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【うるるメンバーストーリー】「論理」だけでなく「合理」を大切に

皆さん、こんにちは。うるる取締役の小林です。

うるるのメンバーひとりひとりの「想い」を、より多くの方に知っていただくための企画【うるるメンバーストーリー】、今回は私・小林が、取締役 NJSS事業部長の渡邉を取材しました。

渡邉の仕事にかける想いが存分に詰まった内容になっていますので、是非御覧ください。

まずは、簡単に渡邉のプロフィールをご紹介いたします。

渡邉 貴彦(わたなべ たかひこ)
取締役 NJSS事業部 部長
・とりあえず娘を溺愛しています。
・最近は海外ドラマばかり見ています。
・スポーツは大体あまり上手くありません。
・サッカー部かバスケ部だったように見られますが野球部でした。
・大学の専攻は数学です。
・旅行先はあと鳥取県に行けば47都道府県制覇です。

大手思考からベンチャー思考へ

新卒3年目、2009年の夏ころに転職活動をしていた際、現・取締役の小林にうるるに誘ってもらったのがうるると出会った最初のキッカケです。小林とは前職が一緒で、僕が新卒で入社した時の僕の教育担当が小林でした。当時から色々可愛がってもらっていて、それがうるるへの誘いにも繋がったんだと思います。

うるるに誘われた当初、入社するかどうかはすごく迷いました。というのも、僕自身が大手思考だったので、転職するなら大手企業に行こうと思っていたし、ベンチャー気質も無かったんです。

だから小林から「一緒に大きな夢を叶えよう」とアツく誘われたのですが、あまりそういうのには惹かれなかったんです。そんなに甘くないと思っていたし、とにかく倒産しないような会社に入社するのが僕の価値観だったので。

一方で、30歳までは大きな失敗をしても、なんとでもなるとも思っていました。その観点では、ベンチャー企業に身を置いた方が成長できるとも思いました。

色々考え抜いた結果、最後の決め手は「小林さんがいる会社だからきっと大丈夫だろう」という思いで、うるるへの入社を決断し、NJSS事業部の営業課に配属されました。丁度、新卒3年目の1月の出来事でした。


▲新卒時代の渡邉

挫折、そして価格戦略によって事業成長を加速

入社して比較的トントン拍子で成果を出し、10ヶ月後には営業課のリーダーとなり、その翌年には課長への昇格試験を受けることができました。

しかし、その昇格試験に落ちてしまい、人生初めてと言っても良い位の挫折を味わいました。その当時の自分としては一生懸命やったつもりだったので、落ちたときには「会社から自分は認められていない」と感じてしまい、退職すら頭をよぎりました。

しかし半年後にもう一度チャンスをもらえることになったので、悔いの無いように全力でやりきろうと思いました。(ちなみに今振り返ると、落ちて当然の出来だったと思っています。。)

一回目の失敗を経て、周りの先輩に指導をしてもらい、再度昇格試験を受け、合格することができました。

2012年4月からはNJSS事業部の営業課課長となり、更にその半年後には当時部長をやっていた秋元(現・執行役員 人事総務部長)が管理部長に異動することになり、NJSS事業部の部長に任命いただきました。

部長になり、最初の一年は本当に大変でした。そもそも管理職としても事業責任者としても、知識も経験も無く、とにかくがむしゃらに知識を詰め込みました。

社長からは「数字を伸ばさなくて良いから、落とさないようにだけしてくれ」と言ってもらえていたこともあり、まずは数字を落とさないことだけに必死でした。

結果としては、数字を伸ばすこともできたので、部長としてまずまずの1年目だったのではないかと思っています。

そして今だからぶっちゃけますが、そこで少し気が緩んでしまったんですよね。そうすると結果的に2年目は成長率を鈍化させてしまいました。

この結果を受け、これではダメだと思い、自分の尻を叩きました。「絶対にNJSSを成長させる」と自分に誓いました。

NJSSを成長させるにあたって、まずは戦略の見直しをしました。

当時、月間受注件数はかなり順調だったので、これ以上受注件数を伸ばすのは難しいと感じていました。そうすると自ずと単価を上げるしか無いと。

そして分析を進めると、営業マンによって獲得単価が大きく異なっていたり、顧客によっても単価が異なっている。そこで、思い切って値引率を制限してみたのですが、それでも受注数変わらなかったので、「単価は上げられる」と確信しました。

一方、「ただ値上げします」というのはやりたくなかったので、どう値上げするかを考えました。その際にトヨタのレクサス等の事例を参考に価格戦略を見直し、「プレミアムプラン」という上位プランを設計し、顧客単価を上げました。この施策が成功して、数字がまた伸び始めました。

その後、更にその上位プランである「プラチナプラン」を作りました。これ以上の客単価増は厳しいと言われながらもこれも成功させました。

今振り返ると、価格戦略によって自分自身が事業責任者として成果をおさめられたのではないかと感じています。


▲課長時代の渡邉。うるるの飲み会にて。

ポジショントークが許されるのは部長まで

2017年3月にうるるが東証マザーズに上場したあたりのタイミングで、執行役員へと昇格しました。

部長から執行役員になった際の一番の変化は、自身の視野と視座が広がったことだと思っています。

具体的にはNJSSの利益だけではなく、全社の利益をすごく気にするようになりました。限られたリソースの中、どのリソースをどう配置するのが全社にとってベストなのか、そういった観点で物事を見るようになりました。

