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書店員から土屋鞄へ。「店長」を2店舗務めエリアマネージャーへと進んだ軌跡

現在、土屋鞄製造所(以下、土屋鞄)で、エリアマネージャーとして8店舗を統括する小田。前職は書店員で、土屋鞄の鞄や小物を愛用していた“お客さま”でした。とあるきっかけから土屋鞄へ転職し、約3年半後には本店の「店長」に。さらに現在は、「エリアマネージャー」へと、キャリアステップを踏んでいます。転職背景と、エリアマネージャーになるまでの軌跡を追うと、土屋鞄特有の「あたたかさ」と「仕事に前向きな姿勢を応援する風土」が見えてきました。

「ものの扱い方も、人への気遣いも丁寧」—— 私が土屋鞄に惹かれた理由

ー 土屋鞄に転職したきっかけを教えてください。

もともとは、本屋さんで書店員をしていました。新刊を棚に並べると、満足して眺めるくらい、本が好きだったのです。ただ、務めて9年ほど経ったときに、教科書販売などの営業部に異動になってしまって。書店に立っていた頃のように、お客さまが本を手に取ってくださる実感を得られなくなってしまったんです。また、現場のスタッフと笑い合って働く日々が楽しかったので、それを失ったのも大きかったです。

そうして仕事に悩んでいるときに偶然、土屋鞄と出会いました。友人から30歳の誕生日プレゼントとして、土屋鞄の名刺入れをもらったのです。革製品の良さを感じられる、節目のタイミングにぴったりなプレゼントでした。

「他にどんな製品を売っているのだろう?」と思い、オンラインストアを見たところ、とても惹かれました。おしゃれでありながら、温もりと親近感を感じたのです。それから、名刺入れの他に、キーケースや鞄など少しずつお気に入りのものを集めていきました。

そんな中、いよいよ転職しようと決めたとき、転職先として浮かんだのが、土屋鞄でした。土屋鞄の求人情報だけを探して、他はまったく調べませんでした。自分が好きなものを扱う仕事がしたかったのです。そして、ちょうど運よく店長候補として正社員の募集があったので、迷うことなく応募し、転職しました。

ー 入社後は、どのような業務を担当しましたか。

最初の半年間は、店舗のいちスタッフとして働きました。その当時、周りのみんながあまりに親切で、驚いたのを覚えています。特に、何をすべきか分からなかった最初の1カ月間は、「大丈夫ですか?」「何か困ってることないですか?」「ちょっと疲れた顔をしていますが、体調はどうですか?」と、頻繁に声をかけてくれたのです。

前職は社員数が多かったので、淡泊に関わる人もたくさんいましたが、土屋鞄ではみんなに気遣ってもらえて、戸惑うくらい新鮮でした。これは余談ですが、土屋鞄の人たちは、掃除もとても丁寧にします。“日々を大切に生きている”というか、ものの扱い方も、人への気遣いも丁寧な人たちなのだと感じました。

また、接客業務でも、土屋鞄で働く魅力を実感しました。土屋鞄のペンケースを20個以上所有されているお客さまがおられ、ご来店のたびに「土屋愛」を語ってくださったのです。お客さまと良好な関係をつくれることも、この仕事の醍醐味だと感じました。

「提案」と「実践」を重ね、“店長”を超えたさらなるステップへ


ー 店長になってからの印象的な出来事を教えてください。

まず、大人向けの製品を扱う店舗の名古屋店で、店長(店舗責任者)を2年半ほど担当しました。一つ隣の駅に、「童具店・名古屋」という土屋鞄のランドセル専門店があったのですが、諸事情により店長不在のランドセル専門店を1カ月間ほどサポートすることになったことがありました。今思えば、それが最初の転機でしたね。

もともと、大人向け製品の店舗とランドセルの店舗は、店舗間での協力体制が、あまり整っていない状態でした。ですが、私が店長になってからは、お互いを助け合える関係性をつくるべく、交流を重ねていました。研修として他方のお店に立ったり、合同で交流会を開いたり。

