや、周りの方に励まされて楽しく働くことができています。なんとか水産物バイヤーとしてスタートし、これからも学びの日々が続いていきます。

追記:トップ写真はウーオの仲買帽子です。セリのときに被ります。

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