1
/
5

Wantedlyは、270万人が利用する国内最大のビジネスSNSです

This page is intended for users in Japan. Go to the page for users in United States.

最後の決め手は、CTOと一致した「設計思想」だったフルスタックエンジニアの「次の10年も挑戦する」転職とは〜フルスタックエンジニア・保屋野透のTRUSTDOCK転職インタビュー(前編)〜

TRUSTDOCKに4人目のエンジニアとして、保屋野透(ほやのとおる)が入社しました。入社してまだ3ヶ月ですが、フルスタックエンジニアとして、新機能の設計・開発・DevOpsだけではなく、開発チーム自体のプロセス改善の提案、実施等も行っています。

保屋野はこれまでの5社のスタートアップの経験からビジネスロジックの設計・実装に強みを持ち、プロダクト開発をリードする立場での経験を積んできました。

そんな保屋野は「これまでの10年も挑戦の連続だった。だから、次の10年はさらに上のレベルの挑戦ができるエンジニアになる」ために、転職活動を開始していました。しかし、TRUSTDOCKへの入社の決め手は「設計思想が一致して、このひとたちと働きたいと思ったんですよ」と話します。その詳細と理由をインタビューで明らかにします。

スタートアップへの転職を検討しているエンジニアの方に、スタートアップの採用現場の事例として参考にしていただければ幸いです。

株式会社TRUSTDOCK フルスタックエンジニア 保屋野 透

ピクスタ株式会社にて、WEBアプリのリプレースやデータ分析システム・検索システムを実装。株式会社クラウドワークスへ転職後は、決済機能の開発リーダーとして、アーキテクチャ設計やチームビルディング等でプロジェクトメンバーを牽引するほか、DevOpsとしてインフラ管理のコード化に携わった。OLTA株式会社ではフルスタックエンジニアとして、ファクタリング事業(Fintech)のプロダクトのアプリケーション開発をリードした。さらに、ユースケースの洗い出しやドメインモデリング等、プロダクトとしての要件定義や設計にも携わった。
2020年5月に株式会社TRUSTDOCKにフルスタックエンジニアとして入社。CTOの荘野、COOの菊池と共にデプロイ作業やコードレビュー、プロダクトの修正や新機能の設計を行う。また、新機能の設計・開発・DevOpsだけではなく、開発チーム自体のプロセス改善の提案、実施を担っている。


転職先の基準は「次の10年も挑戦できるエンジニアになれる環境があるかどうか」

――保屋野さんはフロントエンド、バックエンド、そしてリーダー経験とキャリアを積み重ねてきました。フルスタックエンジニアとしてはほぼ全てのレイヤーを経験されている、かつ、TRUSTDOCKで4社目となりますが、今回の転職の基準はどうお考えでしたか?

保屋野:実は最初は何社も受けていて、でも自分にぴったりくるところがなくて、フリーランスになろうとも思っていたんです。

――きっと企業によってはCTOポジションでのオファーもあったと思うんですが、それでもしっくりくる企業とは出会えなかったんですか?

保屋野:組織として大きすぎると役割が相対的に小さくなったり、小さすぎると逆にマーケットやビジネスが見えないといった課題があり、迷っていました。だから私は、エンジニアとして「次の10年もさらにハードルの高い挑戦ができるスキルや経験を得られるような環境を」探していました。

――それだけの経験があると、「次の10年も挑戦できる」は全く問題なさそうですよね。どういう危機感や問題意識を持っていたんですか?

保屋野:そうですね。「10年後も活躍しているエンジニアの条件とは何か」を考えていたんです。その結果、エンジニアとして積める経験はある程度やり切った感覚がありました。だから、技術が重要なプロダクト中心のビジネスをやっている、かつ伸びている会社で、ビジネスに関与できる割合が大きいポジションで、プロダクト開発ができる環境を探していたんです。それが私にとっての「10年後も食っていけるエンジニア」の中身です。

――エンジニアもビジネス領域での経験が必要なんですね。

保屋野:具体的には「どういった事業をどのように進めていくのか」を考えながら開発できる環境です。だから、私の今回の転職活動で探していた会社には特徴あります。これから会社が立ち上がっていくフェーズのスタートアップであったり、0から事業を立ち上げる余白のある会社です。

