論文を読むのが好き、プログラムを書く事が好き、好きな事を仕事にした研究所新入社員の吉田さんを紹介します!
FRONTEOに来る前の印象はいかがでしたか?
FRONTEOのホームページを見たところ、自然言語処理を使ってリーガルテックAI事業を行っているとのことでしたが、具体的にどのようなプロセス、業務で自然言語処理を使っているのかはあまり見えていませんでした。
研修を受けているうちに、どの業務にどのような機械学習が使えるのか、業務を効率化するためにはどのような機械学習の技術が必要なのかということが理解できるようになりました。
実際、FRONTEOに入社された感じはいかがですか?
自分は論文を読んだりプログラムを書く事が好きで、普段の生活でも普通に行っていることなんですが、 それがそのまま仕事になっている事が結構楽しいです。
趣味を仕事にしたり、好きなことを仕事にするとしんどい、続かないとよく言われますが、自分はそういった環境でないと仕事ができないタイプなので、それが実現できているのは非常にうれしいですね。
研究所にいる仲間の人たちはどんな感じですか?
打てば響くといった感じです。 皆さん修士号や博士号を持っているので、話が通じやすく話しやすさを感じます。そういった環境は実はそんなに多くないと思うので嬉しいですね。
研修の内容はどうでしょうか。
今は、競合他社の製品がどのような使われ方をしているのかといったことや、paizaのレコーディングテストで一定以上のレベルになるための研修を受けています。あと、リーガルテックのドメイン周りの知識を得るための勉強をしていますね。
実際の業務はどうでしょうか。
リーガルのドメイン知識を活用して自然言語処理を行うとき、どんなワードを元に重要な文章かどうかを判断してるのか、判断にはどういったリーガルの知識が必要なのか、そういったデータをうまくまとめることが非常に重要だと思うようになりました。
また、どんな手法を使って今の研究を行っているのか、入社したばかりでわからない事も多いですが、研究会や他の方との打ち合わせに参加しているうちに、使っている手法のヒントを知る事が出来たので、ヒントを元に周辺技術の勉強をしています。
研究会ではどんなことを感じましたか
実験結果を見たとき、どのような課題点があるのかを考える事は面白いと思います。
文章を高度な判断で分割する事は非常に大変なんだなと肌で実感する事が出来ました。 また、この手法がいいのかもしれないと思ってやってみようとしたときに、その手前のドキュメントも読むという作業も同時並行でやっていかなければならないので、凄く大変だと感じています。
今後はどんなことをやっていきたいですか
やっていきたいことの1つとしては、ドキュメントを解読してから、それを数学的に書き直して、その内容を社内勉強会で共有したいと考えています。統計的な処理であったり手法に対してどの数式を使っているのか?なぜその数式を使っているのか?というところをきちんと読めるようになりたいです。それを共有出来たらいいなと思ってます。
あと、システムの中身をきちんと理解したいです。計算機でどういうことをやってるのかを理解しながら、数学としてもちゃんと評価出来るようにしたいと言うことが最近の目標です。
最後に意気込みを聞かせて下さい
とりあえず、自分の頭の中にある概念をPythonでスラスラ記述できるようになって業務に活かせるようになりたいです!(笑)