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経験者自ら語る「美容整形の本当の価値」と「選択の自由」

(左:のんのん、右:堀尾さん)

淺野です。トリビューに関わり始めて2ヶ月が経過し、ようやく社内でのポジションが確立されてきました。そう、「いじられ役」というポジションをね。

さて、今回はトリビューの公式YouTube動画に出演する堀尾さんに話を伺いました。

もともと学生時代にインターンとしてトリビューに関わり始めた堀尾さんがどのような経緯で正社員になったのか、今後トリビューでどのような仕事をしていきたいのかなど、普段は聞くことができない話をたっぷりと紹介します。

漫画の影響を受け過ぎた人生

ーー僕はトリビューにジョインして2ヶ月以上が経ちましたが、堀尾さんってなかなかプライベートについて自分から話してくれないので、この機会にいろいろ教えていただけると嬉しいです。

たしかに自分のことを話すのは苦手なんですが、今日はよろしくお願いします。(笑)

ーーさっそくいろいろ質問させて欲しいんですが、堀尾さんって出身はどちらでしたっけ? それすらはっきりと知らなくて。

静岡県の浜松です。今では全国的にも知名度が上がってきたハンバーグの名店「さわやか」には家族でよく行っていました。私が小さい頃は「外食といえば『さわやか』」くらい生活に浸透してたんですよね。

ーー「さわやか」は僕も大好きで、家族揃って食べに行けるのはうらやましいです。勝手なイメージですけど、堀尾さんって家族の仲が良さそう。

その通りで、実家は大好きだし仲は良いと思います。でも昔は親のしつけがめちゃめちゃ厳しかったんですよね。小学生の頃は学習塾だけじゃなくて、ピアノや絵画、習字、あと英語も習ってました。ほぼ毎日なにかしらの習い事をしてたんです。
当時は優等生キャラで、小学生の時は学級委員を務めたり、ピアノの伴奏も任されていました。たぶん、先生に気に入られたかったんですよね。
そんな風に過ごしていたので、勉強でも困ったことは特に無かったですし、絵画や習字では賞を獲ることもありました。


ーーまさに優等生そのものじゃないですか。でも真面目に仕事に取り組む普段の堀尾さんの姿を見ているので、「言われてみれば確かに…」という感じがします。

でも、実は中学生になってから徐々にグレ始めたんですよね。(笑)

ーー堀尾さんも? トリビューの女性メンバーって、みんな中高生時代にグレてないですか?(笑)

たしかに……。私は中学受験をして中高一貫の女子校に進学したのですが、原田さんほどじゃないけど校則は破りまくってました。
それでも、中学3年生の頃は生徒会にも入ったんですよ。グレてたけど学校は好きだったので毎日楽しく通ってました。あと小さい頃から負けず嫌いな性格ではあったので、高校生になる頃から徐々に勉強も再開して、大学受験に向けて備えていました。

(左:ちろたん、右:高校時代の堀尾さん)

ーー大学はどちらに?(ちろたんって誰…)

昔から少女漫画をよく読んでいたんですが、高校生の時に「ハチミツとクローバー(※)」の影響を受けて普通の大学に行きたくなくなって、美大を受験することにしました。
(※ハチミツとクローバー・・・羽海野チカ原作の、美大を舞台にした恋愛物語)

ーー受験の結果はいかがでしたか?

もともと国公立の美大に行きたかったんですが、結局落ちてしまって、でも多摩美術大学と武蔵野美術大学には合格できました。これも実は漫画の影響なんですが、映画版の「NANA(※)」で多摩美が出てたことが決め手になって、多摩美を選びました。
(※NANA・・・矢沢あい原作の恋愛物語)

整形とキャバクラ、そして優秀作品に選ばれた卒業制作。

ーーめちゃめちゃ漫画の影響受けてるじゃないですか。大学進学後はどのように過ごしていましたか?

トリビューの公式YouTubeチャンネルで私自身が美容整形を経験していることを話していますが、整形をしたいと思い始めたのは高校生の時で、当時ずっと片思いをしてる人が居たんですよね。その時に「可愛い子はモテる」ということに気付いたんです。
それで、「可愛くないとシンデレラにはなれないんだな」って思うようになって、高校生の頃から地道に貯めたお金を使って、上京後に二重整形の手術を受けました。
でも結局、それだけではシンデレラにはなれなかったんですよ。そしたら「もっと可愛くなりたい」と思うようになって、キャバクラで働いてお金を貯めては整形手術を受けるというサイクルを繰り返すようになりました。


ーー美大に通いながら夜の仕事もして、さらに整形をするとなると体力的にキツかったのでは?

