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【CTO Message #1】学校・仕事・勉強が大嫌いだった私が、仕事を通じて見ることができた世界

Photo by Sean Pollock on Unsplash

筆者:田村 秀一(取締役/CTO)

学校、仕事、勉強、私は元々大嫌いでした。ずっと遊んでいたいし、寝ていたい。日が昇るまでゲームしたり、漫画やアニメを一気に見たい。そして夕方まで寝たい。(実際それで大学を留年してます…)
しかし、もしも今、働かなくても良いくらいのお金があったとき、自分は仕事をやめるだろうか、と考えてみると結論やめないような気がしています。

仕事を通してでなければ知ることができなかった世の中の仕組みや人とのコミュニケーションの取り方、仕事を通してでなければ体験できなかった成功や失敗、それらが今の私の人生を豊かにしてくれているんだと思えるからです。

これからもきっと、大変なことも、楽しいことも待っているんだろうな、と思えるからです。私は天才ではないですし、どちらにしろ今はまだ遊んで暮らせるようなお金持ちでもありません。神から与えられた強運の持ち主でもなければ、チートスキルLv99でもありませんし、死んだらリスタートできません。だから努力はせねばならないのですが、努力は苦手です。

昨年TOEICの問題集を買うだけ買いましたが一問もできていません。私は仕事でわからないことや行き詰まったようなことがない限り自発的に勉強ができなかったのです。その代わり、仕事に関してだけはこだわりを持って知識を積むことができました。

どんな業務でも全てを把握できている、ということはなく、一つ調べればまたいくつかの不明が生じ、一つ課題をクリアすればまたいくつかの問題が生じて、それを延々と続けてきた結果が今の知識と経験です。

そしてきっと、この先もこれを続けていくのだと思います。

イヤイヤやっても、楽しくやっても、寝ていても、遊んでいても、寿命というバケツの水を等しく使います。

お金は重要ですが、お金のためだけに「つまらない」と感じながら時間を切り売りするのはもったいないと思いませんか。どうせなら「楽しもう」「経験しよう」と思ったほうがおトクだと思いませんか。人それぞれ"仕事"や"勉強"というものに対する考え方があり、強制するつもりはありませんが、私はそう思っています。

できなかったことができるようになる。

できた数も、できた質も、前の自分より成長していれば十分です。                 

憧れや目標を持つのはいいことですが、他人と比較して自分を卑下する必要もありません。仕事ですから、一時的には辛いときも必ずあります。楽しもう!と思ったところでそんな簡単に楽しめないのは良く知っています。乗り越えるべき"一時"が一日のときもあれば一ヶ月のときもあり、一年なんてこともあるでしょう。辛いことのあとに必ず良いことがあるなんてことは言いませんが、ただそれを乗り越えたとき、もしくは戦略的撤退をできたときはいつの日か「あの経験も悪くはなかったな」と思う日が来るはずです。

人間万事塞翁が馬

未来は予測できても予知はできません。いつどこで経験したことが、いつどこでどんな風に役に立つかもわからない。非効率を体験した上で効率を知る、ということが大事だったりもします。

Triggerで働く社員には、刹那の幸不幸のみに囚われず、"仕事"は自分の人生を豊かにするものでもあるのだ、という感覚を持って日々成長していただきたいと心から思います。

私も40歳のおじさんですので、おじさんの武勇伝というヤバいジャンルの話が聞きたい方は是非お話しましょう。

心を燃やせ!(言いたいだけ)

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