――2つの特徴には「事業がはじまる」要素が共通しています。

保屋野:これまで5社でエンジニアとして従事する中で、小規模の会社で積める経験には共通点がありそうだと感じています。それは「相対的にメンバー一人ひとりのアウトプットが会社、事業、チームに与える影響が大きい」点です。これに伴って、メンバーは様々なことを学んで仕事の質を上げることと、スピードを維持することを両立させる必要があります。

――スタートアップの環境では、質とスピードの向上の両方が求められるんですね。

保屋野:私には最適な環境です。これからはじまるフェーズの会社だと「どういった組織にして」、「どのように仕事をするのか」というそもそもの部分から関われる事も多いです。組織や仕組みづくりのトライアンドエラーに参加できるんですよ。これが私が特にこれから経験したいことですね。「10年後も活躍するエンジニアに必要なビジネス領域」が、TRUSTDOCKにはあると判断しました。


面接らしくなかった。だからこのひとたちと働きたいと思った

保屋野:すいません。先ほど会社選びの軸を「次の10年を自分の力で食べていけるスキルや経験を得られるような環境」と話しました。でも、TRUSTDOCKに入社した最後のひと押し、実は違うところにあるんです。

――選考をする中で変化があったのでしょうか?

保屋野:そうです。もちろんTRUSTDOCKで働いてみて、「10年後も活躍できるためのスキルを研さんする場がある」と今も感じています。でも、TRUSTDOCKのカジュアル面談や面接を重ねていく中で、気持ちに変化が生じました。TRUSTDOCKへJOINを決めた最後の一押しは「自分が熱中して楽しく開発できそうな環境に身を置いてみたい」という気持ちだったんです。

――TRUSTDOCKのひとの影響が大きかったということでしょうか?

保屋野:大きかったですね。入社前に想定していたことが、入社後に営業動向などをする中でよりはっきりと認識できるようになりました。TRUSTDOCKで働く本質的な魅力は、APIを組み合わせて利用することができる自由度だと思うんです。この自由を実現するために、何度も設計と実装を繰り返した跡が見て取れました。

――カジュアル面談はCOOの菊池が担当していますね。どんな雰囲気でしたか?

保屋野:「プロダクト開発への熱意」を感じました。TRUSTDOCKがどんな事業を推進していて、どんなプロダクトをつくっているか、これからどうしたいかを説明してくれました。さらには、「いま開発で困っていること」まで包み隠さず話してくれました。その姿勢から「プロダクト開発への熱意」を感じることができたんです。

――印象に残っている話はありますか?

保屋野:菊池の「使われないものはつくりたくない」の一言ですね。過去にいくつものプロダクトをつくる中で苦い経験もしてきたからこその言葉なんじゃないかと思っています。「色々つくたいものはある。でも、使われる場面を考えずに作ると、せっかく作ったものが無駄になってしまう。作った人が使われずに悲しい思いをすることは絶対に避けたいから、プロダクトのありかたを考え抜いてから実装する」という実体験に基づいたセリフだったと解釈しています。

――CTOの荘野との面談はいかがでしたか?

保屋野:企業が個人を見極めるという意味の「面接」らしさがありませんでした。実際のコードを読みながら「どうすればアプリが良くなるのか」をテーマに意見交換をずっとしていたんですよね。その会話の端々にプロダクト開発に対する熱意が宿っていました。


――以前菊池が「TRUSTDOCKの面接は、お互いのスキルと思想のマッチを重視している」とインタビューで話していました。

保屋野:私も「お互いのスキルと思想のマッチ」を経験しました。エンジニアの面接というと、技術的な質問を多くされるパターンも少なくないですよね。

――スキルチェックだけの面接もあるそうですね。

保屋野:私も経験したことがあります。でもTRUSTDOCKとの面談では、スキルを見極めるための質問をされた記憶があまりないですね。会話メインでした。だから私は「このメンバーとプロダクト開発がしたい」という思いが強まったのかもしれません。

――当初の転職先の基準の「次の10年を自分の力で食べていけるスキルや経験を得られるような環境」から新しい思いが芽生えたんですね。

保屋野:それほどお互いが人柄を出し合うカジュアル面談と面接でしたね。


CTOと設計思想が一致した。これまでの経験が活かせるとわかった

――TRUSTDOCKの面接は「スキルと思想のマッチ」を重視していることがわかりました。この部分を保屋野さんがどう感じたかを具体的にお聞かせください。

保屋野:面接を重ねる中で「TRUSTDOCKの設計思想は自分の志向とマッチする」と感じました。具体的には「問題に対処するための方向性が似ていそうだ」と感じたんです。

――保屋野さんはどんな方向性で問題に対処するのでしょうか?

