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積み重ねた技術がソリューションを生む。次世代のエンジニアが向かう事業の最前線

こんにちは、システム統括室 糟谷です。
仕事をしていて、自分の軸を見つけることがなかなか難しいなと思っています。
自分が何を大事にしていて、本当に興味があることや目標なども客観的になかなか見れないですよね。
業務内容が多岐にわたるエンジニアも選択肢が多く、キャリアパスやステップアップの悩みは意外と多いと思います。

エンジニアという職種に、もし指示通りに対応する「下請け」のようなイメージだけを持っている人がいるなら、ユニメディアの目指す新しいエンジニアの働き方に、ぜひ飛び込んでください。
志を持ち技術を磨いたエンジニアや、転職を重ねることなく腰を据えて新しい挑戦ができる場を求める人…そんな人こそ「オープンイノベーション」の最前線に立つ1人になれるはずです。
本インタビューでは、専門領域役員としてグループ全体の開発を統括する佐藤 慎吾さんより、『オープンイノベーション』を実現する人材や、他のIT事業会社とは一線を画するエンジニアの技術を核とした事業推進についてお話しいただきました。


★index★
1. ユニメディアの目指すエンジニア組織とは
2. イノベーションの要になる「インプット」への意欲
3. 一人ひとりの目標と会社の目標をシンクロさせる

1.ユニメディアの目指すエンジニア組織とは

▼ユニメディアのエンジニア組織とはどのようなものか、あるべき姿や理想像をお聞かせください。

キーワードは「チームプレー」です。
そもそもエンジニアとは、一人一人が専門的な知識を持ち、独力で「ものづくり=仕事ができる人たち」です。ですが、当然一人ではできることが限られるので、大きなことを成し遂げるためには組織化が必要です。
ユニメディアは、オープンイノベーションを標榜する以前は小単位のユニット制をとっていました。小さなユニットの中に、事業のアイデアを考える人や営業する人、そしてエンジニアがいるという状態でした。ユニットごとのエンジニアは多くて 3 人。それではなかなか大きな力を発揮することはできなかったので、私がユニメディアに参画する時に、開発機能を大きくまとめた形にしましょうと今の組織の形に舵を切りました。現在のシステム統括室も初めからあったわけではなく、2 年半前に組織したのです。

一人ひとりの能力が高く洗練されていても、一人でできることは限られていますから、当社が求めるエンジニア像は、何よりチームプレーができることを前提としています。

▼たくさんの人の力が集まることで、より様々なことが実現できるということですね。

はい。例えば、当社の主力事業のアドテクノロジーでは、今社内外のエンジニア合わせて16 名が担当しています。元々同事業は当社社員5 名で担当していました。当然その人数では回らず、外部からメンバーを招いて11人に。それでも足りず、さらに増員して今の形に着地しました。大きなシステムを作るには、当然それなりの人数が必要です。そうなると必然的に大きなチームで仕事をすることになります。

▼では、今後も正社員/業務委託の別を問わず、色々な方に参画していただき一緒に仕事をしたい、という方針ですね。

そうですね。各プロジェクトには、プロジェクト全体を管理する人もいれば、上流工程を担う人がいて、そこからの指示を受けて製造する人がいて、できたものを保守運用して監視をする人もいます。それぞれのレイヤーにおいて役割分担があり、その時々で必要な人数は変動していきますから、必要な役割・人数に合わせて社員や業務委託の方を募集しています。

定常的に「これだけの能力の人が何人います」という形の仕事ではないところが、当社開発の難しいところです。しかしこの柔軟性が、結果として社内業務ローテーションの活性化に繋がり、最長でも1年程度で案件を移ることもでき、色々なことに携われる環境を生んでいます。それをやりがいに感じている人は多いです。

2:イノベーションの要になる「インプット」への意欲

▼当社のミッションである「成果報酬型オープンイノベーションカンパニー」
エンジニアの視点でオープンイノベーションを起こすために「求めるエンジニアの人物像」はどのようなものでしょう。必要なスキルや気質のほか、経験が不足していても入社後に活躍できる素地のような部分もうかがえますでしょうか。

