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【経営メンバーのコラム#01】とある新卒面接官の頭の中/執行役員・郭 翔愛

こんにちは!HR戦略室の横田です。

今回は、トレンダーズの執行役員、郭によるコラムをご紹介したいと思います。

「面接ってどんなスタンスでのぞんだらいいの?」
「面接官にどう自分をアピールしたらいいの?」
「面接官はどこを見ているの?評価のポイントは何?」

…と、もやもやしている学生の皆さん、
インターンや就活の面接にのぞむ際に、ぜひ参考にしてみてください!

「とある新卒面接官の頭の中」

先日久しぶりに新卒採用面接を担当しました。
新卒で入った総合商社で3年、トレンダーズに入ってからも10年ほど新卒採用面接官をしていたので、面接官の一人として頭の中をまとめてみました。

目次:
1.面接のゴール設定
2.面接官がもつモノサシ
3.なにを<<なぜ

1.面接のゴール設定


面接の場に入る前に描いているゴールがズレている方が少なからずいます。
ここはシンプルです。
「準備してきたもの、自分の過去、をこれだけ語れた!」ではなく、
「面接官に自分を沢山知ってもらえた!」をゴールとする。

面接はプレゼンの場ではなく、知ってもらう場。
自身の就活を振り返っても、沢山話せたときは自己満足感はあるのですが肝心の通過連絡が来ず、イマイチ話し足り無かった(けど色々聞かれはしたかな)という時に選考通過していることが多かったです。

2.面接官が持つモノサシ


普段なら当たり前に感じていることも、「面接」という特殊な場で見えなくなりがちな事があります。

それが、ほとんどの面接官が会社(人事部)から、
「●次選考では、このポイントを見て下さい」
と言われているというアタリマエの事実です。

その3つか4つかのモノサシ(採用基準)を学生の方は知る事が出来ません。

上記のゴール設定はここにも繋がりますが、
面接時間の8割しゃべりつづけられ、なんか良さそうな方なのに面接官がモノサシで測りたい基準が「測定不能」の為、やむなく不合格にするケースも一定の割合で発生します。(面接官は聞けていないことを考課表に書けないので)

逆に相手が発する質問の多くは、このモノサシ(基準)に収れんします。
面接官が話す・質問する時間は、手元のモノサシで測る時間なので、そこを意識し測定不能にならないようにしましょう。

3.何を<<なぜ


1.2.と比べると優先順位は下がりますが、
逆にプラス評価を獲得できる可能性があるポイントです。

面接官が知りたいことは、「過去」ではなく「未来」。

「この会社に入ったらどんな活躍をするだろう?」
「自分の部下に入ったらどこで活躍するだろう?」
という未来が面接官が知りたいことです。

未来なんてどうやって伝えるの?って思いますよね。

・沢山の選択肢がある中、なぜそれを選んだのか(判断基準)
・どういう環境・条件だと燃えるタイプなのか(性格)
・何に優先順位の重きを置いているのか(価値観)

などが上手く伝えられると、相手に「未来」をイメージさせ易くなります。

今振り返っても就活の面接は大変で、プレッシャーも強い特殊な場でしたが、そんな中で頑張っている就活生の皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。

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