保屋野:まず私の経験を概観しますね。私はWebアプリかつ、RailsのようなMVCパターンのフレームワークで開発してきた経験が長いです。このパターンで開発を進めると、注意深く設計・実装を行わない限りは一部のクラスの責務が肥大化したりといった問題が発生します。

――プロダクトの規模が大きくなるにつれて複雑さが増して、取り扱いが難しい状態になってしまうことがあると聞きます。

保屋野:そうです。特にRubyやRailsならではの頻出する問題に対応するための個人的な思想があります。それは「まず第一に愚直に事業側の視点を持ってモデリングをする」です。そして、できる限り齟齬無く、ひと目見て分かりやすいコードにする事が重要と考えています。

――荘野はインタビューで「TRUSTDOCKのシステムが重視する指標は、効率化よりも標準化です」と話していました。

保屋野:本人確認をするために必須の事項を、TRUSTDOCKから顧客に発信するんですよね。その部分の設計思想の一致は大きかったように思います。私はRailsで標準化できるくらい解釈が揺れないコードをつくるには、Railsに沿いながら複雑さを軽減するための拡張をしていく事が一定必要だと考えています。

――荘野も近しいことを考えていそうです。

保屋野:私も面談を重ねる中でeKYCという領域に多くの複雑なロジックがあり、その中でどんな思想でTRUSTDOCKがプロダクトをつくってきたかを理解しました。「私も同意見です」という意味で共感する設計思想と、「もっとその考え方を知りたい」という好奇心が混ざり合って、「このひとたちと一緒に仕事をしてみたい」と思えました。
5月に入社して以来、一貫して共感と好奇心で刺激し合える環境で開発できています。

編集後記

保屋野が「このメンバーと一緒に働きたい」という相性の良さが転職の決め手になった背景には、カジュアル面談と面接の仕方があったようです。

「企業が候補者のスキルをチェックする」ではなく、「お互いのスキルと思想の相性を確かめる」対話が保屋野とTRUSTDOCKの縁を繋いでくれました。

後編では入社する前と後のギャップや、仕事を開始したからこそわかるスタートアップの内部についてインタビューします。そして、TRUSTDOCKを含めて6社のスタートアップ経験を持つ保屋野が、これからどんなキャリアを築きたいかも聞いてみます。

スタートアップの面接、スタートアップのエンジニアの性格が少しでも伝わっていれば嬉しく思います。

後編もお楽しみに!

【エンジニアインタビューはこちら】

◆「TRUSTDOCKを社会インフラにしたい」~新CTO・荘野が語るプロダクトファーストへの思い~
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/182837

◆完全リモートワークの行き着く先は「エンジニアの過集中」でした〜2種類のミーティングが作業効率と一体感を両立させる〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/223468

◆TRUSTDOCKはプロダクトファーストな考えが根付く少数精鋭チーム~女性エンジニアから見た社内は「プロダクトの成長」に時間を割いていた~
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/171710

◆フルスタックエンジニアへ一直線のキャリアが見えている〜フロントエンドエンジニア・TJ EppersonのTRUSTDOCK転職インタビュー(前編)〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/248162

◆JavaScriptとVue.jsの専門性の背景には、子供時代の独学プログラミング経験がある〜フロントエンドエンジニア・TJ EppersonのTRUSTDOCK転職インタビュー(後編)〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/248338

◆「開発環境は?どんなオフィス?」面談前に知りたいエンジニアQ&Aを公開します(2020年4月17日更新)
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/230733

◆スタートアップのエンジニア女性が選んだ「半育休」とは。仕事と育児の両立を目指して〜TRUSTDOCK女性エンジニア・坪井有花の育休インタビュー(前編)〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/241456