前述のとおり、チームプレーができることは第一として、次に、ユニメディアに属しているエンジニアの皆さんには「出る杭」であってほしいと考えています。
オープンイノベーションができる人とは、探究心と胆力があり、問題解決能力がある人です。
逆に言うと、「与えられたものを与えられた時間内にやればいいや。」という考えの人にイノベーションを起こすことは難しいでしょう。能動的に自ら考え行動できることが、イノベーションを起こせる基本要素であり、これは事業を進める人とエンジニアのどちらにも共通するところだと思います。

その他、特にエンジニアであれば、適正な技術力があり、最新の技術に関心を持てる人が活躍していただけるでしょう。例えば、世の中に今までなかったものを作るとき、当社で言うと IT を核にしたオープンイノベーションを製品やサービスとして形にするとき、その最前線にいるのがエンジニアです。今までにないものを作るには、技術革新が必要ですから、常に新しいことに関心を持ちながら技術を磨ける人は適性が高いと考えます。

▼新しい技術や、他社のサービス・製品にも興味があることが重要ですね。

はい。普段からのインプットがないと、良いアウトプットは出てきません。自分の仕事以外でも、デジタルアイテムが好きだとか、世の中の新しいサービスをよく見ているとか、ニュースを常にクローリングして見ているなど、日常の中で積極的なインプットをする力も探求心のひとつの形です。

日々の業務に追われると、どうしてもインプットを後回しにしてしまうことがあると思います。
しかし、オープンイノベーションができる人というのは 1 日の時間が 100 あるとすると、インプットのための時間を「10」と設定したら、それを業務の中に組み込んで、残りの90で与えられた仕事をするという考え方ができる人です。これはエンジニアに限らず、社会人としての大切な能力だと考えています。
自分でするべきことはきちんとしながら、上司や部下に委ねるべき仕事は適切に振り分けるといった能力や、タイムマネジメント能力もこれにあたります。チームプレーの中で「一人で仕事をしない」というのはそういうことです。全員が毎日100%忙しいわけではないですから、チームの中であの人は今日はこれだけリソースが空いているから力を借りて、その分手が足りない人にもインプットの時間をとる余力を回す、などの支え合いが可能になります。

▼そうやって空いた時間で多くのインプットをすることで、新たなビジネスチャンスやサービスのヒントを見出す。そのヒントが多ければ多いほど仕事も楽しめるというわけですね。

サービスに直結しなくても、これってどうやればいいんだ?という疑問が出たときに、技術の引き出しがあると「これはこう作るべきじゃないか」という案がするっと出てくるようになります。そうやって自分の力を実感しながら働けるのはきっと楽しいと思います。

意見を持っている人というのは、それだけ知識や経験の引き出しがある人だということです。エンジニアは他者に対して資料や指示で論理的に物事を伝える機会も多い職種ですから、インプットをふやすことで、適切に噛み砕いて伝える力も育まれます。そしてそれは巡り巡って業務上の人間関係を円滑にコントロールできる、ということでもあり、これもチームワークの中で活躍していただける素質だと思います。

まとめると、探究心があること、そしてインプットに対して意識的であること。その結果として、チームプレーができること。これが重要な要素であると考えます。

3:一人ひとりの目標と会社の目標をシンクロさせる

▼これから先、入社していただく方や既存のエンジニアに対して描かれている、会社としての成長プランを教えてください。

会社としては、エンジニアの活躍の幅を広げていくべく、すでに動いているところです。
当社のエンジニアには大きく2種類あり、1つは事業部門からの指示を受けてものづくりをするエンジニア。もう1つは、まだ数は少ないですが、自ら事業や売上を作りお客様に届けるエンジニアです。後者は現行の受託開発に近いイメージですが、現時点ではまだ事業推進の主体者にはなっていません。そこを今期から、事業を創る側に就く人員を増やして体制や取り組みの姿勢の変化を作っています。

それは開発・技術を基軸にしたユニットとなり、 R & Dや、それこそ「オープンイノベーションを技術視点から生み出す」という最前線の組織になっていく想定をしています。そこではバリバリのエンジニアとして後方支援的に開発を推進する人もいれば、お客様へ技術を核とした提案をするような人も出てくるでしょう。これまでの事業部門とは全く違う、新たな活躍の場ができることを目指しています。