そうした土壌があったので、ランドセル専門店をサポートすることになった際にも、一致団結して乗り越えられました。自分のお店だけで完結するのではなく、エリア全体で結束していく楽しさを感じましたね。それから、ランドセルの販売で忙しい春の時期は、大人向け製品の店舗スタッフがヘルプに行き、逆に大人向けの専門店の繁忙期には、ランドセルの店舗からヘルプに来てもらったり。そして次第に、一つの店舗だけでなく、もっと広い視野で見ていきたいという思いにつながっていきました。

ー その後、さらに規模の大きい「本店の店長」に抜擢されたわけですね。

本店の店長になることは、当初すごく不安でした。本店は、大人向けの製品とランドセルの両方を扱う複合店で、店内が大混雑する時期もあります。しかし、徐々に「自分が引っ張っていく立場なのだ」という気持ちが芽生えていき、いろんな施策を提案していきました。

一番大きかった施策は、店舗の業務マニュアルの刷新です。当時は、昔につくられたものが更新されずに残っていて、現状と合わない部分がたくさんありました。また、紙のマニュアルだったので、日々変わっていく業務を更新するのが難しかったのです。

そこで、Googleスライドでマニュアルを作成して、みんながいつでも編集できる状態にしました。それにより、紙の重いマニュアルを持ち歩く必要もなくなり、店舗のiPadで伝えられるようになりました。

他にも、土屋鞄の接客クオリティを客観的に測るために、覆面調査を行う「ミステリーショッパー」というサービスを導入しました。今振り返っても、店長業務は、やりたいことを提案して、実現させてもらってばかりだったと思います。

これは土屋鞄の良いところですが、提案したら、その姿勢を買ってくれます。「ぜひやってください」「ここはもうちょっと検討が必要ですね」と、熱意を汲んでくれる上司が多い。そういう風に、さまざまな取り組みを進める中で、複数の店舗を見ていきたいという気持ちが膨らんでいき、希望を出して、エリアマネージャーになりました。

人が増え、店舗拡大のタイミング。謙虚さはここでは要らない

ー エリアマネージャーになった今、やりがいは何でしょうか。

いろんな店舗のスタッフとコミュニケーションしながら、「どうすれば、もっと良い方向に向かえるのか」を試行錯誤できるのは、本当に楽しいですね。提案できる環境、実行できる環境があり、やりがいを感じられています。

土屋鞄は、会社としての歴史は長いのですが、お店を出してからは、まだ15年間ほど。確立している部分もあるけど、改善すべきところは崩していい。硬直性はまったくない。出店は、今後も続いていきますし、フレッシュな組織です。

ー 今後の目標を聞かせてください。

「ここで自分が貢献できることは何だろう」と考えると、今まで店舗で働いた経験を生かして、スタッフのみんなが働きやすい環境をつくることだと思っています。縁があって一緒に働いているスタッフとは、願わくばずっと一緒に働きたい。今、統括している8店舗をしっかり統括できるエリアマネージャーになりたいですね。

また、接客や売り上げについても、店長たちと協力して改善を進めていきたいです。必要に応じて、システムや制度を変えて、新しいものも導入していくつもりです。一つひとつの行動が、最終的にはお客さまにつながると思っています。

土屋鞄は、「石橋を叩いて結局渡れない人」ではなく、「懸念事項はあっても、とりあえず前向きに考えて進められる人」が、とても合う環境。一番悲しいのは「自分なんて」と、自分を卑下したり、不必要な謙虚さを持つことです。それは、ここでは要らない。積極的に改善していける人にとって、とても楽しい環境だと思います。そういう人たちとこれからもっと一緒に働いていけたらいいなと思います。

株式会社土屋鞄製造所では一緒に働く仲間を募集しています
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