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プログラミングで、世界に届くサービスを|CTO竹島にインタビュー!

TRYETINGの間瀬です。

Tryetinger's Blogでは、TRYETINGのメンバーや活動の様子をお届けしていきます。今回は、取締役副社長兼CTOの竹島が登場!竹島の製品・サービス作りに対する思いや弊社エンジニアチームの組織・開発体制など、様々な話を聞き出しました。

竹島亮|プロフィール

株式会社トライエッティング 取締役兼副社長CTO(最高技術責任者)
1988年生まれ、愛知県出身。名古屋大学大学院情報科学研究科博士課程後期課程満期退学。2013年ー2016年文部科学省リーディング大学院プログラム「実世界データ循環学」におけるラボのほぼ全てのシステム開発を一手に行った。アカデミックでは「ミーティングにおけるアイデアの保存・構造化手法」ついて取り組む傍ら、IBMとの産学連携プロジェクトなどにも参画。2016年、機械学習応用WEBアプリケーション開発を目的として、代表の長江とともに(株)トライエッティングを設立、取締役副社長兼CTO(最高技術責任者)に就任。

未来の「当たり前」を、今日つくる

ー まずは、自己紹介をお願いします。

TRYETING CTOの竹島です。

AIやWebサービスの開発、および社内のエンジニアのマネジメントをしています。
創業当初はほとんど僕1人でプログラムを書いていたのですが、メンバーが揃ってきてからはマネジメントが主になっていますね。僕自身は、もっとプログラムを書きたいなと思っているのですが(笑)。

ー プログラミングはいつ頃から好きになったのでしょうか?

そうですね。初めてプログラミングと出会ったのは、小学生の頃でした。

材料費や特別な道具を必要とせず、開発環境さえあればプログラムを作成できること、また、物理的な制約を超えて世界中にアクセス、アプローチできることにとても魅力を感じていました。

それから親のPCを借りて様々なプログラムを作っていくうちに、どんどんプログラミングが好きになっていきましたね。

ー CEOの長江と出会ってTRYETINGの創業を決意されたそうですが、大学院修了後はどこかの企業でエンジニアとして働く予定でしたか?

自分の成果が会社の業績として目に見えてわかるほうが自分に合っていると考えていたので、中小企業に就職するか、新しく会社を作るかの2つが選択肢としてありました。社員数があまり多くない企業のほうが、自分1人が会社の業績に与えられる影響が大きいですからね。

当初は、中小企業で働きながら経営を学んで、タイミングが来たら起業しようと考えていました。僕は人前で話すことがあまり得意ではないので、起業をする時には営業が上手なメンバーがいたら良いなと考えていた時に、大学院のプログラムで長江と出会ったのです。

長江は営業もでき、作りたいサービスのビジョンもあったので、「これがタイミングだ」と思い一緒に起業することを決めました。

ー 長江の持っていた思いにも共感して起業を決意したのでしょうか?

思いが完全に一致したというよりも、「パズルのピースがはまった」という感覚が近いですね。

これは僕がプログラミングを好きな理由にも関わってきますが、プログラミングで世界にタッチしたかったんです。現在のスマートフォンのように、世界で「当たり前」になるようなモノを、自分が作りたいと考えていました。
ただ、「何を作るか」は何でも良かったんです。どんなモノを作るのかは問わず、とにかく「当たり前になるモノを作りたい」という思いが強くありました。

それで、それまで漠然としていた「何を作るか」というところに、長江の考えていたモノがぴったりと合わさり、起業の決意に至りました。

ー 現在はUMWELTやHRBESTなどのサービスを開発していますが、軸にしている考え方や大切にしていることはありますか?

製品を作る上で大切にしていることは、保守性を上げることですね。

弊社はWebサービスを作っている会社なので、お客様の要望などをもとに機能を追加したり方向性を変えたりすることがあります。なるべく変更しやすく柔軟に対応できるよう開発を進め、より使いやすいサービスづくりを目指しています。

ー これからどのような製品を作っていきたいと考えていますか?

やはり、世の中に広まるような製品を作りたいと考えています。ただ、スマートフォンのように目に見えて広がりがわかる製品であるかどうかは重視していません。
ある会社のサービスの中で動いているAIが実は弊社のUMWELTである、また別の会社のサービスの裏でも弊社の製品が使われている……そんなことが実現できると良いなと思っています。

「プログラミングが好き!」な人が集まる、エンジニアチーム

ー 現在どのようなエンジニア組織、開発体制になっていますか?

エンジニアチームは、「アルゴリズムチーム」と「インフラチーム」の2つのチームに分かれています。

アルゴリズムチームはAIのコアとなる部分を開発しており、インフラチームはUMWELTをはじめとするAIを提供するWebサービスを作っています。

開発の流れとしては、まずカスタマーサクセスやセールスが持ってきたお客様からの要望や、社内の各チームからの要望を吸い上げて方針を決め、タスク化します。その後、毎日夕方に開催しているエンジニアチームで、誰がどのタスクを担当するのかを決定しています。

アルゴリズムチームは2人のみなので、誰がどんなタスクを担当するかはしっかりと決まっていますね。一方、インフラチームはそれぞれメインの担当サービスを持ちつつ、すべてのサービスを横断的に開発しています。

ー エンジニアチームにはどのような人が多いですか?

そうですね……プログラミングが好きであることが共通している以外は、皆それぞれの個性を持っているのではないかと思います。

例えば、現在は出社か在宅かを社員自身が自由に選択できるのですが、エンジニアチームの中でも、ずっと出社しているメンバーもいれば、全く出社しないメンバーもいます。
僕は家からあまり出ないほうなので、もし自分が従業員なら出社しない派ですね(笑)。そういう時に皆の個性を感じます。

ー どんな人と一緒に働きたいとお考えですか?

「プログラミングが好きな人」と働きたいと思っています。

プログラミングでは、実現したい目標に対するアプローチは何通りも想定されます。例えば、「1から5までの数字を表示しなさい」と言われた時に、表示したいすべての数字を手打ちで羅列させるというアプローチや、for文で繰り返して表示するというアプローチなどが考えられる、というようなイメージです。

前者のやり方を選択してもやりたいことは達成できますが、それで完成としてしまうと、「表示する数字を1から5000まで増やしたい」と思った時に行き詰まってしまいます。5000まで1つ1つ書くわけにはいきませんからね。

無理矢理作ってしまおうと思えば、プログラムは組めるかもしれません。けれど、質の高いプログラムを作るためには、想定される複数のアプローチの中から、効率や保守性などを考慮し最適なものを選択するということが重要になってきます。

「プログラミングが好きな人」は、様々なアプローチの知識や経験があり、また、「具体的な書き方はわからないけれど、こういうことができるのでは?」というような直感力が高いことから、最適なアプローチの選択にとても強いと考えています。「何か面白いモノを作ってみよう」と思って試行錯誤する過程で得られる知識や経験、直感は、仕事で得られるものよりもはるかに大きいですからね。

プライベートでも趣味でプログラミングをしてしまうような、モノづくりやプログラミングに対する探究心のある方が来てくれたら嬉しいなと思っています。

ー TRYETINGに興味を持っている方、特にエンジニア職へのご応募・ご入社をお考えの方へ一言お願いします。

現在、新しいサービスを作ったり、稼働中のサービスに大きく手を加えたりしており、Webサービスの開発・保守に全体的に関われる良い時期かと思います。

やってみたい、興味があるという方、そして、プログラミングが好きな方はぜひ応募してほしいなと思っています!

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