◆「冗長化」が家事・育児と仕事の両立の鍵でした。エンジニアの強みを生かした分担ノウハウが、家族の絆を深めてくれています〜TRUSTDOCK女性エンジニア・坪井有花の育休インタビュー(後編)〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/241537

【CEO千葉のインタビューはこちら】

◆「おサイフに身分証がいらない、デジタルアイデンティティの世界」をテクノロジーの力で実現する~株式会社TRUSTDOCK・CEO千葉が描く未来~(前編/事業領域編)
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/169473?source=related_posts

◆「おサイフに身分証がいらない、デジタルアイデンティティの世界」をテクノロジーの力で実現する~株式会社TRUSTDOCK・CEO千葉が描く未来~(後編/人・組織・採用編)
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/171404

◆画面の前のひとは本人なのか?〜オンライン取引・手続き、リモートワークの増加によって 「本人性の担保」はどの企業にとっても解決するべき課題になった〜 TRUSTDOCK CEO千葉孝浩ショートインタビュー
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/224936

◆「ピッチは優勝しなくても価値がある」。TRUSTDOCKのCEO千葉が語る「サービス成長にその場で繋げる」ピッチ戦略とは
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/182346

【ボードメンバーインタビューはこちら】

◆プロダクトマネージャーの最大の役割は「何をつくるか」〜プロダクトオーナー 、事業責任者へとキャリアップしていく経験、環境とは何か〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/206829

◆法律・政策のプロと「デジタル前提社会」をつくりたい〜TRUSTDOCKのCEO千葉と取締役・肥後が考えるGR(Goverment Relations)の役割とは〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/266465

◆チームで決めて、納得感のあるプロダクトを作る~TRUSTDOCKのチーム文化~
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/175303?source=related_posts


【メンバーインタビューはこちら】


◆TRUSTDOCKは世界スタートアップだ「本人確認」という世界の社会問題の解決を目指している
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/203412

◆テクノロジーの力で「人とサービスの関係」を変えたい〜世界のスタートアップ経験者が、TRUSTDOCKに参画した理由〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/204656

◆「プロダクトファースト」が浸透している〜根本には「共通のゴール」と家族を話せる「安心感」がある〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/204815

◆スタートアップには余白がある曖昧を楽しみ、仕組みは自分でつくれる〜スタートアップで活躍する必須条件とは〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/205337

◆CSは「クライアントに向き合い続ける」だけじゃないプロダクト開発にも貢献する役割を持つ〜CS、オペレーション担当・古山拓の仕事インタビュー〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/252300

◆大人スタートアップの面接に行ったら、ライフプランを質問されました〜CS、オペレーション担当・古山拓のTRUSTDOCK転職インタビュー(後編)〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/250193

◆「マーケット自体をつくりだす」存在をスタートアップと呼ぶ。セールス人材が転職前に知るべき2つの視点〜TRUSTDOCK セールスマネージャー・高橋 幸司の転職ケース〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/206772

◆「とりあえず会いましょう」営業は通用しない。顧客は「プロとしての意見」を求めている
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/209924


【TRUSTDOCKスペシャルインタビューはこちら】


◆スタートアップで活躍する人材のマインドセット〜STRIVE代表パートナー・堤達生さんが伝授する「15年経っても陳腐化しない経験」と「キャリアのリスクコントロール」とは〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/231491

◆社会インフラになるスタートアップはマチュアなチームであり、「山の登り方」を知っている〜STRIVE代表パートナー・堤達生さん、TRUSTDOCK・CEO千葉孝浩対談〜
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/231501

◆オンライン面談のみでテックリードクラスを複数採用!注目ベンチャー企業のwithコロナ時代に向けた採用術とは
https://offers.jp/media/interviews/company-interview/a_1757

◆KYC/本人確認を追求するTRUSTDOCKが、ドコモの本人確認アシストAPIを導入した理由
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/27/news002.html#utm_term=share_sp

◆今こそ考えたい「本人確認」の問題点。TRUSTDOCKが取り組む身分証のデジタル化とは
https://techable.jp/archives/133146

【TRUSTDOCK最新情報・プレスリリースはこちら】

株式会社TRUSTDOCKでは一緒に働く仲間を募集しています
11 いいね!
11 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
このストーリーが気になったら、直接話を聞きに行こう