▼限定的な開発業務から、対応する範囲が広がるイメージでしょうか。

そうです。業務が広がるというよりは、視座が変わるイメージが近いかもしれません。ただ事業部門に言われたものを作るのではなく、エンジニアの立場から事業を作るような、オープンイノベーション事業の最前線に立つことも当たり前に出てくる、そんな組織を作っているところです。

いち開発会社では、そういうことをしているところはあまりないでしょう。一方で、コンサルティングファームのエンジニアの方は、そういう働き方をしている人は少なくありません。お客様のところに行って、技術面からこういうDXをしませんか?と提案する、いわゆる技術コンサルタントの立ち位置です。

ユニメディアの中で、開発する経験も積むこともできるし、客先で事業開発をするチャンスもあるとなれば、わくわくしてもらえるのではないでしょうか。まだまだ事業部門にはテクノロジーを軸にして語れる人材は少ないですから、それが必要な案件が来たら、真っ先に提案のできるエンジニアの方に話が来て、ここが最前線になるぞ!というような、熱い働き方をしてもらいたいと思っています。

▼コンサルティングファームと比較したときに、新しいユニメディアの魅力というのはどこでしょう。

自社の案件にも取り組めるところが強みになってくると思っています。
コンサルタントとして開発会社のPMになるような人は、その客先の案件しかやらないことになりますが、当社のような事業会社であれば、お客様の案件も自社の案件も、自分のキャリアを考えてある程度選択しながら経験を積むことができます。その両輪が1社の中にあるのが、ユニメディアの魅力です。技術を核にしている人ほど、その選択の幅は広がっていきます。

▼多様な業務を転職しないで経験できるという面白さがありますね。自分で自分のキャリアプランを実現するとなると、受け身ではなく、自ら行動していく人の方が様々なことを任せてもらえる環境になるということでしょうか。

事業主体で、管理者になりたいと考える人は、そういう志向が必要です。組織を引っ張り事業を推進するには不可欠な適性です。エンジニア志望の方においても、将来的には営業や財務についての知識を持たないと担当できない仕事が増えてくるでしょう。業務に応じて必要資料も作れる必要があります。役職が上がっていくほど、それらも学んで理解していないと開発自体がままならなくなってきます。ユニメディアでは全員がそこまでできるようになって欲しいですし、そのためのキャリア形成については重視して考えています。

▼役職に就き、マネージャーを目指す必要があるということでしょうか。

必ずしもそうではありません。あくまで、それを目指すならばそのチャンスがあるという話です。
逆に、「ザ・エンジニア」のような方も大活躍してくれています。技術の研鑽がずば抜けていて、たとえば当社では某大手通信事業者様の 5 G 基地局における開発の仕事もさせていただいていますが、そういう特殊業務ができる開発のプロフェッショナルも組織には必要です。エンジニアリングに特化した方達には、当社の技術面の強みを作るためのチャレンジをフォーカスしてお願いするようにしているところです。

▼個人の強みをさらに伸ばしていくことで、社員にとっては、自分がやることと会社事業の目指すところが一致する。わかりやすくて、とてもいいですね。

全体統括の立場からこの 2~3 年個々の仕事を見ていて、そうするのが良いと強く感じました。
会社の事業と個人の得意なことや目指したいところをフィッティングできている状態が、本来一番幸せなはずです。今まさに変革の真っ最中で、あと 1 年程で理想の形にできると手ごたえを感じています。

MBO設定なども個人が納得して計画できることで、評価、そして収入にも反映していけます。自分がやりたいことが仕事になって、それが生活の豊かさに繋がることが幸せだというのは世の中の大半の人が同意してくれると思いますが、エンジニアはそれを一番実現しやすい仕事ではないでしょうか。

会社としてその環境を整えた先は、あとは個人の頑張りと想い次第でその未来に届くと思っていますので、志と希望を持って、当社で共に研鑽していければ何よりです。

当社での開発業務に興味を持った方は、是非一緒にお仕事しましょう。



チームプレー重視だけど、個人の強みもさらに伸ばしていく。エンジニアの活躍の場を広げたい。
とても熱意をもってお話いただき、新しいことに挑戦し、自分の興味やスキルを試してみることで、自分の軸が分かってくると感じました!
まだ具体的なキャリアパスが描けてなくても大丈夫です!カジュアル面談でお話しましょう。

是非、エントリーください。


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