たしかに、美大に通ったことがある人なら分かると思いますが、美大って課題の量がとにかく多いんですよね。でももともと負けず嫌いだし、どうしても単位は落としたくなくて、課題が忙しい時はキャバクラを半年ほど休んだこともありました。優先順位はちゃんと決めてたんです。
それで結局キャバクラは大学1〜3年生くらいまで続けて、4年生の頃は卒業制作に集中しました。

ーー卒業制作はどのような作品を?

それまでの課題は学校側からテーマを決められていたんですが、卒業制作は自分でテーマを決めて良かったので、大好きな小説家の一人である谷崎潤一郎を題材にした作品に取り組むことにしました。谷崎潤一郎の要素をとことん追求した「谷崎文学から見る「耽美さ」の探求」という本を自分で作ったんです。この本は細部までこだわりたくて、日本橋まで高級な紙を買いに行って、谷崎が生きていた当時の特殊な本のサイズに合わせて製本しました。
その結果、優秀賞に選ばれて、大学のWebサイトにも掲載されました


ーーそれはすごいですね。ちなみに、どうして谷崎作品を題材にしたのでしょうか。

私は耽美的なものが好きで、まず「どうせ自由につくれるならエロい卒業制作にしたい」という気持ちが前提としてありました。谷崎作品には耽美的な要素が詰め込まれていて、そこに美しさを感じていたんです。

ーーお恥ずかしながら、僕は谷崎潤一郎の作品をひとつも読んだ記憶がないんですよね。

谷崎作品は、話の中に美女が出てきて、その美女に男が翻弄される話が多いんです。たぶん昔からきれいな女性に憧れを抱きがちだったので、そういう作品に魅力を感じていたんだと思います。「美しさですべてを手に入れる」みたいな。

ーー谷崎作品を少し読みたくなってきました。ところで、そもそもどうしてそこまで卒業制作に取り組むことができたのでしょうか?

教授のことがめちゃめちゃ好きだったんですよね。色気があってかっこよくて。だからその教授に気に入られたくて頑張ってました。他の教授の意見を全て無視して、その教授の意見だけを聞くようにしていました。

ーーもしかして、「気になる男性に振り向いて欲しい」というのが堀尾さんのモチベーションに繋がっているのでは?

そうかもしれないですね。(笑)
先ほどもお伝えしたように、私は大学生の頃から少しずつ整形をしていて、実はずっと好きだった方と付き合うこともできました。それからは整形への熱は落ち着いたんですが、その方とは結局数年後に別れてしまって、それがきっかけで整形欲が再開しました。「今の自分の顔はもう好きじゃなくなってしまったのかな? 顔を変えたらまた好きになってくれるかな?」って。ここまでくると、もう執念ですよね。(笑)


ーー堀尾さんって、欲しいものを手に入れるための意欲が高いですよね。「これ」って決めたら、それを手に入れるまであらゆる手段を講じて戦うようなイメージ。

妥協が嫌いなんですよね。妥協をしている自分がいやになるというか。そういう意味では、こだわりは強い方だと思います。でも人に強く意見を言うのは苦手で、たまに溜め込んでしまうこともあります。「相手から気に入られたい」ということを常に考えてしまうんですよね。

デザイナーからカスタマーサポートを経てYouTuberに?

ーー大学卒業後はなにをされていたのでしょうか?

実は就活をしてなかったんですよ。卒業制作に本気を出しすぎてしまって。
ただ、なにかやらなきゃと思った時期もあって、インフルエンサーキャスティングや動画制作を行う会社で4年生の夏ごろからインターンを始めました。でもやっぱり卒業制作に時間を割きたくなって、そこではほとんど仕事の経験を積むことができませんでした。

ーーそこからどのような流れでトリビューにジョインすることになったのか気になります。

就活をしていなかったので、卒業制作が終わってひと段落した時に「卒業した後どうしようか」とようやく考え始めました。その時、なんとなくWantedlyで「整形」って調べてみたんです。たぶん自分が興味のある分野じゃないとモチベーションが続かないと思って。そこで見つかったのがトリビューだったんですよね。
そのあとに代表の毛(もう)さんと会いました。その時の記憶といえば、「なんてきれいな女性なんだ」ということくらいで、毛さんがとにかくきれいで可愛かったことしか覚えていません。(笑)