また、ポジショントークをしてはいけないと強く思ったのもこの頃です。

持論ですが、ポジショントークをしても良いのは部長まで。役員以上がそれをやってしまうとその時点で失格なのかなと。そう考えています。

そして、その後も順調に事業が伸び、2019年6月に取締役に任命いただきました。実務面は執行役員から取締役になったところであまり変わりませんでしたが、より大きな責任を担わせていただいています。

NJSS事業の責任者として、事業方針や戦略の策定、中期経営計画実現に向けての組織づくりや持続的な事業成長への旗振り、また日々発生する様々な問題解決、このあたりを担っています。

NJSSは会社全体の売上や利益の一番の肝なので、自分たち次第で会社全体の評価が上がるし、自分たちが利益を出せば出すほど社員により多くのお金を還元することもできる。だから社員に賞与を多く出せるときなどは、本当に嬉しく感じますね。

「論理」だけでなく「合理」を大切に

組織的な課題について少し話をすると、NJSS事業部は機能毎に課が分かれており、良い意味で組織の最適化ができている一方で、機能毎の縦割り故に、正直ポジショントークは生まれています。

皆、自分の持ち分の中に於いては概ね正しいことを言うのですが、僕の立場はこれらを統合して、全体最適を狙って着地をさせる必要があるのですが、この「全体最適」というのが非常に難しいんですね。

それぞれのメンバーの思いや人間関係、モチベーションなど、そこまで含めて全てを見て判断する必要があります。こういったときには、決して「論理」だけでは物事は着地しないので「合理」もきちんと見て決めることを心がけています。

また、物事は「理想」と「実現可能な理想」に分かれると思っています。そして、前者の「理想」ではなく、後者の「実現可能な理想」を正しく掴み、「ある程度は致し方ないよね」と皆が「納得」できる状態を作ることを心がけています。

僕は、この「実現可能な理想」を作るために構造や仕組みを作っています。自分たちのチームとしてもある程度良いし、他のチームとしてもある程度良い。このくらいの温度感で全体最適をはかっています。


▲NJSS事業部全体の集まりにて

ITと人力のハイブリッドで勝ちに行く

うるるはテクノロジーもある程度持ち合わせ、またクラウドワーカーの人力も持ち合わせている、丁度良いバランスの立ち位置に居ると感じています。僕はこれからの世の中を戦っていくに於いて、この立ち位置が丁度よいんじゃないかなと。

ITだけが強くても勝てないし、人力だけの会社もどんどん廃れていく。ITと人力の隙間を上手く取りに行くのが勝ち目だと思います。

だから、僕は「人のチカラで世界を便利に」というビジョンや思想がしっくり来ています。この領域だからこそ、うるるがやるべきだし、これからもここを貫き通すべきだと思っています。

そして、僕たちが担っているNJSSは、このビジョンと直結しています。

機械的に集められない情報を如何にして人力を活用して集めるか。まだまだ人力でやらないと集められない情報が山ほどあるので、これからも沢山のクラウドワーカーと共に進んでいくことになるでしょう。

そして、これからプロダクトを強化するにあたって、より人力を活用して情報をリッチにしていく予定なので、更にビジョンとの繋がりが深い事業になっていくことになります。

ベンチャースピリットとは、どんな手を使ってでも成果に執着すること


▲うるるのエントランスにて

「ベンチャースピリットを持ち成長し続ける」が一番のお気に入りのうるるスピリットです。理由は、僕のうるるでの生い立ちがそうだから。

小林に誘われてうるるに入社して、それからはずっとベンチャースピリットを持って成長してきました。実は、元々大手思考だった僕がこのベンチャースピリットを持つキッカケとなった出来事がありまして。

それは、うるるに入社した当時のうるるのオフィスは「倉庫」を改造したものだったんですけども、うるるに入社して初めてオフィスに来た時にそのオフィスを見て「あ、これは自分が売らないと会社が潰れて自分も飯食えなくなる」って感じたんですよね。そこで感じた危機感のおかげで、イッキにスイッチが入りました。(笑)

あとは、うるるに入社してからの仕事が単純に楽しかったのも大きかったです。楽しかったら誰に指示されるわけでもなく、誰でも勝手にやっていきますよね。

入社後に、取締役の小林から「ポストが沢山あるんだからもっと上を目指そうぜ」と言われたのもスイッチが入ったキッカケだと思います。

ベンチャースピリットとは、「ガムシャラにやる」ということ。語弊を恐れずに言うと、「どんな手を使っても成果を出すこと」だと思っています。

当社には、「うそをつかない 悪いことをしない」というスピリットがあるので、悪い手段を用いるのは論外という前提を置きつつ、「頑張る」や「チャレンジ」はもちろん大事だけど、結果を出すことへの執着こそが「ベンチャースピリット」だと思います。

こういった観点での「ベンチャースピリット」をこれからも大切にしていきたいと考えています。

文中にもあったとおり、私と渡邉(貴彦と呼んでいます)は、前職からの付き合いで、かれこれ13年の付き合いになります。うるるに誘った時には、まさか渡邉が取締役にまで登ってくるとは想像だにしていませんでしたが、今回の取材を通じて、取締役になるべくしてなったなと感じました。

また、渡邉は元々は”論理一点”の人間でしたが、沢山の経験を経る中で”合理”の大切さに気付いていったということも今回の取材を通じて知ることができ、彼の成長に喜びを感じました。

更にここから10年後、お互いにどうなっているのかを楽しく想像しつつ、これからも同じ立場の経営者として切磋琢磨していこうと思っています。

以上、【うるるメンバーストーリー】はこれからも続いていきます。次回のリリースをお楽しみに。

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