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「本当の仕事」に取り組んで、人生でいちばん短い2年間を、もっと短くする

新卒2年目、新規事業の「社長」に抜擢されるまで

 株式会社UBICは、先進の人工知能を用いたビッグデータ分析を駆使して、国際訴訟を支援するユニークな企業です。「法廷」という舞台裏で顧客企業を支援する堅い商売がメインですので、一般の知名度は高くありませんが、「こんなエキサイティングな世界があるのか!」と、表からは見えない裏の熱気に感激して新卒入社を決意しました。  入社後は、経営企画部(社長室)に配属され、日米で同時に株式上場するデュアル・リスティング企業として米国の関連企業を買収するプロジェクトや、人工知能を用いた新規事業を立ち上げるプロジェクトに携わってきました。後者の一環として、デジタルマーケティング事業に特化した子会社を設立することになったとき、仕事に対する「あきらめの悪さ」が評価され、その子会社の「社長」に抜擢されました。新卒2年目の夏のことでした。

世界は変えられる、テクノロジーによって

 UBICは、失敗の許されない緊迫した現場を通して独自の人工知能関連技術を磨き上げ、「人間の機微を理解する人工知能」として「KIBIT(キビット)」を完成させました。そのテクノロジーをデジタルマーケティングの分野に応用し、「少し意外でおもしろい」セレンディピティな情報を探し当てる事業に乗り出したのが、私が社長を務めるRappa株式会社です――ちなみに、「Rappa」の社名は、忍者の別名である「乱波」から取りました。サービスを担う人工知能が、「お殿様に情報を集める忍者」に似ていると思ったからです(笑)  Rappaが担う事業の1つに、KIBIT搭載のコミュニケーションロボット「Kibiro(キビロ)」の販売があります。1人1台の家庭用パートナーロボットとして、また、公共施設や店舗などを設置対象としたコミュニティロボットとして、ユーザとの簡単なやり取りからその趣味嗜好を学び、必要な情報を提供し、やがて「あなたも知らないあなたを発見する」ロボットです。これまでKIBITの力を感じることが難しかった一般の消費者へとサービス提供の範囲を広げることで、より多くの人に貢献できるような活動を積極的に行っています。

人生でいちばん短い2年間を、もっと短くする

 社会人になった後の最初の2年間は「人生でいちばん短い2年間」かもしれないと、大学時代の先輩から聞いていました。それなら「本当の仕事」に携わることで、その短い2年間をもっと短くしてやろうとUBICに入社する前から考えていました。怒濤の2年間できりきり舞いすることばかりでしたが、その目標は大きく達成できつつあります。  「本当の仕事」を進めるために必要な能力は、失敗を繰り返しながらも自力で困難な状況を打開できる熱意・執念であり、それこそが世界に感動を生むと、私は信じています。それは、決して「ラクな仕事」ではありません。熱意ある執念を維持するためには、歯を食いしばって目線を上げる努力が、時には必要になるからです。  しかし、「ラクな仕事」を選択することが、果たして良いことでしょうか?本質的でない部分にばかり着目し、最初の一歩を安易な方向に踏み出すことが、長いキャリアに良い影響を与えるでしょうか?「本当の仕事」には、ラクで派手な要素など何もないことが、ほとんどだというのに。  いまの環境に「ラクな仕事」はありません。それは、新卒2年目の社会人には高すぎるハードルかもしれません。しかし、ユニークな信念を貫く熱意と執念を秘めた野心家にとっては、必ず人生の糧になるハードルであり、それこそが「本当の仕事」であると信じています。次の2年間も、「本当の仕事」に取り組んで、もっともっと短い2年間にするつもりです。

一緒に未踏の領域に挑戦してくれる同志、求む!

 UBICは、将来の市場拡大が見込まれる多様な領域に独自の人工知能技術を応用することによって、新たなデータ分析ソリューションを提供しようとしています。未知のビジネス領域に進出するためには、専門知識やプログラミングスキルなどの高度な能力が、もちろん求められます。しかし、本当に求められる能力は、全体の中で自らが果たすべき役割を理解し、それを最後まで継続することで未踏の領域を切り拓く熱意と執念です。  熱意と執念を持って「本当の仕事」に取り組める仲間を待っています!新しくスタートアップしたばかりの人工知能ビジネスを、一緒に盛り上げてください。

株式会社FRONTEOでは一緒に働く仲間を募集しています
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