ーーわかります。

正直にいうと、そこで同じ女性としての魅力を毛さんに感じたことが決め手になって、トリビューで働きたいと思うようになりました。それで、まずはインターンとしてデザイナーの業務から始めることが決まったんです。
毛さんはとにかくめちゃめちゃ可愛くて、人を惹きつける能力も高いと思います。仕事をしていると毛さんとバチバチすることもゼロではないんですが、毛さんって怒ってても可愛いんですよね。ついつい顔に見とれちゃって、だから悪い気分にはならないんです。(笑)

ーーそこからどのタイミングで正社員に?

トリビューに関わり始めた頃はできることがなにもなかったんですが、そこから徐々にできることが増えてきて、2019年の頭から正社員になりました。
きっかけは毛さんから「正社員にならないか?」と声をかけてもらったことなんですが、実はその時も話の内容がほとんど頭に入ってこなくて、「毛さんかわいいな……」って思いながら話にうなずいていたら正社員になることが決まっていました。(笑)


ーー当時はデザイナーということでしたが、今は他にもさまざまな業務に携わっていますよね。

現在トリビューの中で使われているアイコン画像は私がデザインしていますし、やりがいもあったんですが、デザイン以外の仕事もやりたくてCS(カスタマーサポート)にも関わることになりました。
他にも、とにかく自分でやれることをやるしかないと思って、美容整形経験者の座談会を企画することにしました。そのイベントの記事も自分で書いたんですよ。
周りは仕事ができる人ばかりだったし、ただでさえ少ない人数で組織されていた会社だったので上司という上司も居なかったし、試行錯誤の繰り返しでした。

ーー最近ではYouTube動画への出演がメインになってきてますよね。

今はトリビュー公式のYouTube動画への出演が業務の比重としては増えてきましたが、そのほかにも引き続きCS業務を担当したり、トリビューの中で公開されるコラムコンテンツの運用にも関わっています。
美容整形経験者ならではの視点で、トリビューをご利用いただいている方々がさらにトリビューを好きになってもらえるように取り組んでいきたいです。

トリビューは、相手の気持ちに寄り添えるかどうかが重要な会社。

ーー堀尾さんが関わり始めた当初から現在まででトリビューのメンバーは倍以上になりましたが、会社の印象や雰囲気は変わりましたか?

CEOの毛さん、CTOの小尾さん、そしてエンジニアの村田さんと鈴木さんが当時のメンバーで、そこに私が加わった形になりますが、当時と今とでは会社の印象はかなり変わったと思います。
当時はエンジニアの比率が多かったので黙々と仕事をする雰囲気でしたし、自分から誰かに話しかけるような人も居ませんでした。
でも今は人数も増えて、いろんなタイプの人が関わるようになって賑やかになってきたと思います。私と年齢が近いメンバーも入ってきてくれて、お互いに刺激し合いながら楽しく仕事ができています。

ーー今後はどのような人と一緒に働きたいですか?

個人的な要望になってしまいますが、私は言われたことを引きずるタイプなので、人の気持ちを考えて発言ができる人とは働きやすいです。もちろん仕事において変な遠慮はいらないんですが、でもこれはトリビューで仕事をする上でも大切なことではないかと考えています。
整形している人はコンプレックスを抱いていることが多いので、その気持ちに寄り添える人の方が「トリビュー」というサービスの魅力をもっと高めるためには必要な存在になれるのではないでしょうか。

(左:のんのん、右:堀尾さん)

ーー美容整形はまだまだ日本ではネガティブなイメージを持たれることが多いですが、堀尾さんはどのように考えていますか?

私はもともと写真を撮られるのが本当に苦手で、昔の写真ってほとんど残ってないんですが、整形をしてから写真を撮られることに抵抗がなくなってきたのは事実です。美容整形って見た目をきれいにするだけじゃなくて、それによって中身も変えることができるんですよね。一緒にYouTubeに出演しているトリビューメンバーの「のんのん」も、美容整形によって性格が明るくなった一人です。

気持ちを前向きにできるのは美容整形のいいところだと思うので、これからも「自信を持てる時間を最大化し、人生の幸福度をあげる。」というトリビューのコンセプトを形にするために、自分に自信を持たせる手段の一つとして「美容整形」を選択肢に含める人を増やしていければと思います。

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